カルシウムの木という果樹を追加

ネットで発見後、ずっと気になっていたカルシウムの木(カルシウムノキ)の接木苗を購入しました。
バラ科サクラ属の果樹で、いわゆる梅の仲間です(※ウメ科やウメ属は無いです)。


上の写真は2日前の日曜日に撮影したものですが、丁度花が満開の状態でした。ニワウメ、ユスラウメと同じ花期です。
樹高1.5m程の落葉低木で、果実の重さは7～11g。実の糖度は最高11度程度、1本で実が生る自家結実性があり、豊産性、剛健で栽培しやすく、関東での収穫期は7月上旬～7月中旬になるそうです。渋みがあるようなので、加工して食べるのが良いみたいです。

特徴は名前の通り、実にカルシウムの含有量が多い事で、100g中20～45mg程度のカルシウムを含んでいるとの事です。加工していない食用の梅の実が100g中12mg程度のカルシウムなので、それと比べると多いです。
では、他の食品・果物と比べてカルシウムの木の実は、どれほどカルシウムが多いのか？という事が気になったので、色んな食品のカルシウム含有量を調べてみました。参照したのは以下のサイトです。食品数が多いので、カルシウム含有量が多いものを抜粋しています。

→ カルシウムの多い食品と、含有量一覧表(100g中のカルシウム含有量)

『干しエビ7100mg、ししゃも350mg、プロセスチーズ630mg、しらす干し520mg、牛乳（普通）110ｍｇ、チョコレート240mg、みそ100mg、カレー粉540、ごま1200mg、モロヘイヤ260mg、バジル350mg、しそ230mg、梅干し65mg、きんかん80mg、レモン67mg、干しぶどう65mg、プルーン(乾)39mg、キウイフルーツ33mg』

干しエビのカルシウム含有量がケタ違いでダントツですね。乳製品のカルシウム含有量が多いのは周知の事ですが、一部の野菜も乳製品に負けないくらいカルシウム含有量が多いです。果物は他の食品と比べると全体的にカルシウム含有量は少ないようです。
という訳で、カルシウムの木は果樹の中では多い方のカルシウム含有量で、キウイフルーツやドライプルーンと同じ位のカルシウムが含まれている事、カルシウムの木は食品全体から見ると決して多いとは言えないカルシウム含有量という事が判りました。この点は、カルシウムを補充する食品として期待していただけに、少し残念です。
まあ、普通に花実観賞用＆加工食品用として育てていくのが良いという事ですね。ユスラウメと同じくらいの低木なので、管理も楽そうです。

尚、購入したのは黒実タイプです。他に赤実、黄実タイプのカルシウムの木があるようで、横に揃えて植えたらカラフルで面白そうだなと考えてしまいました。いつか全色揃えてみたいです。

→ 【楽天市場】カルシウムノキ の検索結果
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