四季成り苺、エランを収穫。味の感想など

四季成りの苺、品種名：エランの実が熟したので収穫しました。

★エランの品種特徴ついて詳しくは以下。
→ エラン | 種子系イチゴ | 野菜種子 | シンジェンタジャパン
品種登録第１１５８６号、種子系の一代交配種、生育強健で、うどんこ病、イオウ病などの病害に強い等々。


育てていたのは上の状態。ビニールポットの下の鉢の中には土があり、根っこが根付いています。植え付けずに放置していたらこんな状態で実をつけるまで成長してしまいました。

このエランは実のつき方が特徴的で、まず、触るとザリザリする硬いヒゲの様な雌しべ？のついた青い実が上方向に伸びていき、実が大きくなって重くなってくると下に枝垂れて赤く熟します。熟してくると表面の雌しべ？が無くなっていく様になり、収穫できる状態となります。(※ただし、たまに上に伸びていかない物も有り)

4つ生っていますが、1つはまだ色付きが悪かったので3つ収穫。重さはそれぞれ約9.7g、9.4g、8.5gでした。
形はやや長めの綺麗な円錐形です。

食べた感想ですが、香りは良かったものの甘みがあまり無く、酸っぱさが目立つ味でした。また、果皮と果肉に硬さがあるので食感が面白かったです。
この品種は果皮・果肉が硬い為、触っても傷みにくいのがメリットですね。それと、形が円錐型・硬め・酸味という点を考えるとケーキなどのお菓子に使うと良さそうだなと思いました。

四季成り品種なので、まだまだ収穫の機会はありそうです。取り敢えず肥料を与えて、これからの収穫で甘い実が収穫できると良いなと思います。


2013/05/21追記：赤くなっていなかった残り1つの実をギリギリまで待って収穫した所、食感が柔らかくなり、酸味も大分減りました。甘みはあまり増えませんでしたが、酸味が少ない分美味しかったです。
2013/07/04追記：時々収穫できています。完熟までの時間は短く甘みも強くて美味しいです。ただ、イチゴシーズン中と比べると量は少なく、傷みやすいです。