若い世代のTV離れが一目瞭然らしい

ニコニコニュース経由で、NEWポストセブンのこんな記事が気になりました。

→ 若い世代のTV離れが一目瞭然　視聴時間が5年で3割以上も減少 | ニコニコニュース

かつて低視聴率と言われた12％台の番組が視聴率トップ30以内に入り、10代・20代のテレビ視聴時間が2005年から2010年の間におよそ3割減しているそうです。

20代の私はというと、昔(1990年代～2000年代前半)までは、家に居る時はまず、テレビを付けて映像を垂れ流し状態にしていたのですが、2004年頃から徐々にテレビ視聴時間が減っていき、2008年末に地デジに移行して録画環境を整えてからというものの、テレビを見る時間は激減しています。今では見たい映画や特定の番組を録画して、時間がある時にゆっくり見るのが日課です。
家族のテレビ視聴状態を調べてみると、両親のテレビ視聴時間は殆ど変わって無いようですが、弟にとってテレビは、ゲームやPCを繋げてインターネットを楽しむディスプレイとしてしか機能しておらず、テレビ視聴時間は基本0時間ということでした。友人知人もテレビの視聴時間は減っている様子です。私の周りでさえこういう状態なのですが、なぜここまで若い世代のテレビの視聴時間が減ったのでしょうか？

テレビの視聴時間が減っている原因としては色々と言われていますが、やはり今は、PCが面白いという事が一番の理由でしょう。インターネットではブログやwiki、多数のポータルサイト、ニュースサイトの登場などによって欲しい情報や話題が簡単に手に入る時代になり、PCにより多くの時間が割かれるようになりました。そして、Youtubeを筆頭とした動画サイトの台頭によって動画時代も到来して久しく、無数の面白い動画がアップされています。
個人的にはニコニコ動画が登場したのが大きく、毎日のように見るようになりました。あと、私は昔、ラジオっ子だったので、AM・FMラジオがインターネットで聞けるようになる、Radikoが登場したのも大きい事でした。ラジオは視覚をさえぎられないので、作業用BGMとしてとても良いのです。ゲームもオンライン・オフライン沢山あり、無料で出来るものも多く、沢山の時間を割いてプレイするようになりました。
そんな無数のPC向けコンテンツが、テレビよりもPCに向かっていく理由となっているのだと思います。

しかし、いくらテレビ離れが進んでいると言っても、まだまだテレビの力は強く、流行発信・話題提供・世論誘導・印象操作はテレビの得意分野のままだと感じます。この先テレビがどうなっていくのかは時代の流れ次第ですが、どうテレビが対処していくのかは実に興味深いところですね。

人気作だけど途中で読むのやめちゃったジャンプマンガランキングが気になった

2011年11月1日のgooランキングの記事、「人気作だけど途中で読むのやめちゃったジャンプマンガランキング」というのが気になったので読んでみたのですが、ランキングは以下のような順位になっていました。

1位　NARUTO -ナルト-
2位　こちら葛飾区亀有公園前派出所
3位　ONE PIECE
4位　テニスの王子様
5位　BLEACH
6位　キャプテン翼
7位　家庭教師ヒットマンREBORN!
8位　HUNTER×HUNTER
9位　銀魂
10位　ジョジョの奇妙な冒険
以下略

この並びは、なるほどなーと思いますね。
私はジャンプは単行本派＋アニメ派で、現在継続して買っているジャンプ漫画は8位のHUNTER×HUNTERだけです。昔やっていたアニメの続きが気になって、単行本を途中の巻から買い始めました。作者がよく休載するので進みは遅いですが、面白いので買い続けています。
しかし、ジャンプ漫画って、人気作品だと人気が落ちて打ち切られるまで続くので、よっぽど好きじゃないと、単行本を集める気にはなりませんね。アニメ化されたら、そっちを見れば良いかなという感じになったり、漫画喫茶や友達の家などで単行本を読めればいいやと思ってしまいます。というか、長編の場合、本を置く場所が確保できません。あと、良い紙を使っていないので、時間と共に黄ばんでいくのも買いたく無くなる一因です。
とはいえ、結局「長編」というのが途中で読むのを辞める一番の要因だと思いますね。ほんと追いきれなくなって途中で買わなくなったジャンプ漫画は多いです。

また、Twitterのコメントで、この記事に関して色んな意見や話が飛び交っているので、読んでみると興味深いですよ。

気になった記事2011-10-25日

最近個人的に特に気になった記事を集めてみました。

  → Linux カーネル 3.1 リリース。電源管理の強化やNFC対応、Wiiリモコン対応など -- Engadget Japanese 2011-10-25
・Wiiリモコンドライバサポート！？公式対応とは面白いですね。

  → 年金70歳引き上げで45歳以下は払い損、高齢世代は“年金天国” | ニコニコニュース (Newポストセブン) 2011-10-24
・いつかこうなるんじゃないかとは思ってました。

