金柑を収穫2015

金柑を収穫しました。


収穫量は約1300gでした。

品種は選抜寧波金柑の『たまたま』ですが、まだ『たまたま』と呼べる基準には達していません。

(基準：開花結実から約210日以上を経過し、糖度が16度、直径2.8 センチメートル以上)

もっと色が付いたら良かったのですが、今年は寒さの影響が強かったせいか、あまり色は付きませんでした。
但し、色付きは悪くても味は甘くて酸味が殆ど無い為、生で食べても美味しく食べれます。

■ 樹の状態

樹には1年間ノータッチだったのですが、今年は今までに無い程実が大きくなったので、もっときちんと手入れしておけば良かったなと反省です。


地植えしてから約5年が経過。
全体を写した写真を撮り忘れましたが、約120cm前後まで大きくなりました。


こちらは2011年3月に撮影したものです。
この頃と比べて現在は大体4～5倍くらいのサイズになったと思われます。
樹の成長につれて実付きが良くなって実のサイズも大きくなってきたのが嬉しい所です。

■ 白化

収穫前の話ですが、収穫しないままでいたら、1月に入って急激に実が白化してきてしまいました。


白化の原因は寒さです。
凍結→解凍→凍結→解凍を繰り返すうちにこうなります。


去年12月～今年1月は寒い日が多く、例年と比べて白化するのも早かった感じがします。

白化しているのが霜に当たりやすい上の方の実や、色付きが悪い実、未熟な小さい実だったりするの
で、恐らく糖度の低さも関係あると思われます。
(糖度が低いと凍りやすいですからね。)

宮崎県などの産地でビニールハウス管理をしている状況を見ても、寒い野外での管理は適していないものと考えられるので、ビニールハウス内へ樹を移動する事を考え中です。