するめを食べながら覚え書き
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Home > ブログ > レビュー - 家電レビュー > 三洋、eneloopウエストウォーマー ENW-WW2S-Mをレビュー
先週4月5日の話ですが、三洋の「eneloopウエストウォーマー ENW-WW2S-M」を購入しました。目的は、付属のリチウムイオン電源バッテリー(KBC-L2B)を、モバイル機器充電用バッテリーとしてゲットする為です。
購入のキッカケは、ガジェ通で「携帯バッテリー『エネループ』を破格で入手する裏技 半額の2000円台で購入可能!」という記事を読んで、この商品を知ったからでした。
商品到着後、一週間程使ってみましたが、おまけ程度に考えていたウエストウォーマーを含め、思った以上に良い商品だったので、レビューしてみたいと思います。
値段は4月5日に注文した時点で2,635円でした。注文時に、Amazonのランキングを見ましたが、ランキングの上位に一時鎮座していたので、同じような目的で購入した人が多いものと思われます。安くなったのは1つに三洋がパナソニックに吸収された事と、ウエストウォーマーが必要無くなるシーズンになり、在庫一掃セールの対象になったのが理由だと思われます。その後はAmazonでの在庫が無くなった為、ランキングから消えました。
→ 価格.com - 三洋電機 eneloop waist warmer ENW-WW2S-M [ダークネイビー] 価格推移グラフ
調べてみると、去年秋の発売時(2011年10月)には7700円程度で発売されていたようですが、徐々に安くなり、2012年3月22日にはAmazonで相場最安値の1,976円まで値段が下がったようです。
どうやら最安値は逃したようですが、それでも安いので後悔は特にありません。
▼箱、内容物
写真左(又は上):箱は、なんというか、カジュアルな感じです。白のイメージを全面に打ち出している所は、エネループのイメージというか、近年の三洋のイメージですね。(パナソニックに吸収されてしまいましたが)
買ったのは2000円台のMサイズのほうです。Lサイズは3000円台だったのでスルーしました。Mサイズはウエストサイズが58~80cmまで対応しており、男女兼用で、色は紺色(ダークネイビー)のみとなっています。
写真右(又は下):内容物は、説明書、ウエストウォーマー(ヒーター部込み)、ACアダプター、充電用USBケーブル、リチウムイオン電池(KBC-L2B)が入っています。
では、まず、目的の電源バッテリー(KBC-L2B)からレビューします。
購入のキッカケは、ガジェ通で「携帯バッテリー『エネループ』を破格で入手する裏技 半額の2000円台で購入可能!」という記事を読んで、この商品を知ったからでした。
商品到着後、一週間程使ってみましたが、おまけ程度に考えていたウエストウォーマーを含め、思った以上に良い商品だったので、レビューしてみたいと思います。
値段は4月5日に注文した時点で2,635円でした。注文時に、Amazonのランキングを見ましたが、ランキングの上位に一時鎮座していたので、同じような目的で購入した人が多いものと思われます。安くなったのは1つに三洋がパナソニックに吸収された事と、ウエストウォーマーが必要無くなるシーズンになり、在庫一掃セールの対象になったのが理由だと思われます。その後はAmazonでの在庫が無くなった為、ランキングから消えました。
→ 価格.com - 三洋電機 eneloop waist warmer ENW-WW2S-M [ダークネイビー] 価格推移グラフ
調べてみると、去年秋の発売時(2011年10月)には7700円程度で発売されていたようですが、徐々に安くなり、2012年3月22日にはAmazonで相場最安値の1,976円まで値段が下がったようです。
どうやら最安値は逃したようですが、それでも安いので後悔は特にありません。
▼箱、内容物
写真左(又は上):箱は、なんというか、カジュアルな感じです。白のイメージを全面に打ち出している所は、エネループのイメージというか、近年の三洋のイメージですね。(パナソニックに吸収されてしまいましたが)
買ったのは2000円台のMサイズのほうです。Lサイズは3000円台だったのでスルーしました。Mサイズはウエストサイズが58~80cmまで対応しており、男女兼用で、色は紺色(ダークネイビー)のみとなっています。
