北欧デザインのペンダントライト、VITA『Silvia』をレビュー

家族が、誤ってペンダントライトのガラス製シェードを割ってしまったので、新調しました。
( → 前使っていた、ガラス製シェードの写真)

購入したのは北欧、デンマークのデザイナーがデザインしたペンダントライト、VITA『Silvia』の白コード、1灯タイプです。

今回は、こちらの商品をレビューしてみたいと思います。
購入したのショップはAmazonでとなります。

■仕様

・商品サイズ：シェード(セード)サイズ直径450×高さ450mm 　・コード長：700mm

・素材：ポリエステル、アクリル
※直射日光・エアコン吹き出し口など高温になる場所での使用不可。

・定格：E26、100V/60WまでのLED電球、電球形蛍光灯(100W型まで)
※電球別売り。白熱電球は使用不可。

・デザイン、販売元：Vita Living ApS ・国内販売代理店：株式会社エルックス(ELUX)
・製造国：中国

■良い所・悪い所、どちらとも言えない所

レビューの前に、良い所・悪い所、どちらとも言えない所をまとめてみました。

◎良い所
・シンプルながら存在感のあるデザイン。
・プラスチック製なので、割れにくい。

×悪い所
・特になし。

？どちらとも言えない所
・値段。
・電球は別売り。
・掃除のしにくさ。
・プラスチック製なので、将来的に黄ばみが起こる宿命。

◆ レビュー

■　梱包と内容物

Amazonで複数の商品と一緒に注文した事もあり、巨大なダンボールの中に上の商品ダンボールが入っているという厳重梱包で届きました。


ダンボール箱を開封すると、ビニールに入った本体化粧箱と、コードなどが入った小さなダンボール箱が出てきます。

電球は付属していません。
自分で電球を選べるメリットがあるので個人的には良い部分でしたが、人によっては最初から付属して欲しいと感じるかもしれません。

使えるのはLED電球と電球形蛍光灯です。
白熱電球は、熱でプラスチックが溶ける可能性がある為か、使用不可となっています。


小さなダンボール箱の中には、コードの長さを調整する『ペンダントコード アジャスター』、『コード(白)』、代理店の保証書がついた『日本語版説明書』が入っています。

オシャレ感漂う化粧箱に入っているものは以下。

ウロコ形の『アクセサリー大51枚(予備1枚含む)』、『アクセサリー小51枚(予備1枚含む)』、『支柱ジョイントリング2枚(予備無し)』、『アクリル支柱10枚(予備無し)』、『英語版説明書』です。

■　組み立て

組み立て方は、Youtubeにアップされている以下の公式動画が参考になります。

組み立ては簡単で、コードとジョイントリングを固定して、ジョイントリングとアクリル支柱でベース部分を作ってから、ウロコ形のパーツをハメ込めば終わりです。
ウロコ形のパーツはポリエステル製で柔軟性があるので、少し湾曲させてハメ込むと良い感じになりました。

尚、英語版説明書の各国向け説明には「埃を吸引することを避けるため、使用開始前に石鹸で洗ってください」というメッセージが書かれています。
どうしようか迷ったのですが、今回は洗わずにそのまま組み立てしまいました。

2017/11/05追記：そのまま使っていたら、頑固な埃汚れが付いてしまった為、説明書通り最初に石鹸（中性洗剤＝台所用洗剤）で洗った方が良いと思います。
中性洗剤は製造時の油分除去の他、埃避けの効果もあるからです。


こちらが完成品です。
下向きだと松ぼっくりや、ビールの原料のホップの様に見えます。


Image Credit: Wikipedia English


上向きにして置いてみると、ハスの花の様に見えました。


Image Credit: ニコニ・コモンズ - tatsuha


プラスチック製なので重さは割と軽いのですが、サイズは直径450×高さ450mm(45cm)あり、大きめなスイカ位のサイズがあります。
なので、設置場所によっては大きさが気になるかもしれません。

