日本発売まで後1ヶ月、WiiUの気になる所

2012年11月7日のWiiU 本体機能 Directを観ていて、そういえばWii Uに関してブログで特に何も書いてなかった事に気付いたので、この機会に、発売前に特に気になる点を記事にしておきたいと思います。(まあ、殆ど既出情報のまとめみたいなものです…)
取り敢えず、WiiUの発売日などをザックリとおさらいすると、発売日は12月8日、値段はベーシックセット26,250円、又はプレミアムセット31,500円で販売されます。


まず、というか一番気になっているのは内部ストレージの容量です。ベーシックセットで8GB、プレミアムセットで32GBとなっていますが、ライバルのPS3、Xbox360では内部ストレージとして(現行)250GBのHDDが入っている位なので(※現行PS3には12GBモデル、現行360には4GBモデル有り)内部ストレージが32GBでは、心もとない容量だなと思います。
一応、内部ストレージで容量が足りなくなった場合は、外付けでHDDを増設出来るようですが、WiiUは、接続がUSB2.0接続なんですよね…。USB2.0接続ではなくUSB3.0接続だったならばHDDの転送速度を活かせたのですが、かなり残念な所です。

搭載メモリの多さも良い意味で気になります。WiiUではゲーム機初の1GB超えメモリを搭載し、1GB(システム用)＋1GB(ゲーム用)の合計2GBも搭載されます。
一方、PS3とXBOX360の搭載メモリは512MB(システム用＋ゲーム用)程度です。HD出力の360はメモリが約512MBでも問題ない様ですが、フルHD出力のPS3では、かなり厳しい状態でメモリが使われています。その点フルHD出力ながらゲーム用にメモリが1GBも使えるWiiUでは、色々な恩恵が期待されています。
例えば、恩恵があるとしたらロード時間の短縮です。読み込むデータを多くメモリ内に置いておけるので、ロード時間が短くなるものと考えられます。Webブラウザの利用も、キャッシュを沢山メモリに確保できるので読み込みが早くなりそうです。
また、多くのメモリが使える事で高画質なテクスチャを扱える事となりそうですが、何よりも、WiiUにとってテクスチャ品質を上げられる事は重要になるかなと思います。E3発表後の情報や、消費電力の低さ、PS3とWiiU版タイトルの画面比較などから、WiiUのGPU自体あまり性能が高く無いものを積んでいる事が推定されていますが、テクスチャ品質を上げる事で、見た目上の品質の悪さはかなり誤魔化せるものと考えられるからです。
現状は…ともかく、将来的にはE3で発表されたゼルダDEMO級の画質のタイトルが出てくる事を期待しています。
(参考 → PS3のメモリ256MBでは実現不可能でWii Uのメモリ2GBで可能なゲーム : PS速報)

後気になるのは、WiiU Game Padの500gという重さ、11月7日のWiiU 本体機能 Directで認識させられる事となったWiiUのACアダプターの大きさ、ソーシャル機能 Miiverse連動の際、手書き絵によるネタバレ行為はどれ位の早さで対処されるのか？というのも気になる所です。

そんな感じで色々と気になるWiiUですが、北米ではホリデーシーズンに合わせて日本よりも1ヶ月早い11月18日に発売されるそうなので、ワクワクしながら海外のレビューを待ちたいと思います。
(→ WiiU購入の為、店舗前に10月22日から並び続けている勇者がハリケーンの影響で一時離脱 : はちま起稿)

最終更新日：2018/12/03