  → 戦艦大和部品で新エネルギー＝反射板、「太陽炉」に転用―東北大教授ら研究・宮崎 | ニコニコニュース　(時事通信社) 2011-10-22
・太陽光を鏡で反射させた熱で金属がドロドロに解けてしまう動画を見たことがありますが、そんな物凄い太陽熱を利用した炉が登場するようです。
戦艦大和の探照灯用に製造された反射板を利用ということで、話題性もロマンもありますね。また、ガンダム00に動力源として太陽炉が登場するので、Twitterなどのコメントが関連コメントがガンダム関係で盛り上がっていたのが面白かったです。

  → スティーブ・ジョブズ、ガンの手術を9ヶ月間も先延ばしにしていた - Touch Lab - タッチ ラボ 2011-10-21
・摘出手術を受けた時には膵臓の周りの組織にガンが広がっていたようで、ジョブズ氏は手術を遅らせた事を後悔していたそうです。CEOとして仕事が多忙だった事や、摘出してみてから完治可能な腫瘍だった事が判明したという記事を踏まえると、ジョブズ氏本人にとって手術は難しい判断だったのではないかと想像させます。

モバイルソーラーバッテリーの実用性について

先週のImpressの家電Watchの記事を見ていたら、こんな記事が気になりました。

→ 家電-コラム-藤本健のソーラーリポート-小型ソーラーバッテリーってホントに使える? 5製品を試してみた

小型(モバイル)ソーラーバッテリーは使えるのか？という記事です。
結構読み応えのある内容ですが、ざっくりと要約すると、小型のソーラーパネルによるソーラー充電は期待できないということでした。

個人的にもソーラーパネルを搭載したモバイルバッテリーの実用性については疑問がありました。その要因はスペック表示です。充電時間に18時間とか30時間などと書いてあるのを見て、「発電量が低くて実用性はほぼ無い」と言ってるようなものだよな・・・と思っていました。家電Watchの記事は、その考えが正しかったということが分かる内容でした。
そういえば昔、小さなソーラーパネル付きLEDライトキーホルダーを1000円で買った時に、すぐに使えなくなって悔しい思いをした事があったのを思い出しました。いつも日当たりの良い窓際に置いていたのにも関わらず、スグに使えなくなったので、1000円をドブに捨てたような気持ちになったのを覚えています。それは、もしかしたらパネルが小さすぎて充電しきれなかったのが原因だったのかもしれませんね。
結局、ソーラーパネルを実用的に使うには、大きな面積で太陽に適切な角度を向けることが一番大事ということでしょう。

後、なるほどなと思ったのは、昔のソーラーパネルが扇状のパネルを並べたものだったのは、丸いシリコンウェハを切ったものだからという話です。今でこそシリコンウェハは判りますが、子供の頃は無駄のあるソーラーパネル配置が疑問で仕方がなかった事でした。
他にもシリコンの違いによる特性の違いなども書いてあったので、家電Watchの記事はとても勉強になりました。

撮影後にフォーカスを自由に合わせられるカメラが凄い

先日、Engadgetで気になる記事を発見しました。

撮影後にフォーカスできる Lytro カメラ 発表、f/2 レンズ搭載で399ドルから
→ 撮影後にフォーカスできる Lytro カメラ 発表、f/2 レンズ搭載で399ドルから -- Engadget Japanese
という記事です。

「え、どういうこと？、この細長い箱がカメラ？」というのが私の最初の反応でした。しかし、記事を読んでみるとこれが凄く面白いカメラだということがわかりました。
このカメラは光の方向を複数記録する事ができるカメラです。フォーカスを合わせる必要がないので、瞬時に撮影できることや、暗さに強いこと、後から3Dデータを取り出せたりすることが画期的です。
詳しい事はEngagetの記事を読むと判りますが、Lytro公式サイトの図解を見るとより仕組みが判ります。次の図は切断面です。(※クリックで公式サイトの説明に飛びます)



シンプルな構造ですね。公式サイトを見ると、一般的なメガピクセル(MegaPixels)による解像度表示は無い代わりに11million light rays(1100万光線)と書いてあります。(Engagetでは11メガレイと記述、桁としては一緒)、サンプル画像を見る限り解像度感は感じられないですが、聞く所によるとサンプルの元画像が370px四方らしいので、370x370=13,6900px、13.7万画素程度のようです。ということは、1100万÷13.7万＝およそ80方向位の光の方向を記録してるという事になりますかね。
また、データは8GBで350枚との事なので、一枚辺り約2.3MBとなります。手持ちの500万画素のデジカメでjpeg低圧縮設定が1.7MB程度なので、画像サイズに比べて結構重いデータですね。

サンプルは以下から見れます。見たい所をクリックするとフォーカス(ピント)が合うのが面白いです。
→ 撮影後にフォーカスできる Lytro カメラ 発表、f/2 レンズ搭載で399ドルから -- Engadget Japanese
→ Lytro