■　設置

まずは、裸電球の状態です。
使っている電球は、E26規格の東芝のLED電球『E-CORE LDA11L-G』(白熱電球60W相当・電球色)で、全光束は810lmあります。
→ 東芝のLED電球 E-CORE LDA11L-G(810ルーメン・電球色)をレビュー ※過去の記事

この状態だと光源が直接目に入ってくるので、眩しかったです。


Silviaを取り付けました。
この写真では背後の壁に明るさを合わせた為、照明が異様に明るく見えていますが、実際はもっとナチュラルな明るさに見えます。


肉眼で見えるような明るさに補正したものが、冒頭のこちらの写真です。


コード込みの写真です。
コードの色の選択肢で赤と黒がありましたが、白で良かったと思います。

コードの長さは700mm(70cm)でした。
長すぎる場合は、付属のコードアジャスターで短くする事も出来ます。

■　家族の反応

点灯したSilviaを初めて見た時の、私と家族のリアルな感想は以下です。

私「(思っていたよりも綺麗で明るい)」
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弟「シャンデリアみたい。」
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母「え！？すごーい。シャンデリアみたい。」

3人一緒では無く、それぞれが別なタイミングで見たのですが、弟と母は同じ事を言っていました。
言われてみれば、ランプシェードが広がっている感じがシャンデリアっぽく見えないことも無いです。

そんな感じで、私も家族も上々の反応でした。

■　明るさ

Silvia直下にある階段を撮影してみました。

3灯タイプのSilviaも販売されていてどちらにするか迷ったのですが、1灯タイプでも足元を確認出来るだけの明るさがあったので良かったです。

もしも暗かった場合は、使う電球色タイプを『電球色』から、もっと明るい『白熱色』に変えるか、E26のソケットを2灯や3灯にするアダプタを買って電球を増やす事も考えていましたが、買わずに済みました。

■　下から見た様子

真下から見上げると以下の様な感じです。

ロゼット状に広がったシェードが花の様で綺麗だなと思います。

■　昼間の様子

昼間撮影した写真です。
窓から差し込む光を受けて、乳白色のパーツが白黒のグラーデーションを見せるので綺麗だなと思います。


下から見上げた写真です。

ちなみに、白いプラスチックは経年劣化で徐々に黄ばんでいくのが宿命ですが、今回は照明用途なので黄ばんできても「味」になって気にならないだろうと考えています。

■　メンテナンス

形が複雑な為、ホコリが溜まった時の掃除のしにくさはあると思います。
その為、掃除の時はブロアーでホコリを飛ばすか、ハタキでホコリを下に落としてそのゴミを取るだけにする予定です。

続いては電球の交換についてです。

花びらの様なシェードを1枚ズラすと手が中に入る様になるので、簡単に電球の交換が出来ます。
とはいえ、使っているのがLED電球なので、少なくとも10年は交換メンテ無しで運用できるかなと思います。

2017/11/05追記：頑固な埃が付着してしまい気になる様になったのでシェードを外して掃除しました。
分解掃除は大変なので、どうにか楽にキレイにならないものかと、浴槽に水と洗剤を入れてシェードを沈めてみたり、重曹風呂やクエン酸風呂、中性洗剤風呂を作って沈めたりしたものの効果は薄かったです。
最終的には完全分解し、中性洗剤とスポンジで擦ってキレイになりました。
それからは埃が付きにくくなったので、説明書に書いてあった通り、組み立てる前に一度洗って置くべきだったと反省しました。

◆　まとめ

ランプシェードとしては値段が高い分類に入るので失敗が怖かったのですが、主張しつつもナチュラルなデザインで、我が家の階段の雰囲気にもバッチリ合いました。

また、以前使っていたガラス製シェードが落下した時、危うく家族に当たって大事故になりかけたのですが、今回はプラスチック製なので、たとえ落下したとしても大事故にはなりにくく、安全性が高い点も良いと思います。

最終更新日：2017/11/05

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