DXアンテナDSA-456Kのネジをステンレス製に交換、経過観察

去年の写真を整理していたら、BSアンテナのネジを交換をした時の写真をみつけました。
ネジを交換したのは2010年の夏ですが、まとめておきたいと思います。

※追記：異なる金属同士を接触させた状態で水分が加わると、『電食』という現象が起きてサビが発生する可能性がある為、ステンレスネジへの交換は、雪や雨の多い地域ではオススメしません。

まず、購入とネジ交換までの経緯についてですが、2009年にプラスチック素材があまり使われていなくて耐久性がありそうなDXアンテナ製のBSアンテナ『DSA-456K』を選んで購入しました。
(※型番にKが付いてるのは、壁面・ベランダ取付器具が付いたモデルです。)
→ DSA-456_456K.pdf - 仕様pdf
この『DSA-456K』をベランダに設置して性能に不満なく使っていたのですが、設置から1年経ってネジが錆びついている事に気付いたのが、ステンレス製のネジに交換する事にした経緯です。

交換用のステンレスネジは、ネジのサイズを測ってホームセンターで購入しました。
(※ホームセンターによっては長いネジが売ってなかったりするので注意です。)

■サビたネジ、交換したネジ

上が交換したステンレスネジ、サビが出ているのが元の亜鉛メッキのネジです。
メッキ処理が薄いのか、1年で相当サビてしまっています。

尚、この部分のネジは、ネジ山が特殊なピッチだったので、木ネジを購入して強引に絞めつけました。

■アンテナ裏と型番、ベランダ取付器具のネジ

左(又は上)：アンテナの裏、1年間の汚れがこびりついています。型番は『DSA-456』で、Kの表記は無いです。
右(又は下)：ベランダ取付器具です。左側のネジが交換したステンレスネジ、右側のネジが錆び始めていた付属の亜鉛メッキネジです。

交換時の注意点は、元のネジ(並目ネジ)と同じものを購入する事です。
主に、ネジにはメートル細目ネジ(ISOネジ)と、メートル並目ネジ(JISネジ) がありますが、元のネジと合わせないとネジが固まって取れなくなってしまったり、ネジ山もしくはネジ穴が削れてしまい、しっかりと固定できなくなる要因となります。
(同じ物が買えるか不安な場合は、元のネジを袋に入れてホームセンターに持って行き、店員さんに尋ねたほうが確実です。)

※追記：経過観察として2014/8/31に撮影した写真を追記します。
▼その1

交換から約4年経過しましたが、サビは見られません。
(サビ色が見える所は、昔のネジのサビ跡です。)

▼その2

アンテナ裏側のネジにもサビは見られません。

▼その3

クッション材として使用した合成ゴムには、ひび割れなどの経年劣化が見られますが、アンテナベランダ取付器具・ステンレスネジにはサビは見られず、購入した状態を保てています。

▼その4

亜鉛メッキのアンテナマストと、ステンレス製のベランダ固定器具です。
雨が降った後に長時間濡れたままになりやすい所ですが、サビは見当たりません。
代わりに緑色の藻類が生えてきていますが、問題は無いです。

▼まとめ

全部のネジをステンレスのネジと交換した所、大体1000円位かかりました。
また、サイズの合ったステンレスネジを探すのに、何軒かのホームセンターを探しまわったのも大変でした。

何にしても、ステンレスネジに変えると腐食の心配が無くなるので、アンテナを外すことになった時にサビでネジが壊れて取り外せないということがなくなり、見た目の汚さも無くなるのでオススメです。

追記：ステンレスネジを使ったＢＳアンテナ『BC45R-SET』(壁面・ベランダ取付器具付きセット版)が、マスプロから出ているそうなので、私の様に後からネジを交換して補修する場合以外は、そちらを選んだ方が良さそうです。
→ 22日　2件目　千葉県市川市アパートＢＳアンテナ工事 ※情報元
→ 試用レポート： マスプロ BS･110°CSアンテナセット BC45R-SET ※ベランダ取付例


※2014/09/24 追記・添削修正



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