【2015/3】斑入りヨモギの栽培記録と、食べてみた感想

2015年3月18日、畑で育てていた『斑入りヨモギ』を収穫して食べてみたので、栽培記録と共に記事にしておきたいと思います。

■2015年3月18日

こちらが春の暖かさで芽吹いてきた斑入りヨモギです。
黄色～黄緑の斑が入ったヨモギで、観賞用として育てていました。

■2014年5月04日

去年5月、手前が植え付け当時の苗です。
背丈は約15cm位でした。
奥の苗は同日に植えつけた食用菊となります。

(植え付け当時の記事 → 斑入りヨモギを植え付け )


■2014年6月22日

約2ヶ月で約80cm程度まで成長しました。


幹には虫コブも。
調べてみた所、恐らくはヨモギタマバエによる『ヨモギクキコブフシ』だと思われます。
(→ 昆虫のヒミツ - 情報元)


■8月31日

植え付けから4ヶ月経ち、8月も終わりになると約2mの大きさに成長し、大きさのピークに達しました。
ここまで成長すると、かなり邪魔な雑草でしかありません。


■2014年11月03日

全体写真を撮影し忘れてしまいましたが、花が咲いています。
この後、霜が降りてヨモギは枯れました。


■2015年03月18日

3月18日の写真に戻ります。
こちらは約1m四方を撮影した写真ですが、地植えからたった1年でかなり増えている事が分かります。
根茎から増えた様で、増えた範囲を調べてみたら約3m四方まで広がっていました。

このままだと畑がヨモギで大変な事になるので、収穫して食べてみる事に。
※食用として売られている品種では無いので、食べる場合は自己責任でお願いします。


取り敢えず収穫したヨモギは約1m四方、約109gです。

追記：2回目の収穫量は122gでした。


よく水洗いした後で、山菜の食べ方の定番、天ぷらにして食べてみました。
素材の味を活かすために藻塩で食べてみましたが、苦味はわずかで、ほのかにヨモギの香りが鼻に抜けて普通に美味しかったです。

食べた後、体調が悪くならなかったので食べれるものと判断。
残りは茹でて草餅に使ってみる事にしました。

ヨモギの茹で方は諸説ある様で、「重曹を入れるor入れない」、「塩を入れるor入れない」、「茹で時間は短いor長い」など様々。
悩んだ結果、今回は「重曹小さじ1杯、塩は入れない、茹で時間は3分」の設定で茹でてみる事にしました。


茹で上がったものがこちら。
表面に茶色っぽいアク(灰汁)が少量浮かんでいます。


ぎゅっと絞って水切りしたものがこちらです。
斑入りという事もあり、色は薄くなりました。
また、重曹有りで3分は長すぎたのか、かなり柔らかくなりましたが、すりつぶして草餅に混ぜるのには良さそうな硬さかなと思います。

尚、この状態で食べてみたら、同じキク科の春菊に近い味でした。
但し、春菊と違って糸状の繊維が口の中に残るので、おひたしとして食べるには問題ありです。

餅粉を用意してなかったので、取り敢えずラップをかけて冷凍保存。
草餅を作ったら追記したいと思います。


※2015/04/06：最終更新


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