するめを食べながら覚え書き
園芸の話題がメインな、雑記系ブログです。くコ:彡
前回記事 → 有料番組のニコニコ映画上映会を視聴。その感想 で書いていなかった映画の感想です。ネタバレするのは嫌なので、ネタバレは無しの方向で感想を書きたいと思います。
今回観た映画は『スピード・レーサー(Speed Racer)』字幕版です。古い日本のアニメで名作の『マッハGoGoGo』のハリウッド実写版となっています。監督はマトリックス(MATRIX)で有名なウォシャウスキー兄弟。2008年5月にアメリカで公開、日本では2008年7月に公開されています。映画タイトルのスピード・レーサーは主人公の名前で、他のメインキャラクターはレーサー家+ヒロインです。(主な配役 → 映画 スピード・レーサー - allcinema)
下の動画はアメリカの映画ニュース番組によるスピード・レーサー制作発表時のニュース映像で、予告映像を見るよりもこちらを観たほうが良いと思います。
最初に書いておきますが、この映画は公開時にヒットしなかったようで、アメリカでは同シーズンに上映されたアイアンマンに惨敗、日本では崖の上のポニョに惨敗していて、制作費を回収できていません。私も観るまでは実写化失敗のイメージがあったのですが、実際に観てみると、とても面白い映画でした。何よりも、難しい事を考えずに家でリラックスして観れたのが良かったと思います。個人的には映画館ではなく家で、しかもニコニコ映画上映会という場で人とコメントし合いながら見たのは正解でした。
映画を観た時、アニメ版はテレビの特集で見て知っているだけだったので、実写版とアニメ版の詳しい違いは判りませんでした。後で上記の映像を観て判ったのが、配役はアメリカ人ながら、アニメのキャラの雰囲気を感じさせるベストな配役だった事です。それと、タイトル、レーサー家・他のキャラの名前はアメリカ版「マッハGoGoGo」でのキャラ名に忠実だったという事でした。これだけでも原作に対する愛が判りますね。では、続いて具体的な感想に移ります。
今回観た映画は『スピード・レーサー(Speed Racer)』字幕版です。古い日本のアニメで名作の『マッハGoGoGo』のハリウッド実写版となっています。監督はマトリックス(MATRIX)で有名なウォシャウスキー兄弟。2008年5月にアメリカで公開、日本では2008年7月に公開されています。映画タイトルのスピード・レーサーは主人公の名前で、他のメインキャラクターはレーサー家+ヒロインです。(主な配役 → 映画 スピード・レーサー - allcinema)
下の動画はアメリカの映画ニュース番組によるスピード・レーサー制作発表時のニュース映像で、予告映像を見るよりもこちらを観たほうが良いと思います。
最初に書いておきますが、この映画は公開時にヒットしなかったようで、アメリカでは同シーズンに上映されたアイアンマンに惨敗、日本では崖の上のポニョに惨敗していて、制作費を回収できていません。私も観るまでは実写化失敗のイメージがあったのですが、実際に観てみると、とても面白い映画でした。何よりも、難しい事を考えずに家でリラックスして観れたのが良かったと思います。個人的には映画館ではなく家で、しかもニコニコ映画上映会という場で人とコメントし合いながら見たのは正解でした。
映画を観た時、アニメ版はテレビの特集で見て知っているだけだったので、実写版とアニメ版の詳しい違いは判りませんでした。後で上記の映像を観て判ったのが、配役はアメリカ人ながら、アニメのキャラの雰囲気を感じさせるベストな配役だった事です。それと、タイトル、レーサー家・他のキャラの名前はアメリカ版「マッハGoGoGo」でのキャラ名に忠実だったという事でした。これだけでも原作に対する愛が判りますね。では、続いて具体的な感想に移ります。
まず、観て思ったのは、この映画は色がアメリカ的で派手だということです。世界観がレトロな近未来風でよくできているので違和感はスグに無くなりますが派手は派手です。しかも、見所となるレースは、3DCGを存分に駆使した派手で激しいものとなっていて、スピード感が物凄いものでした。人によっては3D酔いしてしまうのでは?と思うほどで、それだけ迫力のある映像表現となっていました。
また、作中には派手な世界観に負けない個性的な登場キャラクター達が出てきます。その辺は語ると長くなりそうなので割愛しますが、私が一番好きなのキャラを挙げるならば、主人公のお父さんであるパパ・レーサーが好きです。あの頼れる父親感は凄く憧れます。他にも多彩な人間模様の中、それぞれの気持ちになって色々な事を考えながら映画を観ていました。
他に特筆すべき点は作中に出てくる日本的要素の事でしょうか。ウォシャウスキー兄弟は、マトリックスがヒットした時に、昔アメリカで放送されていた日本のアニメに影響を受けたと言っていましたが、この作品は日本のアニメの実写化ということで、日本や日本のアニメを直接意識するような要素が随所に散りばめられています。
