するめを食べながら覚え書き

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Home > ブログ > 園芸 - クレマチス > 2015年5月『筑波実験植物園』にクレマチス園などを見に行った話

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今回は、遡ること2015年5月20日に行ってきた『筑波実験植物園』の話を書きたいと思います。

筑波実験植物園(つくば植物園) Tsukuba Botanical Garden (※公式サイト)
筑波実験植物園は、上野にある国立科学博物館(科博)の別館にあたる施設です。
一部研究施設を除いて植物園として見まわる事が出来ます。

入園料は一般で310円ですが、今後何回か来る予定があった為、年間パスポートの『リピーターズパス』1030円を購入して入りました。
リピーターズパスがあれば、科博関連施設の入場無料化や関連施設の割引なども受けられるのでお得です。


この植物園に来たのはこの日が初めてでしたが、気持ち良い位の晴天に恵まれました。

散策は、人の生活に密着した植物を展示する、温帯資源植物 東エリアから開始しました。
園内紹介 - MAP

最初に気になったのは、様々な種類のサクラの木があるコーナーでしたが、時期が時期だけに花は見る事が出来ませんでした。
なので、桜餅によく使われるというオオシマザクラの葉っぱだけよく観察して次のコーナーへ移動しました。


次に気になったのはこちらの生垣のコーナー。
ニオイヒバ、カラタチ、マサキ、サンゴジュなど古今東西の庭で使われる様々な植物の生垣が植わっていました。


昔、我が家にあったキンメツゲの生垣もありました。

その次に気になったのは、様々なベリー類の植物が植えられたコーナーです。
丁度、キイチゴ類の実が生り始めた頃で、一度に花や実を比較観察する事が出来ました。

左がクサイチゴ、右がバライチゴの実です。


我が家ではまだ一度も実った事の無い、モミジイチゴも実をつけていました。
キイチゴ類だと他にもナワシロイチゴ、クマイチゴ、ニガイチゴなどがあり、刺の出方や成長した株の大きさなど勉強になりました。

また、現在市販されているイチゴの最初の親となっているという、オランダイチゴとバージニアイチゴもありました。
ツツジ科のベリーだと、ナツハゼ、ブルーベリー類なども同じコーナーに植えられていましたが、時期的にそちらは実がついていなかったです。

沢山の種類のシダが植えられたコーナーを進むと、絶滅危惧植物温室がありました。

詳しくは割愛しますが、個人的にトキワマンサクが絶滅危惧IB類(EN)と、近い将来絶滅するであろう分類に入っていた事が気になりました。
庭木としてホームセンターで購入できるのに何故だろうと説明を見ると、国内で自生するトキワマンサク自体は非常に少ない事が、絶滅危惧種に属する要因になっている事が分かりました。


そんなこんなで、気になる植物をじっくりと観察・撮影しながら歩く事、約1時間。
この日来園した目的の一つ、クレマチス園にたどり着きました。

クレマチス園 [コレクション特別公開] クレマチス展2015 - 筑波実験植物園
コレクションの公開期間は2015/5/2~6/14までで、この日は中盤にあたる日でした。


クレマチス園の案内図です。
園内のクレマチスは、分類別に植えられていました。
花の調和では無く分類を優先した配置が、いかにも研究植物園らしい感じで分かりやすくて良かったです。

この時期に見頃だったのは、ジャックマニー系(Jac)とラヌギノーサ系(Lan)、ウィティケラ系(Vit)、インテグリフォリア系(Int)の花でした。
早咲きのモンタナ系(Mon)の花はかなり前に終了。
パテンス系(Pat)の花も殆ど見れませんでした。


入り口で出迎えてくれたのは、静岡県の下田で採集されたシロバナハンショウヅルでした。
この品種は、鎖国状態だった日本にペリー提督が率いる黒船がやって来た際に標本として取られ、学名(Clematis williamsii)がつけられたとの事です。

続いて、沢山撮影したクレマチスの写真の中から一部を掲載します。

[Lan]さのの紫(Sano-no-murasaki)

 
[Jac]エンブレス・オブ・インディア(Empress of India)
[Lan]大和(yamato)


[Jac]ワルシャフスカ・ニキ(Warszawska Nike)


[Jac]ルージュ・カーディナル(Rouge Cardinal)

  
[Pat]カザグルマ(Patens) 準絶滅危惧(NT)静岡県浜松市
日本各地で準絶滅危惧に指定されている野生のカザグルマが沢山植えられていましたが、時期的に咲いているのはこれ位でした。


[Int]カイゼル・ヴィルヘルム(Kaiser Wilhelm)
この品種は、花が散った後の中心部分だけが残っていましたが、それなのにとても綺麗だったので撮影しました。


[P/L]ミセス・N・トンプソン(Mrs N. Tompson)
[P/L]リチャード・ペンネル(Richard Pennell)


[Pat]胡蝶(Kochoo)


[Pat]美登利(Midori)


[Tex]スカーレット(Scarlet)、
[I/L]アラベラ(Arabella)


[Jac]ニオベ(Niobe)


[Flo]テッセン(Florida var Sieboldiiana)
[Lan]H・F・ヤング八重(H.F.Young Double)


