プラム サンタローザの木の撤収

4年間育ててきたプラム（すもも）、品種名：サンタローザの木を切り倒して撤収させることにしました。
理由は単純で、あまり美味しくないからです。
サンタローザは実の皮に苦味があり、実があまり甘くなりませんでした。その為、実が甘く適度な酸味がある品種名：スターキングの方が家族に人気だったので、葉が落ちた冬の内にサンタローザは撤収することにしました。


撤収中の様子です。チェーンソーは家に無いので、ノコギリでギコギコと時間をかけて切りました。


真ん中の変色している部分が苗を買ってきた時の太さです。3年苗くらいでしょうか。
それを地植えにしたら僅か4年でここまで成長しました。プラムの木は大木になりますが、このペースは驚異的ですね・・・。
早めに撤収させる決断をして良かったかもしれません。
続いて根を撤収

これが大変＾＾；
根を掘り出しては切断、根を掘り出しては切断し、掘り起こす準備をします。
今回は、半分を掘り起こした時点でタイムアップ。続きは来週以降に持ち越しです。
昔の人はこれより何倍も太い木を人力で掘り起こして、森や林を開墾していったのですから、凄い事ですね。


それと、掘り起こしている最中、土器の破片が出てきました。

植木鉢の破片と違う事は、すぐ判ります。土器は上質な粘土を固めた素焼きの植木鉢と違い、割れた断面がデコボコしています。表面は土器特有の凹凸があって独特の味があります。
家の地域では、田畑から大昔の土器が発見されることが多々あり、80～90年代にはあちこちで発掘作業がありました。
その辺の石に紛れて土器の破片が落ちていることもあり、中学の時は校庭に土器の破片が落ちていたほどでした。

この破片ですが、うちの周り一体は既に発掘調査済みなので、この土器が1つ発見された所で大発見！ということは無いです。
流石にその辺に捨てるのもどうかと思うので、洗って適当に保管することにしました。

そういえば、子供の頃に友だちや兄弟と、工事中の土山から土器を発見するという遊びをしたのを思い出しました。
友だちが、石で作られた槍の先端部分を発見して羨ましかったのは懐かしい思い出です。
あの槍の先端まだ保管しているのかなぁ・・・。