するめを食べながら覚え書き

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Home > ブログ > ゲーム - ゲーム紹介・プレイ他 > ゲームのプレイ動画を視聴した事がゲーム購入のキッカケになっているらしいという話

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興味深いデータがCESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)から発表されました。
日々是遊戯:ゲームのプレイ動画、75%が「視聴経験アリ」 視聴きっかけにソフト購入するケースも - ねとらぼ
データは東京ゲームショウ2012の来場者アンケートで得られたものです。要するにゲームを積極的プレイする層に対する調査ですね。
具体的なデータは上記の記事にありますが、掻い摘むと、アンケートの75%が動画サイト(ニコニコ動画・youtube)にアップされているプレイ動画を視聴した事が有り、視聴経験者の約半数が視聴をキッカケにゲームを購入をしたという結果が出たというニュースです。
プレイ動画を観た事でゲームを購入しなくなるかどうか』という調査が無いのが残念ですが、前向きに考えると、プレイ動画はゲームの宣伝材料になっているという結果が1つ提出されたと言えそうです。

ちなみに私自身、ニコ動・ニコ生でゲームのプレイ動画、或いはゲームの生実況プレイを良く観ます。
思い返してみると、この数年間でプレイ動画・生実況プレイを観て感化されて買ったゲームが結構ある事に気付いたので、思い出して書き出してみました。

▼家庭用ゲーム
ピクミン(新品)、ピクミン2(新品)、マリオギャラクシー2(新品)、SIREN(中古)、SIREN2(中古)、大神(中古)、ワンダと巨像(中古)、ワンダと巨像HD版(新品)

▼PCゲーム
Minecraft(DL版)、Terraria(DL版)、LIMBO(DL版)、SuperMeetBoy(DL版)、BioShock(DL版)、BioShock2(DL版)、Batman Arkham Asylum(DL版)、Oblivion(DL版)、Fable(DL版)、Grand Theft Auto IV(DL版)、Half-Life(DL版)、L.A.Noire(DL版)、OverLord(DL版)、Portal、Potal2(DL版)、Q.U.B.E(DL版)、Isaac(DL版)

トータルの購入値段は3万5千円位でしょうか。他にも購入する予定があるゲームや、購入しかけたゲームを入れるとかなりの数になります。一時期、プレイ動画を観てXbox360がハードごと欲しくなった事もありました。プレイ動画に感化されて、フリーゲームもプレイした事もあり、私にとってプレイ動画・生実況プレイの影響力は強いという事を認識させれられます。
私がプレイ動画を観るスタイルとしては、1話だけプレイ動画を観て面白そうならそこでプレイ動画の続きを観るのをストップ。ゲームを購入して、自力でクリア後に続きを観てUP主やコメントと感覚を共感するというスタイルです。
観るのはアクションゲームが多く、RPGのプレイ動画は長すぎる上、ネタバレがあると萎えるので基本的に観ないようにしています。
まあ、結論として面白いですよ、プレイ動画は。プレイ動画、ゆっくり実況、実況プレイ動画、又はニコ生の生実況プレイ、どれもそれぞれの面白さがあって好きです。
以下、長々と続きを書いているので、興味の有る方は読んで下さい。
■著作権問題とメーカーの黙認と、アドベンチャーゲーム
ゲームのプレイ動画・実況プレイの公開については、メーカーが明確な許可を出しているゲームを除き、著作権侵害の違法行為となっています。しかし、著作権侵害のプレイ動画もゲームメーカーの意図(宣伝目的など)によって黙認されている事が殆どです。
特にニコニコ動画の場合はメーカーの申請次第で動画の一斉削除、以後のUPを削除する事が出来るにも関わらず、殆どされて無いのが現状で、また、メーカーと協力して新・旧作のゲームの実況配信をしたりする事もあり、グレーゾーン扱いのまま維持されている状況となっています。

メーカー的にはグレーゾーンにしたくないジャンルも有ります。それは18禁ゲーム(アダルトゲーム)、いわゆる『エロゲー』と、ギャルゲーに代表されるアドベンチャーゲームです。
アドベンチャーゲームはアクションゲームなどと違い、一度見てしまうと内容が分かってしまい、購入意欲をそがれてしまう事が多く、まず、プレイ動画は宣伝になりません。ギャルゲーを作っているメーカーは大手企業が多く、他にギャルゲーに合わせて漫画やアニメなどマルチメディア展開をしている事も多いので、必ずしもプレイ動画が不利益になる訳でもないのですが、エロゲーを専門で作っているメーカーにとってはプレイ動画を観ることでゲームを買わない客が多く出てきてしまう事は死活問題になるという事もあり、メーカーの方針にもよりますが、製品版のプレイ動画のアップロードは基本的にアウトで、削除対象となる事が多くなっています。
エロゲーに関しては、2011年に、とあるエロゲーメーカーが怒ってニコニコ動画のプレイ動画のUP主を訴え、最終的に示談になったという事件もありました。
ニコニコにプレイ動画をupした二コ厨、ゲームメーカーから訴えられ示談金を支払うハメに | ニュース2ちゃんねる

