HDD、HD154UIのテストとレビュー 2011/05/04

ソフマップから注文品が届きました。注文から1日で届くとはありがたいです。
今回買ったのはSAMSUNGのHDD、HD154UIです。

▼梱包・外装
まず梱包ですが、ソフマップのデカいダンボール箱に紙のクッション材が過剰な程敷き詰められて、その中に白箱が入っていました。

　
左、白箱入りで、代理店はCFD販売でした。箱には保証書が書かれており一年の保証期間とありますが、ソフマップの販売ページでは「■商品の保証は初期不良交換期間1ヶ月のみとなりますので、あらかじめご了承ください■メーカー保証はございません」と書かれているので、そちらが優先されます。
右、白箱を開けると更にプチプチの梱包が出てきます。プチプチを取ると静電気防止袋に包まれたHDDが入っています。

HDDを取り出すと違和感に気付きました。

以前買ったHD154UIと比べて、アルミ外装の出来がいいような気がします。表面のヘアライン仕上げも綺麗になってる印象ですが、一目で判った違いはサイドです。

以前のモデルでは横に削り出し感むき出しの謎の溝があったのですが、無くなっています。
ひょっとして、Seagateと統合される影響でリファインされたのでしょうか？それとも、単純に外装の製造メーカーが変わっただけ？謎です。

裏面

自社製のメモリがついているのかと思いきや、ESMTのメモリがついていました。

ベンチマークテストに移ります。

▼ベンチマークテスト
テスト環境はサブマシンで
WindowsXP Home 32bit、DDR2-800_6GB（1GBx2 2GBx2）、Intel Core2duoE6600（2.4Ghz）、GeForce7950GTX、ASUS P5Q
となっています。

まずは、CrystalDiskMark3.0.1aの結果です。

500GBプラッタのHDDで5400回転なので、まあ、こんなものでしょう。
最後の4kQD32というのは、NCQを利用した結果です。うちのサブマシンのXPはAHCIモードで起動しているので、XPながらNCQが有効になっています。計測結果からNCQの効果が出ている事が一応確認できますが、SSD程の劇的な効果は無いようです。
参考SSDテスト → Intel 320シリーズ 80GBモデル - CrystalDiskMark3.0.1aテスト結果
参考SSDテスト → Crucial C300 64GBモデル - CrystalDiskMark3.0.1aテスト結果

次にHD Tune2.55の結果です。

特に特徴のあるグラフでは無いです。coneco.net製品レビューにある、HD204UIのベンチマークと比較すると、HD154UIの方が外周(グラフの右方向)にアクセスするに従っても、アクセス速度が滑らかな変化をしている事が判ります。

ちなみに、HD204UIはセクターサイズが4kbyte、HD154UIはセクターサイズが従来の512kbyteのままらしいので最適化ツールが容易されていない以上、XPで使うならHD154UIを買うのがベターです。
関連記事 → Advanced Format Technology - WesternDigital製HDD友の会まとめ
関連記事 → hd204ui 4kb - Google 検索

また、HD204UIは、【欠陥2TB】HD204UI Samsungｻﾑｽﾝ CDIでﾃﾞｰﾀ破損HDD　という問題もあったので私はスルーしています。
関連記事 → サムスン製HDD「HD204UI」にデータ破損の可能性、ファームウェアアップデートをリリース - aquapple

パーティション別け、サポート技術、ファームバージョン

パーティションは3つに別けました。1つ目は96GBのドライブで、新しくHDDを買ってきた時は、メインのHDDが不具合を起こした時や壊れた時に交換して使えるように、96GBのパーティション領域を確保して使わずにとっておくようにしています。後はデータ保存用のドライブを650GB×2の、2つに別けて確保しました。
ファームバージョンは1AG0、主要な技術はフルサポートしているようです。

最後にHD Tuneで不良セクタが無いか調べました。

時間が無かったのでクイックスキャンで調べました。
結果はオールグリーンで、とりあえずの問題はなさそうです。寝るときにでもフルスキャンしてみようと思います。

通販でHDDを買うときは輸送時に壊れるんじゃないかと思ってドキドキしてしまいますが、初期不良じゃなかったので良かったです。(※過去に壊れたHDDが送られてきた経験有り)