写真右(又は下):内容物は、説明書、ウエストウォーマー(ヒーター部込み)、ACアダプター、充電用USBケーブル、リチウムイオン電池(KBC-L2B)が入っています。
では、まず、目的の電源バッテリー(KBC-L2B)からレビューします。
▼電源バッテリーのレビュー
良い点と悪い点をまとめました。我ながら相変わらず長い文章のレビュー記事なので、読むのが面倒だと感じた方は、良い点と悪い点だけを見るだけでOKかと思います。
良い点
・5000mAhの大容量リチウムイオン電池で、モバイル機器を複数回充電する事が可能
・2ポートのUSB給電ポートで、2つのモバイル機器を同時に充電可能
・USB充電・ACアダプター2つの充電方法が用意されている
悪い点
・残量インジケーターが無い
また、先に書いておくと、付属の電源バッテリー『KBC-L2B』は、2010年10月に単品でも発売されている旧型のeneloopモバイルブースター(通称:モバブー)です。新型として2011年9月に発売されたeneloopモバイルブースター『KBC-L54D』がありましたが、三洋電機がパナソニックに吸収された事により、生産は終了しています。2012年4月現在の最新型は、パナソニックのQE-PL201です。主な違いは以下の表にまとめました。
■寸法、重量
電源バッテリーのサイズはW70×D22×62mmで、大人の男の手で掴むと手の半分程度のサイズです。小さいとも大きいとも言えない適度なサイズだと思います。
重さは約130gで、所有する普通のケータイ(ガラケー)約1台分くらいの重量でした。単三電池サイズのエネループが1本約27gなので、エネループの本数で換算すると、約5本分を所持するの同じ重さとなります。携帯するには重い分類に入りますが、代わりに普通のケータイよりも電池容量が多いスマートフォンを約2回分も充電できる容量を備えているので、イザという時も安心です。
■入力、出力、ストラップ穴など
入力は、USB充電時DC5.0V500mA、ACアダプター充電時DC5.0V1Aとなっており、充電時間はUSB充電時約14時間、ACアダプター充電時約7時間です。充電基板は電池内に内蔵されているので、別途必要なのはDCケーブルか、USBケーブルだけです。
出力は3.7V/5000mAh(19Wh)、製造国はMade in Chinaでした。
充電用端子は片面にminiUSB-B入力ジャックとDC入力ジャックがあります。
写真左(又は上):DC入力ジャックはPSP入力ジャックと同じ径なので、付属のACアダプターで無くとも、5V1A仕様のACアダプターとPSP充電用DCプラグケーブルを用意すれば充電に使えます。
入力ジャックの下にはストラップ穴があるので、ストラップを付ければポケットから取り出すのが楽になります。首からぶら下げて携帯する事も可能です。
写真右(又は下):付属のUSBケーブルとACアダプター。白いです。
■充電テスト
USBポートを2ポート使い、2つのモバイル機器(ケータイと3DS)を充電してみました。1ポート使用時の最大出力は1Aで、2ポート使用時の個々の最大出力は500mA、合計1Aです。
使った充電ケーブルは付属品のケーブルではなく、市販の巻き取り式のUSB充電ケーブルを使いました。充電は、モバイル機器につなげた後、電源バッテリー表面の電源ボタン(DC出力ボタン)を押すと充電がONになります。もう一回電源ボタンを押すとOFFです。
結果、問題なく充電は開始されました。充電中は青色のLEDランプがぼんやりと光るので充電中なのが判ります。モバイル機器の充電が終わると自動的に給電がOFFになってLEDランプが消えます。何も繋がってない状態で電源ボタンが押されても15秒で給電がOFFになるので、意図せず電源ボタンが押されてしまった時にも安心です。
また、給電能力が高くないと充電できない、iPadなどのタブレット端末の充電も出来ると謳われおり、大抵のモバイル機器は充電できるようです。
ちなみに、写真のケータイは電池スペックが3.7V/870mAhなので、電源バッテリーで約5.7回充電できる計算になり、3DSの電池スペックは3.6V/1300mAhなので、電源バッテリーで約3.9回分も充電できる計算となります。凄っ。
■残量表示とボディ