例えば、予告にも出てきますが、忍者が登場します。日本=忍者という発想はベタですが、アメリカの作品では珍しい忍ぶ忍者が出てきます。また、演出では、素早い動きをした時に描画に線を加えることで躍動感を与えつつも作画の節約になる、日本独特の表現手法(スピード線)による演出も見られました。
他に日本的というか、日本人や日本の俳優も何人か出てきますが、ちょい役です。まあ、その点はメインキャラクターがアメリカ人のレーサー家なので、仕方が無いでしょう。ホントは日本人ドライバー役のハズだったが韓国人ドライバー役になった、ややこしい経緯を持つ韓国人俳優もいますが、あくまで主人公は『スピード・レーサー』なので、気にしなくて良い話です。
日本のアニメ作品の実写化には、実写版ドラゴンボール(2009年公開)という語り継がれる失敗作の黒歴史作品がありますが、このスピード・レーサーは、「アニメの実写化は失敗する物」という偏見を持っていたのが申し訳ないと思ってしまう位に良い作品だなと思いました。何よりも原作を観ていたわけでは無いのに、原作が観たくなるほどに原作に対する愛が伝わってくるのが凄いです。曲もマッハGoGoGoを意識したアレンジやリミックス曲が使用されており、盛り上がります。
何だかんだと書きましたが、この作品は深く考えずに、『テレビをつけたら映画がやっていたので観てみる』位の、軽い感覚で観るのが良い正しい作品だと思います。観ていない方は、良くも悪くも派手なので、しっかりと休憩を取った後で観てください。調べた所、吹き替え版は芸能人の演技力が気になるそうなので、字幕版をオススメします。
ちなみに、国内では全く話題になりませんでしたが、スピード・レーサーのゲームが出ていたようです。Wii版、DS版(※クリックでYoutubeのプレイ動画へ) 映画と比べて演出が地味ですが、結構面白そうですね。ただ、何故処理力に余裕のあるXbox360かPS3で映画を再現したゲームを出さなかったのか甚だ疑問です。
また、作中には派手な世界観に負けない個性的な登場キャラクター達が出てきます。その辺は語ると長くなりそうなので割愛しますが、私が一番好きなのキャラを挙げるならば、主人公のお父さんであるパパ・レーサーが好きです。あの頼れる父親感は凄く憧れます。他にも多彩な人間模様の中、それぞれの気持ちになって色々な事を考えながら映画を観ていました。
他に特筆すべき点は作中に出てくる日本的要素の事でしょうか。ウォシャウスキー兄弟は、マトリックスがヒットした時に、昔アメリカで放送されていた日本のアニメに影響を受けたと言っていましたが、この作品は日本のアニメの実写化ということで、日本や日本のアニメを直接意識するような要素が随所に散りばめられています。
例えば、予告にも出てきますが、忍者が登場します。日本=忍者という発想はベタですが、アメリカの作品では珍しい忍ぶ忍者が出てきます。また、演出では、素早い動きをした時に描画に線を加えることで躍動感を与えつつも作画の節約になる、日本独特の表現手法(スピード線)による演出も見られました。
他に日本的というか、日本人や日本の俳優も何人か出てきますが、ちょい役です。まあ、その点はメインキャラクターがアメリカ人のレーサー家なので、仕方が無いでしょう。ホントは日本人ドライバー役のハズだったが韓国人ドライバー役になった、ややこしい経緯を持つ韓国人俳優もいますが、あくまで主人公は『スピード・レーサー』なので、気にしなくて良い話です。
日本のアニメ作品の実写化には、実写版ドラゴンボール(2009年公開)という語り継がれる失敗作の黒歴史作品がありますが、このスピード・レーサーは、「アニメの実写化は失敗する物」という偏見を持っていたのが申し訳ないと思ってしまう位に良い作品だなと思いました。何よりも原作を観ていたわけでは無いのに、原作が観たくなるほどに原作に対する愛が伝わってくるのが凄いです。曲もマッハGoGoGoを意識したアレンジやリミックス曲が使用されており、盛り上がります。
何だかんだと書きましたが、この作品は深く考えずに、『テレビをつけたら映画がやっていたので観てみる』位の、軽い感覚で観るのが良い正しい作品だと思います。観ていない方は、良くも悪くも派手なので、しっかりと休憩を取った後で観てください。調べた所、吹き替え版は芸能人の演技力が気になるそうなので、字幕版をオススメします。
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栃木在住。興味・趣味の範囲が広いので、ブログ内容はカオス気味です。
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後、ゲームでは別なHNでプレイしているので、何処かでryuunさんを見かけても別人です。
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