11月の初雪と庭植物へのダメージ【2016/11】

遡る事、11月24日(木)の初雪と園芸の話その2です。
うちの庭にある植物で、一気にダメージを受けたものを記録しておきます。

(※以下11月25日撮影)

雪が降るまでモミジの紅葉が見頃でしたが、雪の重みで殆ど散ってしまい、残ったモミジは凍結。
この翌日には殆どの葉が落ちてしまいました。

黄色く色付きはじめていたイチョウも色付き末期で凍結。
葉は落ちたり、溶けて半透明になったりしました。


満開だった菊も花ごと凍結。
菊自体は寒さに強いですが、花は溶けてスケスケになったり、茶色くなったりしました。


続いては、中南米原産で栽培実験中だったチアシードと、東南アジア原産の里芋です。


こちらは翌日26日の様子ですが、青い花が咲いていたチアシードは花が散り、一気に茶色く枯れました。
今年、9月の日照不足のせいか成長が悪いままだった里芋も、葉がぐったりです。


雪の重みで幹が曲がってしまった南米原産のフェイジョアです。
幹には柔軟性があり、台風などでも曲がるだけで折れる事は無いのですが、この曲がった枝を真っ直ぐに戻すのが結構な重労働。
取り敢えず、実を全部収穫したら幹への重量的な負担を減らす為、枝を減らす剪定をしたいと思います。

しかし、南米原産なのに葉自体にはダメージが無いのが凄いです。


(※以下11月26日撮影)

今年初挑戦し、栽培実験用に畑に放置して置いたサトウキビです。
葉が茶色っぽくなり、数日をかけて枯れていきました。


まだ葉が青々としていたヤマアジサイは一気に葉が黒くなり、チリチリに乾燥して落ちました。


黄色く紅葉しはじめていたオオバギボウシ(ウルイ)の葉は黄色く溶けました。


インド原産のウコンです。
インド原産の植物はどれも冬の寒さに弱いので、ウコンも一気に枯れるのかなと思いきや、ぐったりしただけで済みました。
種類は、春・秋・紫・スーパーと、4種のウコンを植え付けてみましたが、どれも変わらない耐寒性の様です。

この後、根茎を収穫しています。


最後は中南米辺りが原産のサルビア・レウカンサ(メキシカンブッシュセージ、アメジストセージ)です。
地植えして2年目の株で、秋に新芽が出て来ていましたが、雪で全体的にぐったりしました。
花は雪と凍結で終わりです。

冬に地上部が枯れて春には復活するのですが、今年は一応不織布をかけて霜よけをしてみました。
来年は大株に成長して欲しいものです。