種から育てた5年物パッションフルーツ初収穫の話

市販のパッションフルーツを食べたのが、かれこれ5年前。
その時、採取した種からパッションフルーツを育てていたのですが、毎年花が咲くだけで実は付かず終わっていました。
今年もダメかなと思っていた矢先、念願の結実を発見！


こちらは、6月22日の状態です。
たった1個だけですが、発見した時は歓喜しました。

しかし、8月上旬頃、サイズチェックの為に触ったら実がポロッと落果・・・。
重さは約24gしか無く、皮の色が緑色でハリがあり、どう見ても未熟な状態でしたが、追熟させたら食べれるのでは？という淡い期待から、そのまま冷蔵庫(野菜室)へIN。

8月21日に確認すると、皮が完熟したものと同様にシワシワになっていたので割ってみる事にしました。

中にガスが溜まっていた様で、割った時に軽く爆発して驚きましたが、結果としては追熟成功！
香りも、パッションフルーツのエキゾチックな香りがして、腐っていない事を証明していました。

糖度を測った所、16%ありましたが、少し食べたら甘さが足りない感じだったので砂糖を入れて調整。
皮を皿代わりにスプーンで中身を潰して食べたのですが、砂糖を入れた事で酸味と甘みのバランスが良くなり、鼻を抜ける香りも良くて大変美味しかったです。
(・～・)b
種はクセが無いのでバリバリと噛み砕いて一緒に食べてしまいましたが、舌触りは悪くなるので基本的には裏ごしをオススメします。


尚、種から育てた1株の他に去年買い足したパッションフルーツの苗が2株あったのですが、1株は冬の間に枯れてしまい、こちらの株だけ残りました。(※6月22の状態です。)
肥料を与え、8月下旬現在も元気に成長していますが、こちらは残念ながら花が全く咲かなかったので、今年も越冬させて来年に期待したいと思います。