残念なのは、バッテリー残量表示が簡易だという事です。残量チェックの方法は電源ボタンを2秒以上長押しするとLEDランプの光り方で知ることが出来ます。知ることができるのは、満充電状態と使用可能状態、充電必要状態の3つです。
これだと残量の判断は充電時間からの感覚的なものになるので、別途、残量インジケーターがあったら良かったのになと思いました。
尚、この弱点は、去年2011年9月に発売されたeneloopモバイルブースター(KBC-L54D)から若干改善されており、LEDが3色に変化する事で電池残量を知らせてくれるようになりました。
ボディは白いので傷や指紋は目立ちにくいです。ですが、代わりにホコリは目立ちやすく、また、テカテカした光沢ボディなので擦り傷がつきやすいです。まあ、仕方が無いですね。
あと、防水機能はありません。
続いてウエストウォーマーのレビューです。
▼ウエストウォーマーのレビュー
当初、おまけ程度に考えていたこのウエストウォーマーですが、冷え性の私には良い物だと判りました。
まず、良い点と悪い点をまとめます。
良い点
・長時間暖かい
・ヒーターをオンにしなくてもそれなりに暖かい
・春と秋は電源バッテリーを持ち運ぶためのポケットとして使える(服装によってはNGかも)
・超簡易的な姿勢矯正用コルセットになる
悪い点
・特に無し
■使い方と重量
使い方は、充電済みの電源バッテリーをベルトから伸びているUSB端子に繋げ、バッテリーの電源ボタンを押してから、バッテリーをベルトのポケットに入れ、ベルトを腰に巻いて使います。
説明書には電源ボタンを押してから、バッテリーをベルトに収納するように書いてありますが、ベルトにバッテリーを収納した状態でベルトの上から電源ボタンを押すことも出来ます。ベルトのポケットにバッテリーを入れた状態でも、動作確認LEDランプは確認可能です。(参考:下の写真)
ヒーターは、電源バッテリーがフル充電の時に7時間も使うことができます。半日以上使えるならば十分ですね。
重さについては、ベルトの重さはMサイズで約72g、ヒーターの重さは約17gです。加えて電源バッテリーの重さが約130gなので、合計で229gと結構な重量になりますが、腰に巻きつけている分には特に重さは感じません。これがポイントで、電源バッテリーを外に持ち運ぶのに、カバンに入れなくてもベルトが電源バッテリー用の収納ポケットとして使えるので地味に便利です。
使用時、電車の中などの人前で服の下に手を入れてゴソゴソやるのは何か恥ずかしいですが、上着で隠しながらUSBポートを使えばズボンのポケットから何かを取り出している感じになるので、そこまで気にならなさそうです。夏場はベルトを腰に巻いているだけで暑そうなのでNGとして、春と秋はヒーター部分を取り出せば同じく腰ポケットとして使えそうです。
■ヒーター使用時の暖かさと、ヒーター、ベルト素材について
ヒーターの発熱による、皮膚の平均温度(説明書参考値)は、38℃~40℃になり、ポカポカとした適度な暖かさがあります。
暖かさについては、製品紹介ページにウエストウォーマー非装着時と装着時のサーモグラフィー写真があるので、(→画像)効果を目で見ることができます。他の公表されているデータを見ても、体の温め効果があることがわかりますね。
→ eneloop waist warmer「充電式ウエストウォーマー」 | 商品ラインナップ | eneloop(エネループ) | Panasonic
ただし、肌に直接ベルトを取り付けてヒーターを使うと低温やけどを起こす可能性が高まるため、使用の際は肌着の上から使う必要があるようです。
ヒーターは取り出せます。
ヒーター部分は薄くて軽いです。ですが、水はもちろん厳禁。折り曲げる事も厳禁です。尚、ヒーターを取り出せば、ベルトは洗うことが出来ます。ベルトを清潔に保てるのは良いですね。
ヒーターの効果を高める為に、ベルト発熱部の裏地には遠赤外線放射素材、クラレの「ロンウェーブ」と、遠赤外線反射素材、ユニチカの「サーモトロン」が使われており、ロンウェーブが人体に吸収されやすい8~16μmの遠赤外線を放射、サーモトロンはロンウェーブと人体から発する遠赤外線を反射してベルト内に熱を留めて保温するようになっています。この為、ヒーターをオンにしなくても、人間が発する遠赤外線を反射する保温効果により、暖かく感じます。この素材の効果により、ベルトだけでも腹巻き替わりになり、肌寒い日もベルトをつけてくだけでお腹を冷やさなくて良さそうです。
■ウエストウォーマーとしての効果的な使い方と、姿勢矯正効果?
