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Home > ブログ > レビュー - 雑貨・その他レビュー > 上海問屋にて空SIMカードを購入。レビュー

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そういえばこの前、こんなものを購入しました。

→ 上海道場 【初段】 空SIMカード [メ01]
blog20121024_sim_IMG_7566_mini800px.jpg
空SIMです。
これをSIM(auICカード、FOMAカード、etc)が入っていないガラケーやAndroidスマホなどに入れる事で、SIM無し状態で出る"SIM未挿入メッセージ"が出なくなったり、ワンセグなどのガラケー機能が使えるようになる(かもしれない)という代物です。
尚、電話番号などのデータが入っていない『空』のSIMなので、これを入れても通話・通信機能は復活しません。(※Wifiは可)

  ▼購入動機
この商品の購入動機は、「所有しているauの古いガラケーに、この空SIMを入れるとどうなるの?」という疑問を持ったからです。
この点については事前に、『楽天みんなのレビュー』で「auのガラケーでは使えなかった」というレビューを多数見ていたので結果は予測できたのですが、もしも使えなくても、そのうち何かに使えそう&安価という理由から購入することにしました。
  ▼結果

blog20121024_sim_IMG_7609_mini800px.jpg
結果ですが、上の写真のように「auICカード(UIM)エラー」が出てダメでした。(※以下、auICカード(UIM)はauSIMと記述)
空SIMを入れたのはau W43H、日立製の2006年のモデルです。

  ▼使えなかった理由・考察
空SIMがau端末で使えなかった理由は恐らく、『auSIMは1つの端末に対して最初のauSIM1枚のみ認識可能』というau端末の制限が理由だと思われます。いわゆる、SIMロック2と呼ばれるものです。

この点について、auSIMについての仕様や挙動をざっくりとまとめると以下のような事になっていますが、以下の説明で分かりにくい場合はWikipediaの情報が詳しいので、参照してみて下さい。
au ICカード - Wikipedia

・auは端末(ガラケー&スマホ)+auSIMカードのセットで販売・契約している。(※一部スマホで例外有り)
・端末にauSIMが挿入されると端末とauSIMの双方で紐付けされ、他のauSIMは受け付けなくなり、端末は『黒ロム』、SIMは『黒SIM』状態になる。
・auSIMが入っていないと、メッセージが表示される他、ガラケー機能やアプリ、ファイルの利用が制限される。(※制限範囲は機種によりけり)
・機種変更の際にauSIMは回収されて処分される(※例外有り)、残った端末は紐付け情報だけが残った『灰ロム』となり、他のauSIMを受け付けない状態は継続され、他のSIMを入れてもそのままでは使えない。
・MNPによる機種変更などの例外によってauICカードが回収されなかった場合、そのSIMは電話番号が無い『灰SIM』となり、紐付けされたままの『灰ロム』や、他の『白ロム』端末に挿入して使える。但し通話・通信機能は使えない。
・『灰ロム』になった端末から紐付け情報を消して『白ロム』に戻すには、auショップでの処理が必要。処理は有料(2,100円)

分かりにくいですが、要するに、『白ロム』に戻していないauガラケーに、この空SIM(灰SIM)を入れても使えないという事です。
つまりは、ガラケーを白ロムに戻せば、この空SIMが利用可能になる(かもしれない)という事になります。白ロム化して試そうか考えましたが、auガラケーでこの空SIMが使えたという情報が無い事や、2006年のガラケーの白ロム化に2,100円も払う価値があるかというと微妙だったので諦める事にしました。
(※auのAndroidスマホを白ロムに戻したものに、この空SIMを挿したらSIM警告が出なくなって使えるようになったというレビューは有り)

  ▼SIMカード比較
他のSIMと並べてみました。
blog20121024_sim_IMG_7716_mini800px.jpg
左からauICカードver001、続いてDocomo FOMAカードDN02、最後は、空SIMです。
何故、auSIMがあるのかというと、スマホ(HTC EVO3D)にauオンラインショップで機種変更した為、auSIMが回収されなかったからです。DocomoFOMAカードは家族のガラケーから抜き出したもので、2006年モデルのFOMA端末に入っていました。

この3枚のSIMを見比べた所、auSIMだけ金色の端子の位置が右側にズレており、端子の大きさも違う事に気付きました。もしかして、他のSIMとauSIMは違うのかな?と考えていましたが、調べた所、他のキャリアのSIMは『UIM、USIM』、auのSIMは『R-UIM』と対応通信規格と名称が違うものの、基本的に互換性があるものだという事が分かりました。
(画像を重ねて比較した所、端末側の接点が当たる位置はどのカードでも同じでした。また、au以外のDocomoFOMAカードのバージョンなどでも、発行されるカードによって端子の位置や大きさ、端子パターンが違うようです。)
互換性がある事を考えると、auで動かないのは単純にSIMロック2の影響の可能性が高そうですね。

  ▼ 動作報告有りの機種
最後に、どんなガラケー&スマホがこの空SIMを使えるのか、『楽天みんなのレビュー』から動作報告が有る機種を集めてみました。

■au
スマホ(白ロム化必須?):IS03、IS04

■ドコモ
ガラケー:SH-04A、N-06A、N904i、P-01D、N-04B、N-02B
ガラケー(SIMカットが必要):F-01D
ガラケー(一部機能のみ利用可):D704i、P903iTV
スマホ:T-01A、SO-01B、SO-03D
タブレット:Galaxy-Tab

■ソフトバンク(旧ボーダフォン)
ガラケー:930sh、904sh、821SC、X02T、923SH、911SH、905SH、007SH、821SC、705SH、803T、930SC、740SC
ガラケー(一部機能のみ利用可):831SH
スマホ:X06HT、003SH

■イー・モバイル
スマホ:S01SH(EM-ONE)


こう見ると、auの情報が少ない事が分かりますね。利用不可報告は沢山あるのですが…。また、auガラケーの成功情報に至っては皆無です。やはり、白ロム化が必須なのでしょうかね?


これでレビューは終わりです。
いつか、この空SIMが役立った際には、また、記事にしたいと思います。


上海道場 【初段】 空SIMカード [メ01]
上海道場 【初段】 空SIMカード [メ01]
価格:299円(税込、送料別)




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