また、ニコニコ生放送(ニコ生)で、エロゲーの生実況プレイが問題になった事もありました。
順を追って話したいと思います。ニコ生が誕生したのは2008年12月の事ですが、すぐにエロゲーを生配信する放送が発生し、ニコニコ生放送の規模が大きくなるにつれて規模が拡大していきました。
やがて、エロゲー制作の関係者の耳にニコ生でのエロゲー配信の噂が入るようになり、問題化します。メーカーによっては自社のエロゲーを放送したらニコニコ運営の協力を持って放送をBANにするという所も有り、エロゲーを実況するニコ生主の中には自主的にメーカーに問い合わせて配信がOKか聞く者も現れました。(放送がBANされると暫く放送できなくなるというペナルティが有り、ペナルティが重なると最終的に放送コミュニティがBANされ2度と同じコミュで放送できなくなります)
独自でエロゲのBANメーカーを調べるコミュ-ニコニコミュニティ
そして、エロゲーメーカーから返ってきた配信についての明確な意向がまとめられてリスト化され、エロゲー実況主に出回ることとなり、殆どのメーカーが体験版以外のエロゲー配信を不許可とした事からニコ生のエロゲー生プレイは急激な衰退を辿る事となります。2010年の出来事でした。
その後、実験的にエロゲー製作者がニコ生で最新エロゲーの紹介放送をしたり、ゲーム生主が特定エロゲーメーカーの公認を得て特別にエロゲー配信許可を貰って配信したり、公式放送でエロゲーメーカーが番組を持って配信するなど、ニコ生や配信者の利用性・方向性が探られて今に至ります。

■プレイ動画の歴史を振り返る
昔を振り返ったついでにもうちょっと振り返ってみたいと思いますが、プレイ動画が人気になったのはいつからですかね…?2003年にゲームセンターCXが始まり、有野課長がゲームプレイをTV放送で見せるようになったのが、今のプレイ動画人気の始まりでしょうか。ゲームセンターCXが人気になった事で有野課長は相当お金が儲かっていると、めちゃイケで相方の濱口さんや岡村さんに弄られてたのを思い出します。
2004~05年頃には、2chでゲーム映像配信者がIPをスレに書き込んでゲーム配信をしているのを見た気がします。今考えると、あれはPeerCastでの配信だったのかな…何にしても動画サイトがメジャーになるまではヒッソリとした存在だったはずです。
あと、ファミ通WeveDVDでFF11のプレイ動画を観たりした事も有りました。ファミ通WeveDVDの企画は結構好きでした。
そして、2005年に動画サイトyoutubeが誕生、youtubeの人気が急上昇する中、2006年末には国内でニコニコ動画が(仮)として誕生します。2007年になって正式サービスが開始されてからはゲームのプレイ動画が多数アップされプレイ動画の人気が上がっていきました。2008年末にはニコニコ生放送が誕生、外部の生放送系サイトも前後して多数誕生し、ゲームの生実況プレイの人気が高まっていきます。
また、任天堂は2008年9月にゲームセンターCX特別編をWiiで配信開始しました。
ファミ通はファミ通LIVEで芸人が行う生実況プレイを配信開始しています。
その後もプレイ動画の人気は高まり、大手ゲームメーカーとゲーム実況生主のコラボが発生し、新たなゲームの宣伝スタイルが生まれつつあるのが今の状態です。

今後、DLゲーム市場が拡大して、中古ゲーム市場が縮小して行く事は確かかと思われます。中古ゲーム市場はメーカーに利益が出ないものでしたが、メーカーに利益が入るDLゲームが主流になれば、メーカーは古い作品も売れるように宣伝する手段が必要になってくるはずです。そんな時にプレイ動画やゲーム実況が抜群の効果を発揮するものと思われます。
いつか、プレイ動画がメーカーに認められて、メーカーとUP主、視聴者がそれぞれ楽しく幸せになる未来が来ると良いなと思います。

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