ビックリグミが豊作、そしてジャム化失敗

昨日、土曜日昼間の話ですが、ビックリグミが熟したので収穫しました。


このビックリグミは、確か15年以上昔から我が家にある古株ですが、毎年沢山花がついても実が生るのは数個だけで、ここまで実が生った姿を見たことはありません。それ程今年は大豊作でした。
過去3年間ジベリン処理をしても効果無かったので、豊作は諦めていたのですが、まさか豊作を諦めた翌年に豊作になるとは思いもしませんでした。うーん、何が豊作の要因なのか判らないな・・・。


これで収穫量の半分です。大きいもので1個約5.4gの重さがありました。
尚、凹んでいるのは、ゾウムシによる食害痕・産卵痕です。豊作だったのにも関わらず、ほぼ全ての実に痕がついているのには参りました。産卵痕とも書きましたが、幼虫が入っているのを見たことが無いので、おそらく殆どが食害痕だと思われます。どちらにしても見た目が悪いだけで食べるのには問題ありません。

収穫したのは358個で、状態が良い物を厳選したものが上の写真です。788gになりました。
生でも食べられますが渋みがあるので生で食べるには限界があります。というわけで、ジャムにすることに。


まずは、種と果肉を分離します。
種と果肉を分離する方法はザルやサラシなど色々ありますが、私は、茶こしとスプーンで分離しています。
茶こしの中に実を入れて、スプーンでかき混ぜると種と果肉が分離するので、その状態で茶こしを鍋の中で振ると果肉と果汁だけが遠心力で下に落ちます。
茶こしの網目は意外と細かく、ゾウムシの食害痕も種と一緒に分離できます。
と、ここまで書きましたが、最初にグミを煮た方が種と果肉が分離しやすくて楽そうです。詳しくは以下の方のジャム作り方を参考にして下さい。
→ ぐみジャム作り

分離すると、凄く粘度のある果汁が抽出されました。
それを今度は弱火でコトコト煮詰めながら焦げないようにヘラでかき混ぜます。
ある程度煮詰まったところで、砂糖を入れ、さらに水分を減らしていきます。
ここで味見。

う、うまい！！

渋みが抜け、甘さと酸っぱさが丁度良い塩梅の、美味しいソースになりました。
しかし、ジャムにするには水分が多いので弱火にかけて更に水分を減らして行く事に。
・・・ここで大失敗／(ー_ー)＼
熱伝導率が高いアルミ製の鍋を使ったのが悪かったのか、ずっとヘラでかき混ぜていたのにも関わらず鍋底がこげて、焦げたニオイがするようになってしまいましたorz
コレ以上やると更に焦がしそうだったので、火を止めてソースのまま使うことに変更。
出来上がったソースを味見しましたが・・・やっぱり失敗です。
残念ながら、微妙な味とニオイになってしまいました｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
折角、美味しいジャムになる予感がしたのに残念です。
この失敗は、夏グミの実でリベンジしたいと思います。