鳥羽水族館の絶食中ダイオウグソクムシ『No.9』が死亡・・・

昨日、2013年6月3日(まで)に、鳥羽水族館のダイオウグソクムシ『No.9』(9号・9号たん)が死亡しました・・・。
→ 鳥羽水族館で4カ月絶食のダイオウグソクムシ「9号たん」が死亡　消化管のなかには魚肉 - ねとらぼ
ニコ生で3月と5月に放送された、38時間・60時間生中継を観て以来のファンとしては、大変ショックなニュースです。
5月に観た9号は元気に動いていたのですけどね・・・(´；ω；｀)

簡単に説明しておくと、ダイオウグソクムシは深海に住む世界最大のダンゴムシの仲間で、鳥羽水族館は、今月で4年5ヶ月食べていない個体『No.1』(1号・1号たん)が居る事で話題になった水族館です。
今回死亡したのは1号と一緒に展示されていた『No.5』(5号)、『No.9』(9号)の3匹のうちの1匹で、死亡した9号は、体重約1600g以上、体長40cmの大きな体を持ち、入館以来4ヶ月間何も食べていないという特徴を持つ個体でした。

死因については謎な様で、飼育員の森滝さんの話によると、消化管の中には未消化の餌(魚肉)が160g程残っていた事や、数日前に古傷を持つ脚が折れて調子を崩していた事、特に大きな病変は認められなかった事が報告されています。
尚、この前の生中継で聞いた森滝さんの話では、ダイオウグソクムシは深海で腐った餌を食べる生物で、胃の中の食べ物は中々消化されないという事を言っていました。
恐らく、タイミングを考えると折れてしまった脚が原因でしょうか？出来れば、他の個体の飼育に活かす為にも死因の特定はして欲しい所です。

コミカルな動きが印象的だった9号に・・・(-人-）南無