設置2年経過のスダレと、1年経過のステンレス製フックの状態など

ベランダの『スダレ』などをメンテしたので、記録しておきたいと思います。

前回の記事 → 約1年使ったスダレの状態とステンレス製フックのサビについて

■ 設置して2年経過のスダレ

まずは、スダレからです。


ベランダに日差し対策用のスダレを設置してから約2年経過しました。
真ん中で区切って、左が裏側(室内面)、右が表側(太陽面)の状態です。

2年使うと素材のヨシの劣化が裏面まで進み始め、色が白っぽくなってきました。

1年前の状態は以下。

この1年経過した時点では、裏面は綺麗なままでした。

ヨシが劣化すると雨水が染みこんでカビが発生しやすくなる上、強度も落ちて破片が落ちるようになり、ベランダが汚れる原因になります。
なので、衛生面や安全面からスダレを撤去しよう思いますが、スダレの耐久度も気になる所なので、一つだけ残しておく予定です。

■ 交換して1年経過のステンレス製スダレ掛け

続いては、去年交換した『ステンレス製スダレ掛け』についてです。

何故か1年間の使用で錆びついてしまったステンレス製のスダレ掛けが以下。
 
どこのメーカー製だか失念しましたが、価格は確か2個入り400円位。
これを去年、別なステンレス製スダレ掛けと交換しました。
→ すだれ・オーニング用　サッシ窓取り付けフック自在型』(※画像のみ)
価格は、こちらも2個入り400円位です。

それから、1年経過。


ご覧の通り、1年後もサビの発生はありませんでした。
去年まで使っていたスダレ掛けは何だったのか？というレベルの違いです。
ナイロン樹脂部分も抗紫外線剤が入っている様で、ヒビ割れなどの劣化はみられませんでした。

■2年経過したスダレ巻き上げ機の紐

3つ目は、『スダレ巻き上げ機の紐』の状態についてです。

→ ワタナベ工業 ガッチリロング二連式巻上器 SK-16 (※Amazon)
価格は、2個入りで500～1000円位。
こちらのスダレ巻き上げ機を気に入って使っていたものの、紐の部分が1年でボロボロになってしまうのがマイナス点でした。(※Amazonレビューでも報告がある様です。)
ならばと、ホームセンター：カインズホームブランドの低価格なスダレ巻き上げ機を買ってきて、紐を取り替えてみました。(※2個入り200円位。)


2年間使用した結果がこちら。
商品に記載はありませんでしたが、しっかりと抗紫外線剤が入っていた様で、1年間日光にさらされていたのにも関わらず、ほぼ新品の状態を保っていました。
紐だけの為に1年で買い換えるのも馬鹿馬鹿しかったので、交換して良かったです。

■ 5年経過したケーブル固定器具の劣化

ついでにTVアンテナ関連のメンテをした所、劣化してしまった箇所をみつけました。


これは、インシュレータとかスタンドオフと呼ばれるケーブル固定器具で、ポールに固定して風でケーブルがブラブラしないようにする役割をするもの。
確か、設置したのは5年前の2010年で、マスプロアンテナ製だったと思います。
→ マスプロ電工 マスプロ 引込線配線部品 スタンドオフ-P(マスプロ) (※Amazon)
調べた所、生産終了なのか在庫限りの商品になっている様です。
→ 製品情報 - マスプロ電工｜MASPRO

劣化していたのはケーブルを固定するプラスチック部分。
色が退色し、手で触るとボロボロと崩れる状態までヒビ割れていました。
完全にケーブルが外れてしまっている場所もあり、中の銅線が痛んでいないか気になる所です。

金属部分に劣化はみられないので、劣化したプラスチックだけ全て取り外し、抗紫外線剤入りのリピートタイ(繰り返し使える結束バンド)でケーブルを再固定しました。
→ リピートタイ150黒50P (※Amazon、サイズも選べる愛用品)


一方、2011年に追加導入した日本アンテナ製の商品(旧版)では劣化がみられませんでした。
→ DXアンテナ インシュレータ LC-1-B (※旧版、Amazon)
→ DXアンテナ インシュレータ LC-1-B2 (※新板、Amazon)


そんな訳で、プラスチックの劣化は抗紫外線剤が入っているかどうかでかなり違う事が分かったメンテ結果でした。
野外で使用する事が想定されている商品には耐候性や抗紫外線剤入りが明記されている事もありますが、表記されていない商品は実際に1年位試してみないと分からないのが辛い所です。