ヒーター部の位置を変える事で、背中とお腹どちらかを暖められますが、正直、背中よりお腹を暖めたほうが暖かいです。この理由は、人間は構造上、ヘソの周りの筋肉が薄く熱が逃げやすいので、筋肉に熱が遮断されず、熱が内臓と血管に届く。という理由だったかと思います。この事は、昔、テレビでお腹と背中をカイロで温める比較実験をやっていて知りました。
要するに、『お腹を温めると体が温まる』というのは、『お腹を冷やすと体が冷えてお腹を下したり風邪をひく』という事の逆という事です。
また、使っていて姿勢矯正用のコルセットのような効果を実感しました。というのも、ベルトがそれなりに硬い素材の為、姿勢が悪いと、お腹にベルトが当たって違和感を感じます。違和感を避けようとすると背筋が自然と伸び、姿勢が少し良くなる効果をもたらしてくれる。という事です。ベルトの幅的に、お腹と背中をサポートする範囲が狭いため、姿勢矯正用コルセットとしては超簡易的なものになりそうですが、意味はありそうです。
私は昔、姿勢が悪さから酷い腰痛を持っていたので、再発防止に一役買いそうなこの効果は結構ありがたいと感じました。
▼まとめ
今回、突然振って湧いたお買い得情報に飛びついた形になりましたが、たった2000円台でずっと欲しかった大容量のモバイル電源バッテリーが手に入ったので嬉しかったです。しかも、冷え性には嬉しいウエストウォーマーも手に入ってしまい、お得感満載の買い物となりました。これで、不意の天災や、体調を崩しやすい寒い日にも安心して挑めます。
この商品は、モバイル電源バッテリーとウエストウォーマーが欲しい方には、3000円台でも美味しい買い物だと思います。ウエストウォーマーが要らないという方には、パナソニックのモバイル電源バッテリーQE-PL201が3000円台で買えるので、そちらがオススメになるかと思います。
2012/04/24 判りにくい点を添削修正、写真が暗かったのでレベル補正したものに交換
【三洋電機 ウエストウォーマー ENW-WW2Sの、検索結果】
→ Amazon.co.jp: ENW-WW2S検索結果 -M、Lサイズ
→ 【楽天市場】ENW-WW2S-M の検索結果 - Mサイズ
→ 【楽天市場】ENW-WW2S-L の検索結果 - Lサイズ
【パナソニック モバイル電源バッテリー QE-PL201の、検索結果】
→ Amazon.co.jp: QE-PL201 検索結果
→ 【楽天市場】QE-PL201 の検索結果
良い点と悪い点をまとめました。我ながら相変わらず長い文章のレビュー記事なので、読むのが面倒だと感じた方は、良い点と悪い点だけを見るだけでOKかと思います。
良い点
・5000mAhの大容量リチウムイオン電池で、モバイル機器を複数回充電する事が可能
・2ポートのUSB給電ポートで、2つのモバイル機器を同時に充電可能
・USB充電・ACアダプター2つの充電方法が用意されている
悪い点
・残量インジケーターが無い
また、先に書いておくと、付属の電源バッテリー『KBC-L2B』は、2010年10月に単品でも発売されている旧型のeneloopモバイルブースター(通称:モバブー)です。新型として2011年9月に発売されたeneloopモバイルブースター『KBC-L54D』がありましたが、三洋電機がパナソニックに吸収された事により、生産は終了しています。2012年4月現在の最新型は、パナソニックのQE-PL201です。主な違いは以下の表にまとめました。
メーカー | 三洋電機 | 三洋電機 | パナソニック |
商品名 | KBC-L2BS | KBC-L54D | QE-PL201 |
発売日 | 2010年10月21日 | 2011年9月8日 | 2011年6月24日 |
