古いPCパーツを処分その2

先日に引き続き、古いPCパーツ類を整理・処分中です。

AGPグラフィックボード

左からRADEON 9700pro、GeForce A6800XT、RIVA TNT2 16MBです。
一番右のRIVA TNT2が初グラボですが、調べると1999年のAkibaPCHotlineの記事に発売時の値段などのデータが残っているのを発見しました。→ 今週見つけた新製品(1999年5月22日)
ASUS AGP-V3800/16Mというやつです。相場は19,000円前後と、現在のミドル級のグラボとそう変わらない値段だったのですね。面白いのが「専用オプションとして、「3Dグラス」が用意されているのも特徴の一つで、この3Dグラスを使用することにより、一般のDirect 3D対応ゲームを立体視で楽しむことができる。」という商品説明です。
かなり昔からNvidiaが3D視に取り組んでいた事が判りますね。

RADEON 9700pro

2003年頃に、有志のドライバを使うと上位の9800シリーズになったり、プロ向けのグラボFireGLに変化できるという特異性に惹かれて買い、7年間使っていたグラボです。
ごついGPUクーラーがついていますが、これはZALMAN（ザルマン）の巨大GPUクーラーに換装してある為です。いわゆる笊化（ザル化）と呼ばれていた換装でした。当時静音ブームやファンレス化ブームが始まった頃で、この手の大型クーラーが出始めて、静音化の為に速攻飛びついたのを思い出します。実際とても静かになり大満足という結果でした。
・・・うーん、これはお世話になったし、残しておくか迷います。

アナログテレビチューナーボード

あんまり使わなかった安物TVチューナーも出てきました。
確か2003年～2006年くらいのものだと思いますが、前回の記事で紹介した2000年モデルのソニーのテレビチューナーボードに全く及ばない出来で、すぐに使わなくなりました。安物買いの銭失いですね。
この2つ、搭載チップや販売メーカーこそ違えど作りがよく似ています。Maid in TAIWANの文字があるので、台湾のメーカーのOEMモデルでしょうか。チップは左はSAA7130HL、右はCONEXANT FUSION 878Aを搭載しています。
コンポジット端子やS端子からゲーム映像なども取り込めますが、アナログ放送終了を機会として処分したいと思います。

多機能5インチパネル

2005年発売のAerocool Cool-panelが出て来ました。
詳しい記事 → ITmedia PCUPdate：本当にグッと来た、“機能てんこ盛り”パーツ「AeroCool COOL-PANEL」を試す (1/2)
多機能なパネルですが、実際この機能の中で使ったのはSDカードスロット、ファンコン、USBポート位でした。
eSATAが無かった頃なので、このパネルはSATAを前面に引き出すという荒業を使っていますが、HDDに電源を取る方法が用意されていないので、電源を取るのが面倒で、更にはホットスワップが無いので扱い辛いとう欠点があったので使用しませんでした。
Audio端子はノイズ問題の為未使用、IEEE1394ポートは対応機器が無いので使うことはありませんでした。
それでもファンコンとUSBポートが便利だった為に長いこと使っていたのですが、ファンコンが壊れてしまったのでお役御免です。

調べてみたら2011年現在、最終的にCOOL-Panel3まで発売されたようです。また、同等品のScytheのコンパネシリーズは5号まで進化して発売されているようです。バージョンごとに時代に合わせて仕様が変わっていくのは面白いですね。
製品ページ → CoolPanel3
製品ページ → コンパネ５号: Scythe Japan

2011/10/15　加筆修正