Windows7/8/8.1にUltraVNC用の『Mirror Driver』を入れる手順(画像付き)

WindowsXP時代に『リモートデスクトップ』よりも軽くて重宝していたリモート操作ソフト『UltraVNC』ですが、Windows7以降も使い勝手の面から継続して使用しています。
→ なめらかな高速描画とファイル転送が可能な...「UltraVNC」 - GIGAZINE

Windows7以降、UltraVNCを軽快に動かす為の『Mirror Driver』のインストールがややこしくなったので、インストール方法をメモしておきたいと思います。
→ UltraVNC - Tiger - PukiWiki ※情報元

尚、この記事を執筆時にインストールしていたUltraVNC（64bit版のバージョンは、v1.2.0.1（14/07/31）です。
→ UltraVNC - 窓の杜ライブラリ

■ 1、『Mirror Driver』のダウンロード

以下のページに飛びます。
→ Driver - UltraVNC: Remote Support Software, Remote Support tool,....


ページの中程に【Download MD SDK】があるのでダウンロード。
ダウンロードした「UVNC_MD_SDK.zip」を、分かりやすい所に展開しておきます。
(※2014/09/20現在、Vista 64bit用 mv2.dllのverは6.0.6000.16386でした。)

■ 2、【レガシ ハードウェアの追加】を開く

コントロールパネル等から「デバイス マネージャー」を開きます。


①表示されているデバイスの何処かにカーソルを合わせます。
②【操作】→ ③【レガシ ハードウェアの追加】をクリックします。

■ 3、【ディスク使用】を開く

ウィザードを進めます。

 
「ハードウェアの追加ウィザードの開始」を【次へ】


「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選択 して 【次へ】

 
「すべてのデバイスを表示」を選択 して【次へ】


【ディスク使用】をクリック します。

■ 4、『mv2.inf』を選択

「フロッピー ディスクからインストール」が開きます。


①【参照】からinfファイルを選びます。


Windows Vista用の64bitドライバを入れるので
解凍したディレクトリ「UVNC_MD_SDK\driver\vista64\driver」の、「mv2.inf」を選択して【開く】をクリックします。

「フロッピー ディスクからインストール」で、②【OK】をクリック。

■ 5、インストールの完了

「ハードウェアのためにインストールするデバイスドライバーを選択してください。」
と聞かれます。


「mv video hook driver2」しか選択出来ないので、そのまま【次へ】をクリック。


「ハードウェアをインストールする準備が出来ました。」→【次へ】


「このデバイスソフトウェアをインストールしますか？」→ 【インストール】


【完了】をクリックしてウィザードを閉じます。
 

■ 6、『Mirror Driver』のインストール確認

サーバー側のUltraVNCからプロパティを開きます。

×　インストール失敗の場合
正常にインストールされていない場合は、【Check the Mirror Driver】ボタンをクリックすると

「Driver not found: Perhaps you need to reboot after install」と表示されます。


○  インストール成功の場合
正常にインストールされている場合は、【Check the Mirror Driver】ボタンをクリックすると

「Driver found.
　Driver version OK
　Driver Not Activated, is the viewer current connected ?」と表示されます。


→ デバイスマネージャーで確認
又は、デバイスマネージャーに表示されたハードウェア一覧を確認します。
 
ディスプレイアダプターに『mv video hook driver2』が、警告アイコン『！』無しで表示されていれば、正常にインストールされています。

■ 7、『Mirror Driver』の有効化

正常にインストールされている事を確認したら、プロパティにある
【Mirror Dirver】にチェックを入れて【OK】をクリックすれば有効化されます。