容量 | 5,000mAh | 5,400mAh | 5,400mAh |
最大電流出力 (1ポート使用時) |
1.0A | 1.5A | 1.5A |
最大電流出力 (2ポート使用時) |
500mA×2 | 500mA×2 | 500mA×2 |
幅×奥行き×高さ | 70x22x62mm | 70x22x62mm | 70x24x63mm |
重量 | 約130g | 約142g | 約150g |
充電表示LED(色) | 1色(青) | 3色(緑・橙・赤) | 3色(緑・橙・赤) |
充電時間 (USB充電/ ACアダプタ充電時) |
14時間/7時間 | 14時間/7時間 | 14時間/7時間 |
本体色(色) | 1色(白) | 1色(白) | 2色(白・黒) |
充電用USBジャック | miniUSB-B | microUSB-B | microUSB-B |
無接点充電器 Qi(チー)対応 |
× | × | ○ |
■寸法、重量
電源バッテリーのサイズはW70×D22×62mmで、大人の男の手で掴むと手の半分程度のサイズです。小さいとも大きいとも言えない適度なサイズだと思います。
重さは約130gで、所有する普通のケータイ(ガラケー)約1台分くらいの重量でした。単三電池サイズのエネループが1本約27gなので、エネループの本数で換算すると、約5本分を所持するの同じ重さとなります。携帯するには重い分類に入りますが、代わりに普通のケータイよりも電池容量が多いスマートフォンを約2回分も充電できる容量を備えているので、イザという時も安心です。
■入力、出力、ストラップ穴など
入力は、USB充電時DC5.0V500mA、ACアダプター充電時DC5.0V1Aとなっており、充電時間はUSB充電時約14時間、ACアダプター充電時約7時間です。充電基板は電池内に内蔵されているので、別途必要なのはDCケーブルか、USBケーブルだけです。
出力は3.7V/5000mAh(19Wh)、製造国はMade in Chinaでした。
充電用端子は片面にminiUSB-B入力ジャックとDC入力ジャックがあります。
写真左(又は上):DC入力ジャックはPSP入力ジャックと同じ径なので、付属のACアダプターで無くとも、5V1A仕様のACアダプターとPSP充電用DCプラグケーブルを用意すれば充電に使えます。
入力ジャックの下にはストラップ穴があるので、ストラップを付ければポケットから取り出すのが楽になります。首からぶら下げて携帯する事も可能です。
写真右(又は下):付属のUSBケーブルとACアダプター。白いです。
■充電テスト
USBポートを2ポート使い、2つのモバイル機器(ケータイと3DS)を充電してみました。1ポート使用時の最大出力は1Aで、2ポート使用時の個々の最大出力は500mA、合計1Aです。
使った充電ケーブルは付属品のケーブルではなく、市販の巻き取り式のUSB充電ケーブルを使いました。充電は、モバイル機器につなげた後、電源バッテリー表面の電源ボタン(DC出力ボタン)を押すと充電がONになります。もう一回電源ボタンを押すとOFFです。
結果、問題なく充電は開始されました。充電中は青色のLEDランプがぼんやりと光るので充電中なのが判ります。モバイル機器の充電が終わると自動的に給電がOFFになってLEDランプが消えます。何も繋がってない状態で電源ボタンが押されても15秒で給電がOFFになるので、意図せず電源ボタンが押されてしまった時にも安心です。
また、給電能力が高くないと充電できない、iPadなどのタブレット端末の充電も出来ると謳われおり、大抵のモバイル機器は充電できるようです。
