ノブドウの実と味

去年の秋に、我が家の庭に生えてきたノブドウ(野ぶどう)の木を育てていたら実が付きました。


ノブドウの実はカラフルで綺麗です。


花はこんな感じで、上向きに咲きます。
そんなノブドウの写真を撮っていた所、ふと、味はどんな感じなのか気になったので、実を食べてみる事にしました。

カラフルな実は触ると硬くて熟していないことが分かるので、柔らかく熟した白い実を食べました。

味についてですが…取り敢えず言えることは、マズい！という事です。
図鑑などで見てマズい事は分かっていましたが、情報通りでした。
なんというか、かすかに甘くて、ぬるっとしていて、鼻に抜ける匂いに芋の皮っぽいような臭みがあります。
味を確かめた後はすぐに吐き出しました。


種の写真です。(※吐き出したものではありません)
実は種が大部分を占めており、食べられる場所は殆ど無い感じでした。

さて、このノブドウ、見た目は悪くないのですが、とても成長が良くて正直邪魔です。
また、食べない実を沢山つけるのも厄介で、種が発根したらノブドウが生えている周辺区画を占領するかもしれないという懸念があります。
そんな訳でノブドウは今年で撤収する事にしました。
空いた場所には食べられるブドウを植える予定です。