モミジイチゴの地下茎の除去

今年も『モミジイチゴ』は花を沢山咲かせてくれたのですが、結実はしてくれませんでした。
しょんぼりしながら大きく育ったモミジイチゴを見ていた所、茎の3分の1が植木鉢では無く植木鉢側の地面から伸びている事に気付きました。

そうです。モミジイチゴも他のキイチゴ類と同様、地下茎で増えるタイプだったのです。
いつの間にやら底から根が伸びて土の地面に根を張り、地下茎から芽が出てきたのでした。

トゲが厄介なので鉢植え管理にしていたのですが、鉢以外で育っては意味がありません。
今のうちに除去する事にしました。

除去した地下茎と地上茎です。
完全に地下茎を取りきれたかは微妙な所なので、新芽(=地下茎の残り)を発見次第、取り除いていこうと思います。
また、鉢植えはコンクリートやレンガの上など、根が張らない場所に置いて管理する事にしました。

続いては地下茎の拡大写真です。

横からひょろひょろと伸びてるのが根ですね。
地上茎の根本から新しく白い芽が出だしているのも分かります。

モミジイチゴと近い特徴を持つ以下の『ナガバモミジイチゴ』の情報によると、こうやって巨大なクローンを形成するとの事でした。
→ ナガバモミジイチゴ
しかも、地上茎が2年目に枯れて新しく生えてくる特徴も判明。
茎がやたらと枯れるけど何でだろ？と不思議に思っていたので、謎が解けました。


また、実が付かない件について改めて調べた所、結実しない現状を打破出来そうな情報も見つかりました。

→ K-ichi's memo: キイチゴ 2010.5

＞ いずれの株も、ずっと実が着かなかったが、すこしばかり肥培するだけで毎年たわわに生るようになった。

肥料が足りない可能性です。
割と肥料は与えていたのですが、効き目が足りなかったのかもしれないので、見なおしてみたいと思います。