ちなみに、写真のケータイは電池スペックが3.7V/870mAhなので、電源バッテリーで約5.7回充電できる計算になり、3DSの電池スペックは3.6V/1300mAhなので、電源バッテリーで約3.9回分も充電できる計算となります。凄っ。
■残量表示とボディ
残念なのは、バッテリー残量表示が簡易だという事です。残量チェックの方法は電源ボタンを2秒以上長押しするとLEDランプの光り方で知ることが出来ます。知ることができるのは、満充電状態と使用可能状態、充電必要状態の3つです。
これだと残量の判断は充電時間からの感覚的なものになるので、別途、残量インジケーターがあったら良かったのになと思いました。
尚、この弱点は、去年2011年9月に発売されたeneloopモバイルブースター(KBC-L54D)から若干改善されており、LEDが3色に変化する事で電池残量を知らせてくれるようになりました。
ボディは白いので傷や指紋は目立ちにくいです。ですが、代わりにホコリは目立ちやすく、また、テカテカした光沢ボディなので擦り傷がつきやすいです。まあ、仕方が無いですね。
あと、防水機能はありません。
続いてウエストウォーマーのレビューです。
▼ウエストウォーマーのレビュー
当初、おまけ程度に考えていたこのウエストウォーマーですが、冷え性の私には良い物だと判りました。
まず、良い点と悪い点をまとめます。
良い点
・長時間暖かい
・ヒーターをオンにしなくてもそれなりに暖かい
・春と秋は電源バッテリーを持ち運ぶためのポケットとして使える(服装によってはNGかも)
・超簡易的な姿勢矯正用コルセットになる
悪い点
・特に無し
■使い方と重量
使い方は、充電済みの電源バッテリーをベルトから伸びているUSB端子に繋げ、バッテリーの電源ボタンを押してから、バッテリーをベルトのポケットに入れ、ベルトを腰に巻いて使います。
説明書には電源ボタンを押してから、バッテリーをベルトに収納するように書いてありますが、ベルトにバッテリーを収納した状態でベルトの上から電源ボタンを押すことも出来ます。ベルトのポケットにバッテリーを入れた状態でも、動作確認LEDランプは確認可能です。(参考:下の写真)
ヒーターは、電源バッテリーがフル充電の時に7時間も使うことができます。半日以上使えるならば十分ですね。
重さについては、ベルトの重さはMサイズで約72g、ヒーターの重さは約17gです。加えて電源バッテリーの重さが約130gなので、合計で229gと結構な重量になりますが、腰に巻きつけている分には特に重さは感じません。これがポイントで、電源バッテリーを外に持ち運ぶのに、カバンに入れなくてもベルトが電源バッテリー用の収納ポケットとして使えるので地味に便利です。
使用時、電車の中などの人前で服の下に手を入れてゴソゴソやるのは何か恥ずかしいですが、上着で隠しながらUSBポートを使えばズボンのポケットから何かを取り出している感じになるので、そこまで気にならなさそうです。夏場はベルトを腰に巻いているだけで暑そうなのでNGとして、春と秋はヒーター部分を取り出せば同じく腰ポケットとして使えそうです。
■ヒーター使用時の暖かさと、ヒーター、ベルト素材について
ヒーターの発熱による、皮膚の平均温度(説明書参考値)は、38℃~40℃になり、ポカポカとした適度な暖かさがあります。
暖かさについては、製品紹介ページにウエストウォーマー非装着時と装着時のサーモグラフィー写真があるので、(→画像)効果を目で見ることができます。他の公表されているデータを見ても、体の温め効果があることがわかりますね。
→ eneloop waist warmer「充電式ウエストウォーマー」 | 商品ラインナップ | eneloop(エネループ) | Panasonic