我が家でも毎年沢山の花を咲かせてくれている[Flo]フォンド・メモリーズ(Fond Memories)もありました。

あと、休憩所に置かれていた本が良かったです。

タイトルは『クレマチス - 育て方から最新品種まで -』で、NHK出版の本です。
これが情報量の多い本で、様々なクレマチスの作出年や交配品種が書かれていたり、育て方などが写真や図解付きで分かりやすく掲載されていて、資料的にも指南書的にも価値のあるものでした。

この本は欲しいなと思いつつ、既に絶版だったりするのかなと不安でしたが、後で探してみたらAmazonであっさりと発見。
クレマチス―育て方から最新品種まで (別冊NHK趣味の園芸) (※Amazon)
既に注文して手元にあるので、そのうち別記事で紹介したいと思います。

クレマチス園を隈なく巡った後、次のエリアを歩き始めました。

これは、歩いている最中にいい感じの葉っぱだなと思って撮影した写真です。
観葉植物に近い雰囲気で、見ていて爽やかな印象がありました。
左側はカツラ、右側は確かムクロジ科の木(品種未確認)です。

途中、年配の来園者の方に植物研究者と間違えられる一場面もありつつ、来園から2時間経過。

雑木林のエリアに到着しました。
広葉樹・針葉樹が気候による分類で細かく分けて植えられていて、林の見本市でした。


木は適度な間隔に植えられていて、林道には木漏れ日が差し込んでいました。
日差しでやや暑くなってきた時間帯でしたが、林の中はヒンヤリ涼しく、歩いていて気持ちよかったです。




水生植物のエリアも散策。
様々な水辺の環境が作られており、ヒメガマ、コウホネ、ワサビ、ミツガシワ、ミズバショウなど沢山の水生植物を観察する事が出来ました。

また、園内には図鑑やネット上でしか見たことの無い毒草も沢山植えられており、大変興味深く観察しました。

こちらは、毒草として有名なトリカブトの一種でオクトリカブト。
手を触れないように看板が出ていました。


左がスパイスの八角と間違えられる事の多い猛毒の植物、シキミの未熟果。
右が猛毒ながら甘い実を持つドクウツギの未熟果です。


毒を持つ植物といえば、来園目的の1つに「有毒なヒョウタンボクの赤い実を見たい」というものがあったのですが、実はついていたものの残念ながらまだ青い状態でした。


こちらは、ヒョウタンボクと同じスイカズラ科でも食べられる実のウグイスカグラです。
ウグイスカグラは赤く熟していて、光に透ける感じがとても綺麗でした。


園内には、ミヤマウグイスカグラもありました。
こちらは、ウグイスカグラと違って実に毛が生えているのが特徴です。

春の花もあちこちで咲いていました。

テイカカズラの花です。ハチなどの虫が沢山集まっていました。


エゴノキの花です。
花の季節としては少しズレた様で、落花した花びらが地面に雪の様に積もっていましたが、その積もっている感じも綺麗でした。


花が咲いている場所では、昆虫を撮影する為の研究用定点カメラが置かれている所もありました。
この場所ではハチやチョウやコガネムシが、他の場所ではオサムシやハムシ、謎のケムシやイモムシなどを見ましたが、写真は割愛します。
他の生物は、ヘビやトカゲを見かけましたが、動きが素早くて写真は撮れませんでした。


基本的に園内の草木への干渉行為はNGですが、指示が出ているものは触ったり、嗅いだりする事が出来る様になっています。
このヒメシャラの幹も「さわる」事が許されている木で、触るとスベスベでヒンヤリしていて気持ち良い触感でした。


こちらのゴマキの木は葉っぱを軽く揉んで「かぐ」事の出来る木です。
軽く揉んで嗅いでみた所、香ばしいゴマの香りがしました。




園内では、キクラゲ、カワラタケなどのキノコ類も生えていました。


様々な発見を写真に収めつつ、歩くこと5時間。

この日は、水草展示のコーナーを見た所で時間切れでした。
温室エリアが手付かずでしたが、それらのエリアを見るのは次の機会にしようと決めて、最後の目的であるショクダイオオコンニャクが展示されている温室に急いで行きました。


今年は、筑波実験植物園でショクダイオオコンニャクの花が咲いたというニュースが無かったなと思っていたのですが、行ってみて理由が分かりました。
どうやら今年は葉っぱが成長する年だった様です。
これは2階の廊下から撮影しているのですが、一般的なコンニャクの葉と比べてはるかに巨大で驚きました。
以下の記事によると、高さは3m以上あるとの事です。
こんにちは植物園です :: 筑波実験植物園(つくば植物園) Tsukuba Botanical Garden


筑波実験植物園の散策レポートはこれで終わりです。
植物好きとしては、どこのディズニーリゾートかと思う位の夢の国でした。
この一ヶ月後に再来園したのですが、その話はまた次回。


・・・あ、そういえば、この日にマズイ、マズくないと巷で話題になっていた「いろはすトマト味」を購入して飲んでみたのですが、個人的にはまあまあ美味しかったです。
但し、後味に薬っぽい青臭さが残るのが微妙で、リピートはしないなと思いました。

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