オニゼンマイの新芽と、ワラビの植え付け

最近、庭の半日陰に置いてある植木鉢からオニゼンマイ(オシダ)の新芽が伸びてきました。


確か、購入してから6年くらい経つ株です。(2016/4/21撮影)
購入して最初の数年は、冬に葉っぱを落とした状態を見る度に「枯れてしまったのではないだろうか。」「来年ちゃんと芽が出てくるのだろうか？」と心配になっていましたが、毎年この時期になるとニョキニョキと新芽を伸ばして来るので、もう心配もしなくなりました。

サイズ感はこんな感じです。
この苗を購入した理由は『山菜として食べる為』でしたが、味については単純に「マズい」の一言に尽きる感じでした。

まず、下処理が面倒で、『ワックスで無造作ヘアに仕立てた茶髪』に見える毛を、揉んだりブチブチと千切ったりして取ります。
そのまま茹でて食べると、何の味もしない毛が口に残って邪魔です。
また、苦すぎてエグすぎて食べられたものでは無いのでアクを抜く必要がありあますが、大きい事とアクが強すぎる事で、アクが中々抜けません。

頑張って下処理をして食べても、大味で旨は無く、エグ味が残ります。
食感が良ければダシを染み込ませて食べる用途も考えられますが、食感も普通のゼンマイと比べて歯ごたえが無く、イマイチです。

そんな訳で『ゼンマイ』と名前に付いていても食べるのに適していない事が早々に分かり、今や普通の観賞用植物として半日陰に鎮座する事となりました。
葉が開ききると、シダ植物の細かな葉が爽やかな雰囲気を醸し出すので、観葉植物としては良いです。


続いては、新顔となるワラビを紹介します。

ホームセンターに行ったら根茎500gが売っていたので購入してきました。

ちなみに、この根茎からデンプンを取り出して固めたものが『ワラビ餅』です。
ただ、今販売されているワラビ餅は、老舗の和菓子屋さんなどを除いて大抵が価格の安いジャガイモ由来のデンプンを使っているので、自分でワラビ粉を買ってきて作ったりしない限りは中々食べる機会はありません。


生産地は茨城県産。品種が特にあるわけでも無く、特に消毒などの処理はされていない様です。

何もそこまで文字の間隔を開けなくてもいいのにという表示が気になりますが、大体、こういった表示はこんな感じで表示されているので、何か基準とかあるかな？と思いました。


栽培範囲があまり広がりすぎても困るので、まとめて植え付けました。
でも、恐らくは数年であちこちに広がりすぎる事が想定されるので、早めにあぜ板で根域制限をかけておきたいと考えています。


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