ただし、肌に直接ベルトを取り付けてヒーターを使うと低温やけどを起こす可能性が高まるため、使用の際は肌着の上から使う必要があるようです。
ヒーターは取り出せます。
ヒーター部分は薄くて軽いです。ですが、水はもちろん厳禁。折り曲げる事も厳禁です。尚、ヒーターを取り出せば、ベルトは洗うことが出来ます。ベルトを清潔に保てるのは良いですね。
ヒーターの効果を高める為に、ベルト発熱部の裏地には遠赤外線放射素材、クラレの「ロンウェーブ」と、遠赤外線反射素材、ユニチカの「サーモトロン」が使われており、ロンウェーブが人体に吸収されやすい8~16μmの遠赤外線を放射、サーモトロンはロンウェーブと人体から発する遠赤外線を反射してベルト内に熱を留めて保温するようになっています。この為、ヒーターをオンにしなくても、人間が発する遠赤外線を反射する保温効果により、暖かく感じます。この素材の効果により、ベルトだけでも腹巻き替わりになり、肌寒い日もベルトをつけてくだけでお腹を冷やさなくて良さそうです。
■ウエストウォーマーとしての効果的な使い方と、姿勢矯正効果?
ヒーター部の位置を変える事で、背中とお腹どちらかを暖められますが、正直、背中よりお腹を暖めたほうが暖かいです。この理由は、人間は構造上、ヘソの周りの筋肉が薄く熱が逃げやすいので、筋肉に熱が遮断されず、熱が内臓と血管に届く。という理由だったかと思います。この事は、昔、テレビでお腹と背中をカイロで温める比較実験をやっていて知りました。
要するに、『お腹を温めると体が温まる』というのは、『お腹を冷やすと体が冷えてお腹を下したり風邪をひく』という事の逆という事です。
また、使っていて姿勢矯正用のコルセットのような効果を実感しました。というのも、ベルトがそれなりに硬い素材の為、姿勢が悪いと、お腹にベルトが当たって違和感を感じます。違和感を避けようとすると背筋が自然と伸び、姿勢が少し良くなる効果をもたらしてくれる。という事です。ベルトの幅的に、お腹と背中をサポートする範囲が狭いため、姿勢矯正用コルセットとしては超簡易的なものになりそうですが、意味はありそうです。
私は昔、姿勢が悪さから酷い腰痛を持っていたので、再発防止に一役買いそうなこの効果は結構ありがたいと感じました。
▼まとめ
今回、突然振って湧いたお買い得情報に飛びついた形になりましたが、たった2000円台でずっと欲しかった大容量のモバイル電源バッテリーが手に入ったので嬉しかったです。しかも、冷え性には嬉しいウエストウォーマーも手に入ってしまい、お得感満載の買い物となりました。これで、不意の天災や、体調を崩しやすい寒い日にも安心して挑めます。
この商品は、モバイル電源バッテリーとウエストウォーマーが欲しい方には、3000円台でも美味しい買い物だと思います。ウエストウォーマーが要らないという方には、パナソニックのモバイル電源バッテリーQE-PL201が3000円台で買えるので、そちらがオススメになるかと思います。
2012/04/24 判りにくい点を添削修正、写真が暗かったのでレベル補正したものに交換
【三洋電機 ウエストウォーマー ENW-WW2Sの、検索結果】
→ Amazon.co.jp: ENW-WW2S検索結果 -M、Lサイズ
→ 【楽天市場】ENW-WW2S-M の検索結果 - Mサイズ
→ 【楽天市場】ENW-WW2S-L の検索結果 - Lサイズ
【パナソニック モバイル電源バッテリー QE-PL201の、検索結果】
→ Amazon.co.jp: QE-PL201 検索結果
→ 【楽天市場】QE-PL201 の検索結果
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