ニコ生で、ダイオウグソクムシ＆へんな生きもの103時間生放送中→終了

ニコニコ生放送(ニコ生)で、9月26日(金)～9月30日(火)にかけての103時間、三重県の鳥羽水族館から『ダイオウグソクムシたん＆へんな生きもの中継』が行われています。 ※終了しました。
ニコ生で放送したダイオウグソクムシ絡みの観察放送は、細かい企画(約3時間～9時間)も含めて10度目ですが、103時間はこれまでの中で最長です。

→ 【103時間】ダイオウグソクムシたん＆へんな生きもの中継＠鳥羽水族館×UHA味覚糖 - ニコニコ生放送

26日の朝方と、17時頃(放送約9時間後)に飛んだり動いたりした様ですが、今回は、貝のシェルターが配置されていて、その場所で安定している為か、殆ど動かないとの事でした。

・グソク配置図
26日～27日7時現在まで、ほぼ変わっていないグソク配置図は以下。

12号は奥に隠れてほぼ見えず、13号は逆さまになったまま動かない状態です。

追記：28日朝6時の様子です。

27日夕方～28日明け方にかけての夜時間は、各自わりと動きがあってコメントが盛り上がりました。
→ グソク配置はこちら。

29日朝6時の様子

→ グソク配置はこちら。

30日朝6時の様子

→ グソク配置はこちら。



・限定コラボ商品
また今回、UHA味覚糖とのコラボで、以下のグッズが10月6日(月)17時までの期間限定販売品としてネット予約で購入できます。(※発送11月頃予定)
 
→ 味覚糖のど飴缶×へんな生きもの研究所　コーラ　6個入りセット
→ ダイオウグソクムシ1人用土鍋＋味覚糖のど飴缶おまけ1個付き
そして、これらのグッズの放送中の販売数に応じて、味覚糖から鳥羽水族館にセレブな流木などが差し入れられるそうです。

送料、ケースの絵柄が選べない事や、土鍋の使い道で迷っているコメントが結構あった中、最終的にどれくらい売れるのか気になります。
追記：放送中に売れた数は、のど飴缶セット・土鍋セット合わせて636個だそうです。凄い！
ちなみに、私も1個貢献しました。


・23号の撮影会
今回、23号が中盤～後半にかけて激しく動いた事で、人気が高まりました。
以下は、こっちを向いてスクリーンショット撮影会があった時の様子です。
- 放送時間：77時間12分頃～




・12号のガッツリ食事
なんと、12号が餌を食べました。
食べた餌は『冷凍サバ』(※解凍済み)です。
- 放送時間：80時間31分頃～80時間54分頃(食事終了)まで


元のサバの重さは460g程度で、食後290gに減っていたので、大体160g～170g程食べたそうです。

尚、今回は、飼育員の森滝さんのアイデアにより、独特な臭さが印象的な『ナンプラー(魚醤)』を、サバにピンセットで穴を開けて注ぎ込んだそうなので、もしかすると、その効果があったのかもしれないという話でした。


・へんな生きもの達
今までも鳥羽水族館の『へんな生きもの』達紹介がありましたが、今回は更にじっくりと紹介されました。

野生を忘れた「貝割れない職人」又は「貝割って貰う職人」の
『トラフカラッパ』→ 24時間41分頃～

毛に毒があり、見た目で不人気だが、焼いて食べると美味しいらしい
『ウミケムシ』→ 47時間53分頃～

体の色が美しいファイター、「本当の貝割り職人」こと
『モンハナシャコ』→ 73時間03分頃～

鳥羽水族館で、複雑な家族事情をもつ
『テヅルモヅル』 → 74時間01分頃～

伊勢エビになる前の透明なエイリアン
『フィロソーマ』 → 98時間07分頃～

どの生物も好評で、解説もとても勉強になりました。


・カオス雑談の半分は、運営の優しさで出来ています。
ここからは、コメントの仕様で気になった事で、「脈絡の無い内容の小文字コメントが流れて来る件」についてです。
昔から公式放送には、コメントが過疎らない様にする為の配慮で「活気のあるアリーナ最前列のコメント(一部)を他の席に流す設定」が付いている放送があったのですが、今回、運営がその設定に加えて「小文字表示になる設定」をこの放送にしたとの事。

ちょっと気になったので、サブ垢で異なる2つの部屋に入って検証してみました。

▼アリーナ


▼裏アリーナ

アリーナ、裏アリーナに同じ内容の小文字コメントが流れて来ているのが分かります。

続いては、アリーナ最前列コメントと、他の部屋に流れて来たコメントです。

▼アリーナ最前列

※コメ表示が崩れているのはキャプチャーミスです。

▼アリーナ

確かに、別な部屋に流れてくる最前列コメントは小文字になっている様です。

例えば上記の例だと、アリーナに流れてきた唐突な「――ー―啄木」というコメントが謎ですが、これがアリーナ最前列のコメントだという事は、殆どの視聴者に把握されていません。
なので、放送によっては「謎の言動の人」として即NG設定に入れられてしまったりします。
(アリーナ最前列の人のNGスコアが高くてNG共有で消えやすいのは、これが理由の一つの様です。)

しかし、この放送の様に人が多い雑談放送だと、誰かが反応して会話が成立してしまう場合があり、カオスな雑談が始まったりします。
放送によっては荒れる事もあるので微妙な設定なのですが、雑談放送だと話題が尽きなくなるので相性は非常に良いです。
恐らくは、世界的に見ても他に例が無いと思われるやりとりなので、日本独自の文化として、とても興味深いなと思う所でした。


・アンケート結果

連休や夏休み期間中に行われていた今までの放送と違い、今回は平日を挟んでいたので、放送時間の割に来場者数・コメント数が伸び悩みましたが、人気は去年のまま継続中という結果となりました。



※2014/10/01 追記・添削修正