ついに、Google Chromeと、Firefoxの世界シェアが逆転

ついにWebブラウザGoogle Chromeと、Firefoxの世界シェアが逆転したようです。
→ Google Chrome、世界ブラウザ市場で初のFirefox超え - ITmedia ニュース

シェアのグラフを見ると、ウナギ登りのChromeシェア、緩やかに落ちて行くFirefoxシェア、落ちていくIEシェアが何故か最近上昇したという面白いグラフになっています。
Chromeのシェアの伸び方は去年の勢いの延長といった感じですが、このままIEを抜くのか気になる所です。Firefoxは、この1年のシェアが去年よりも落ちる曲線を描いているように見えますが、もしかしたら、この1年でFirefox4からFirefox9までアップデートされるという計画が影響してるのかもしれませんね。IEは、今年3月にリリースした（日本では地震の影響で4月）IE9のリリースが、シェア流出の歯止めに効果が無かったことが判ります。しかし、IEのシェアが急に上昇したのは何故でしょうかね？謎です。
また、2002～2009年までのWebブラウザのシェアについては、2009年に公開されたブラウザーシェアの変遷図が直感的に判りやすくて参考になります。

ちなみに、私の現在の愛用ブラウザはFirefoxです。今までのブラウザ使用遍歴はIE→Sleipnir→Firefox→Opera→Firefox→Safari→Firefox→Chrome→Firefoxと渡り歩いて来ました。色々と渡り歩いたものの結局、Firefoxで使いやすくカスタムした状態を他のブラウザで再現できずFirefoxに戻っており、現在はFirefox3.6Portable版と、Firefox8の二つをメインに使い、Chromeは限定的に導入し、用途に合わせて使い分けています。
取り敢えず個人的には、自分用にプラグインをフルカスタムしたFirefox3.6が最高です。"ブラウザの動作の重さを除けば"ですがね・・・。Firefoxは4以降は動作が軽くなっていますが、プラグイン作者がChromeに移ってしまったのか、更新に飽きてしまったのか、それとも9の登場まで待っているのか、多くの作者がFirefox4以降の対応プラグインを作ってくれない状況です。その為、メインで使いたくても納得のいくカスタムができないようになってしまい、移行しきれない状況に陥っています。しかし、FlashのエラーにFirefoxが巻き込まれないという有り難い仕様変更の為、動画サイトのFlashの表示の為に使用している感じです。つまり、Firefox8でニコ動を見ながら、Firefox3.6で調べ物をしたりブログを更新したりするというスタイルです。
Chromeは、英語のページを軽快に翻訳したり、特定のページのhtmlを開いたりするのに使用しています。

まぁ、私はブラウザはカスタムありきなのでFirefoxを捨てられませんが、カスタムしないのであれば、一番軽量なブラウザであるGoogle Chromeを使うほうが良いですね。Chromeの軽さを体感すると、シェアを伸ばしたのも頷けます。