するめを食べながら覚え書き
たまには好きなアニメの話でもしてみたいと思います。
話をするのは、話題作のニャル子・・・ではなくて、上級者向けアニメ、『謎の彼女X』です。
原作は漫画の同タイトル『謎の彼女X』で、作者は植芝理一。他とは一味違う漫画連載が魅力の月刊誌、アフタヌーンで2006年から連載しており、単行本はアニメ放送時点で8巻まで発行されています。
えー、この作品、巷で上級者向けと言われる通り、特殊過ぎる恋愛作品となっています。上手く説明できないのでキーポイントだけ書きますが、キーポイントは"よだれ"です。
私は原作ファンというか過去作を含む作者作品全体のファンですが、この作品がアニメ化されると聞いた時、あまりに上級者向けな為、人を選びすぎて受け入れられ無いのではないかと思っていました。アニメ化が決まった際にも「マジで!?放送できるの?」と驚いたほどです。
また、今まで俳優業しかやっていないヒロイン役の声の演技も、事前PVの段階では、お世辞にも上手いとは言えず、声のイメージも想像していたキャラクターのイメージとかけ離れていた為、これはアニメ化失敗では?と懸念していました。
が、封を開いてみれば、意外と高評価。ニコニコ生放送配信が初めての視聴だったのですが、基本的に辛口評価が多くなる1話にして、結構な数の高評価コメントが流れる結果となりました。
上の画像が1話・2話ニコ生配信時の番組評価アンケートのキャプチャー画像なのですが、なんと、1話の【1:とてもよかった】が、70.2%、2話になると85.6%まで上がっています。これは結構、凄い事です。正直、良くて【1:とてもよかった】は30~40%位だと思っていたので、結果を見ながら目を見開いて驚いてしまいました。この結果には他の視聴者も驚いたようで、コメント欄に驚きのコメントがあふれているのが判ります。
1話の【4:良くなかった】6.7%が、2話で1.7%に減っているのを考えると、1話限りで視聴をやめた人、又は、慣れた人が多いことが判りますが、思った以上に継続視聴者・・・いや、上級者が残ったという事が判りますねw
また、ニコニコ動画での本配信は初回20万超え、第2話も10万を超える視聴者数で、動画上でのコメントでも良いという評価をかなり見かけました。
「気持ち悪い」「俺にはダメだ」というコメントも結構な数を見かけたので、やはり、万人受けしてるとは言えない事も判りましたが、それでも一定の評価をみる事が出来る結果となりました。
あと、「コメントがあるから見れる」「ニコニコ向け」というコメントを見て、なるほど。と思いました。怖いもの見たさ、ホラーを見るような感覚のアニメという事なのでしょう。判る話です。
取り敢えず、ここまで評価が高いのは、大体は監督のお陰だと思います。アニメの内容は、監督が放送前にニコ生の放送に出た時に、原作が大好き。と言っていたのも判るほど原作通りでした。この作品は原作の世界観が全てだと思うので、原作の世界観を壊さなかった監督には一人の原作ファンとして感謝したいです。
ヒロインに関しても、見ているうちにかなり慣れてしまいました。微妙な演技だなと思う場面がある反面、時々「!?」と打ち込んでしまう凄い演技があるのが凄いです。特にヒロインの独特な笑いの演技が最高でした。
アニメはこれから、原作通りに行って切りの良い所で終わるのか、それともオリジナル展開に持って行って成功、もしくは失敗するのかが不安な所ですが、原作を尊重した監督と脚本家の腕に期待したいと思います。
それと、今後のニコ生のアンケート結果は気になる所なので、結果を定期的にメモしていきたいです。
もし、記事に間違った部分があればコメントでツッコミを入れて下さい。
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