3DS用に買ったHORI、マリオカート7ハンドルをレビュー

家で楽に3DSを持って使うために、HORI(ホリ)の、マリオカート7ハンドルを購入しました。
購入したのは先週ですが、使い込んで長所短所が判ってきたのでレビューしたいと思います。


最初この手のグリップとして、アンサー グリップスタンドを買おうと思いましたが、マリオカートを買ったことや、Amazonで評判が良かったのでこれを購入してみようと思いました。定価は税込価格で1,280円です。Amazonなどで倍の値段で売ろうとする業者がいるので気をつけてください。限定品では無いのでAmazonでも待てば入荷されますし、近所のゲーム屋か大型家電量販店で買うほうが楽に買えるはずです。


開けると、説明書、ハンドルグリップの他に、ストラップが入っています。
つづいて、グリップ各面の写真です。

 


全体が黒色の曲線を多用したボディで、強度はしっかりとあります。また、コントローラーにあるようなザラザラした表面加工の為、指紋が目立つということもありません。この手のグリップには滑り止め用のゴムコーティングされたものが多いですが、個人的には、この、ゴムコーティング無しの表面加工のほうが好みです。
裏側にチルトスタンドの無いシンプルな作りですが、逆にスタンドが無い事で、スタンドが付いてるモデルで報告のあるような、「スタンドカバーがベコベコしてしまう」「スタンドが外れやすい」という事がありません。


3DSの装着方法は、表の型番などが書いてあるシール部分に書いてあります。①はストラップの処理で、②のように3DSのおしりを斜めにしながら挿入。③のように3DSの手前を下に落とすとスッと装着されます。
取り出す時は③の所にEJECTと書いてあるので、そこに指をひっかけて3DSを持ち上げると簡単に取り外せます。

S
装着方法通りに3DSを装着すると、きつくも緩くもない適度な力で固定されます。
なんか、3DSに黒い羽というか腕が付いたような感じになりました。


固定は、この矢印の部分、上下2ヶ所ずつあるゴムが凹むことによって圧着固定されます。ゴムの為、本体に傷が付くことはありません。

試しに、逆さまにして激しく振ってみました。

一応下にクッションを置いて、本気で落とす気持ちでガンガン振ってみましたが、3DSが外れて落ちたり3DSがハンドルグリップから外れかかることはありませんでした。むしろ、力を入れて振ったことで、3DSの上画面の液晶がパカパカしてしまうほうが気になります。3DSの旧版はヒンジが弱いですね。



各サイドの写真です。ハンドルグリップを装着したまま各端子やボリュームにアクセス出来るようになっています。ただ一つ、SDカードスロットにはアクセスできなくなっていますが、SDカードを外すことは滅多に無いので問題なさそうです。
この作りなら、家専用にしている場合、基本的にハンドルグリップを外す必要は無いですね。

手で持ってみました。

ハンドルグリップに装着する事で、抜群に持ちやすくなりました。
ハンドルのような型の為、プレイステーションシリーズのコントローラのような握りこむ持ち方よりも包み込むような持ち方が適しています。
一応片手でも持てますが、下の部分が内側を向いている為に、掴むように持つと持ちにくいです。片手で持つ時は本体とグリップのスキマに薬指と小指を挟むとガッチリホールドできますが、そういう使い方は想定されていないのか、薬指が3DS下のベース部分の出っ張りに当たって痛いです。後で削ろうかな・・・。


最大のメリットはココです。ハンドルグリップを装着する事でLRスイッチが劇的に押しやすくなります。テコの原理でLRスイッチにダイレクトに力を伝える為、入力ラグは感じられません。
中指を置く出っ張りもあるので、ホールド感も良いです。


手持ちのDSlite＋NYKO Charge Gripと比べてみましたが、大きいですね。

現在、ハンドルグリップを付けてマリオカート7をプレイ中ですが、かなりプレイしやすくなりました。
このグリップの売りであるモーションセンサーによる操作（ドライビングモード）もプレイしやすくなりましたが、普通の操作がかなりやりやすくなった方が重要です。この使いやすさは他のゲームでも活躍しそうです。
別なグリップを買う予定だったので、予定外の買い物でしたが、評判通りの良い商品でした。