スペースシャトル最後の打ち上げを視聴

スペースシャトル最後の打ち上げを、インターネットの生中継で視聴することができました。
最後に打ち上げられたのはアトランティス号。ミッションネームはSTS-135ミッションです。

これにて、30年のシャトル計画が終了しました。
シャトル計画の終盤ミッションはインターネットの生中継で見ることが出来たので良かったです。

今回もニコニコ動画の現地配信(＋NASATV)をメインに視聴し、UstreamのNASATV-HD、Twitter、TV放送を別窓で開いて視聴しました。
→ アトランティス号最後の打ち上げ！～30年間に渡るシャトル計画の退役飛行！～ - ニコニコ生放送
それでは放送の様子を画像と簡易説明で紹介します。

今回は、晴れているものの雲がある状態での打ち上げでした。


発射を見送る視聴者のコメント弾幕。
Twitterでも沢山の「いってらっしゃい」コメントが投稿されました。
(ロケットやシャトルの打ち上げでは、コメントで発射が見えなくなるので、再生ウインドウを2窓状態にして、1窓はコメントと音声消して視聴する方法がオススメです。)

こちらは打ち上げ前のシャトル、定番のショットです。


頭のアレ(名前は判らない)が取り外され、準備が整います。


31秒で止まったカウントダウンクロック。
この後、もしや延期か？と思われた矢先、動き出しました。

テレビ局では、日本テレビがニュース番組中でNASATV-HDを中継していたのですが、このカウントダウンクロック停止で、 別なニュースに切り替わりました。
しかし、それからすぐにカウントダウンクロックが動き出し、スペースシャトルの打ち上げギリギリにNASATV-HD中継に切り替わりました。
ただ、別なニュースのナレーションが入る中でシャトル発射を中継しているという、グダグダ状態が放送され、感動も何も無いような感じの放送でした。


会場に残された水蒸気。
バリバリバリバリと凄い音を上げながらシャトルは空の彼方に消えていきました。



上がシャトル(オービタ)で、下が燃料タンクです。シャトル底が見えています。
底に敷き詰められた四角に見える一枚一枚が耐熱タイルです。


シャトルとタンクが切り離されました。
カメラが付いているのはタンクの方なので映像は終了です。


同時刻のニコニコ生放送の様子はこちら。

現地でシャトルを見ていた観客は100万人規模で居たそうです。
やはり、最後だけあって凄い人数ですね。
前日は雨だったそうで、予定通り打ち上がったのは奇跡的でした。

有人、無人ロケットの発射はネット中継のおかげでそれなりの数を見てきましたが、スペースシャトルの発射は特別なものでした。
フォルム、大きさ、歴史、どれをとっても他のロケットとは違います。
子供の頃、図鑑でずっと見ていたのもスペースシャトル。
打ち上げをテレビで見て泣きかけた事があるのもスペースシャトルでした。

まさか、数年前の自分が生中継でシャトルの打ち上げを見ることができるとは・・・、しかも、ネットの皆で見送ることができる時代がくるなんて考えもしませんでした。
ニコニコ生放送とNASAに感謝です。
いやーいい時代ですね。

ありがとうスペースシャトル、今までご苦労様です！


※2015/11/11：添削修正