新緑が美しい春の高尾山に登山

5月12日の土曜日の話ですが、関東の中でも特にお手軽な登山スポットである高尾山に、登りに行って来ました。
高尾山は、2007年には、ミシュランガイドに3つ星(☆☆☆)登録され、登山者が急激に増えている観光スポットでもあります。
→ 高尾山 - Wikipedia


尚、私の高尾山登山は、今回で2度目となります。
前回は秋に友人達と登りましたが、今回は登山が趣味な私の母と一緒に登りました。

午前はタイ・フェスティバルに行ったので、登山は午後からです。

14時頃、麓の高尾山口駅に着きました。
山に午後から登って大丈夫なのか？と思いますが、高尾山は標高599.15 mと低く、最速で登り1時間40分程度、下り1時間20分程度、計3時間で麓まで戻ってこれるお手軽な山となっています。もし、上でゆっくりして下り時間が足りなくなっても、ケーブルカーとリフトが 中腹にあるので安心です。それに、この時期は真っ暗になるのが19時頃なので、よほどゆっくりしない限りは明るいうちに下山できます。
ただ、『晴れのち曇』という天気予報が当たり、ドンヨリした曇り空になった事で、テンションは下がりました。

下がろうとするテンションをなんとか上げて、登山開始。

この時期は、アヤメ科のシャガという花が見頃のようで、道端に沢山咲き誇っていたのが綺麗でした。
（※高尾山で見られる花について詳しくは→ 日本山岳会東京多摩支部｜高尾山の植物　を参照。）

また、土曜というのもあってか、登山客は多かったです。遠足の子供達、親子連れ、カップル、トレーニングする人、犬を連れている人、友人達とワイワイキャキャー言いながら登っている人など、多様な人達とすれ違いました。
一応、私達と同じく登る人も沢山いましたが、やはり午後ともなると、下山する人の方が多かったですね。
道中、にわか雨が降ってくる場面がありつつ、度々休憩しながらゆっくり登っていく事、約50分。最初の観光スポットである、展望台のあるケーブルカー乗り場に到着しました。

ケーブルカー乗り場の売店で休憩中、売っている団子を買って食べる事に。

うまい！！
味噌がしょっぱくて、コクがあって、香ばしくて、団子はモチモチ、しかも大きくて食べごたえがあって美味しかったです。
前回も食べたのですが、何度食べても美味しいですねこの団子は。


何より、展望が良い中で食べるのが最高です。東京の山だけあって、都内の色々な建物が見えます。
東京スカイツリーと、東京タワーも見えました。前回登った時はスカイツリーがまだ無かったので新鮮な眺めでした。
上の写真だとわかりにくいので、スカイツリー周辺を拡大してみました。

東京タワーは高層ビルに隠れてちょこっと見えているだけですが、スカイツリーはハッキリ確認することができます。こうみると、東京タワーが高層ビルに囲まれて電波塔としては役不足になったというのも判りますね。


折角の登山なのに、ドンヨリとした曇り空の下を登らないといけないのかな・・・と思っていたら、晴れてきました！
晴れているとテンションが上がりますね～。他の登山客の人も楽しそうな顔に見えました。
しかし、前回も思いましたが、高尾山の登山道（1号路）は、道が舗装されていて足への負担が大きいです。かなり足が疲れました。


左の写真(又は上の写真)：登山開始から約1時間半で高尾山薬王院に到着。登山ペースとしてはかなり遅い方です。
右の写真(又は下の写真)：権現力ソフトクリームを食べながら、写真を撮ったりして15分程休憩です。権現力ソフトクリームは、ぶどう酢入りで酸っぱめの爽やかなソフトクリームです。お酢に含まれるクエン酸の効果で疲れが取れるのでオススメですよ。
ここから、約20分登ったところが頂上です。登山を再開しました。

登山中は・・・

登山道に植えられた新緑のモミジを見たり


足元の木漏れ日を見たりして、春らしさを視覚で楽しみつつ、山の澄んだ空気を嗅覚・視覚で堪能しました。

そして、頂上に到着。休憩を含めたトータル約2時間5分かかっての登頂です。

頂上に着いた時にはすっかり晴れており、日差しと風が気持ち良かったです。
条件が良いと、展望台から富士山が見えるのですが、富士山のある所には雲が出ていて見ることが出来ませんでした。富士山を見るなら空気が澄んでいる秋冬の晴れの日か、朝に来ないとダメですね。ちなみに、前回登ったのは秋ですが、富士山が見えたかどうかは忘れてしまいました。。確か・・・見えなかったハズです。
そういえば、頂上の手前に大きくて綺麗なトイレが建設中なのが気になりました。前回登った時は無かった設備です。それだけ登山客が多く、観光地として儲かっているという事でしょう。ミシュラン登録効果は凄いですね。

頂上で写真を撮ったり、おやつを食べたりして30分休憩後、下山しました。
下山は、登りとは別なルート(6号路)を使いました。沢の側を通るルートで水の音が爽やかなルートです。休憩は少なめで、1時間25分かけて一気に下りました。
何だかんだで、下に着いたのは18時。リフトは既に終了しており、土産物屋や飲食店はほとんど終了していました。ケーブルカーの最終便は18時30分です。

そんな訳で、日が暮れる時間一杯まで、春の高尾山を満喫した1日でした(・～・)ｂ
いや～楽しかった。秋に登った時とは違った風情がありました。また時期を変えて、高尾山に登ってみたいなと思います。