クレマチス、キリテカナワ2012年3月の状態と接ぎ木

先日、地植えのクレマチスの誘引などの手入れをしたのですが、昨日の朝は、鉢植えにしていたクレマチス、キリテカナワの誘引の手入れをしました。


この状態で去年よりも3倍くらい枝が伸びました。買ってきたのは2年苗なので、今年で4年目になります。


暖かくなってきたからか、新芽に動きが出てきていました。

ついでに、クレマチスの接ぎ木に挑戦。ネットで調べても情報が少ない為、うまくいくかどうかは全く判りませんが、チャレンジはタダなので、試して見ることにしました。

方法は、枝を1節分残るようにカットして、先端をくさび状に加工することから始まります。作業が細いため、加工には彫刻刀を使いました。
使った挿し穂はキリテカナワの枝です。クレマチスの接ぎ木は、今回が初挑戦なので全く勝手が判りませんが、写真のような完全なくさび状よりも、片面が形成層（緑色の部分）だけになるように加工したほうが良いのかもしれません。


台木側の枝の真ん中に彫刻刀で割れ目を入れて、挿し穂を挿し込み、合体させます。
台木側は生育状態のすこぶる良い、アンスンエンシスにしました。アンスンエンシスは冬咲きのクレマチスなので、春咲きのキリテカナワとは系統が違いますが、この2つが繋がったらどうなるか気になったので、試してみることにした次第です。


後は、セロハンテープ（セロテープ）で接木箇所を圧着固定して終了。
セロハンテープで枝を固定する方法は、誘引の際などに折れてしまったクレマチスの枝の修復に使われる方法で、NHKの番組、趣味の園芸で紹介されていたり、購入したクレマチスの枝にセロハンテープが巻かれていたりしたのを見たことがあるので、結構メジャーな方法なのかな？と思います。
折れた枝は、この方法で固定して何ヶ月かするとくっつくので、接ぎ木でも上手く行くのではないかと期待しています。

挿し穂は全てキリテカナワで、台木はアンスンエンシスに7箇所、ロコーコラに1箇所、モンタナ系クレマチスに3箇所接ぎました。上手くいったら面白いですが、どうなるか判りません。
失敗しても成功しても、何ヶ月か後に改めて紹介したいと思います。


追記：接ぎ木は全て失敗しました。やり方が上手くなかったと思われます。上手くいくか判りませんが来年、改めてリベンジしたいと思います。


▼楽天市場の検索結果

→ 【楽天市場】キリテカナワ
(来訪者の注目度も高く、青系クレマチスではオススメの品種です)


▼関連記事
2012/06/02　→ クレマチス、キリ・テ・カナワ開花2012
2012/03/09　→ クレマチス、キリテカナワ2012年3月の状態と接ぎ木　※この記事
2011/06/05　→ キリテカナワの花が満開、あとハゴロモジャスミンとか
2011/05/29　→ クレマチス、キリ・テ・カナワが開花
2011/05/14　→ クレマチス、H.Fヤングの花と色々なつぼみ