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今年初めの話ですが、家族に「32インチのテレビを壁掛けにして欲しい」と頼まれたので、壁掛けにしました。
壁掛けにするのに使ったのは、強固でデザイン性があり、かなり自由に動かす事の出来るエルゴトロンの商品『LX HD ウォール マウント ピボット 45-269-009』です。
ある程度の期間使用してみて問題ない事が分かったので、このウォールマウントをレビューしてみたいと思います。


こちらが壁掛けテレビとして完成した状態です。配線類はテレビの裏に収納したのでスッキリしています。

では、仕様と良い点・悪い点のまとめの後、レビューに入ります。

◆仕様・特徴


■仕様
 名称・型番  LX HD ウォール マウント ピボット 45-269-009
 Amazon価格
(2013/09/25)
 7,630円
 最大荷重  22.7kgまで
 リフト(昇降)  ×
 チルト(上下首振り)  ○ (上5°、下15°)
 パン(左右首振り)  ○ (左20°、右20°)
 ローテーション(回転)  ○ (360°)
 VESA規格  ○
(VESA FDMI、MIS-D/E/F
穴位置間隔75×75mm、100×100mm、200×200mm)
 出荷寸法  22.9×22.9×9.9cm
 梱包重量  2.1kg
 保証期間  3年間


■特徴
最高23kgまでのディスプレイをしっかりと壁に固定。CF(コンスタントフォース)技術によるピボット機能で、見やすい位置に簡単に画面を調整可能。

ピボット機能(パン・チルト・回転)の動作範囲は以下です。
(※画像は説明書PDFの物 → untitled - 888-45-198-W.pdf)



◆良い所、悪い所


◎良い所
・テレビの純正壁掛けユニットより安い。
・チルト・パン・回転が出来る。
・耐荷重がある。
・掃除・メンテナンスが容易。

×悪い所
・特になし。


◆レビュー


◆梱包・内容品


■箱

箱は約23×23×10cmとコンパクトですが、Amazonで購入したので、この箱が大きな箱に入れられて送られてきました。

■開封

開封すると、NEED HELP?(助けが必要?)と英語で書かれたデリバリーサポート広告が目に入りますが、日本でサービスが受けられるのかは不明です。
また、説明書は英語ですが、詳しい図解が描かれているので、組み立ては苦労しませんでした。


■内容物

入っているのは『壁掛けブランケット、背面アダプタ、ネジカバー×2、VESAプレート×4、ねじ類、英語説明書、英語デリバリーサポート広告』です。

付属品について詳しくは以下の画像の通りです。


別途必要なものは、『壁から柱を探し当てる機器(※必要ならば)、水平器、ドリル、ドリル用保護メガネ、レンチ、プラスドライバー、メジャー、筆記用具』となります。


◆施工・設置


1、壁にボルト穴用の目印を配置、調整
まずは、壁にベースとなるブランケットを取り付ける施工です。
施工は、壁が『木・石膏ボード』、『コンクリート』のどちらに当てはまるかによって施工方法が変わります。

『木・石膏ボード』の場合は、壁の中の柱を釘を探し当てる機器で柱を探し当て、そこに固定します。
簡単な釘の調べ方はホームセンターや100円ショップで販売されている強力なネオジム磁石を用意して探す方法です。壁に磁石がくっついたらその下には釘があります。

柱の探し方ですが、壁の板が薄い場合は壁を叩けば音の違いで柱の位置は分かりますが、木の壁が厚い場合や石膏ボードの場合は、ネジを探す機器を使わなければ探し出せないと思われます。
壁が『コンクリート』の場合は、ドリルで穴を開けて付属のプラグを挿入。プラグに対してネジを締めます。
今回、施工したのは木の壁だったのですが、部屋のリフォーム時に柱の位置が判明していたので、難なく施工できました。

いきなり施工してしまうと失敗しかねないので、取り敢えず、黄緑色の養生テープで大まかな取り付け位置を想定する事にしました。(※鉛筆だと完全に消せなくなって壁紙を汚す可能性があったので)

真ん中の黄緑色のテープが中心で、壁掛けブランケットを取り付ける位置。左右の2本のテープがテレビの端が来る位置です。

テレビの位置については、「ソファーに座った時に調度良い位置になるようにして欲しい。」という希望があったので、ソファーにダラりと緩く座った時に、視聴が楽になる様な位置に設定しました。(※視線がテレビの中心から、ちょっと斜め下になる位置)
養生テープは簡単に剥がせて取り付けられるので、調整は楽でした。

2、ボルト穴位置をマークして釘チェック

壁掛けブランケットの上に自前の水平器を置いて水平をとりながら、ボルト穴が中心のマスキングテープの上に来る様に調節し、ボルト穴をペンでマークしました。
水平器で壁掛けブランケットの水平を取らないと、テレビが自重で水平を取ろうとして自然と斜めに傾いてしまう可能性が出てきてしまうので、この作業は特にきちんと行いました。

定規付きの大きな水平器を所有している場合は、以下の画像の様に先に壁に垂直を書いてから、穴のマークを合わせる方法の方が簡単です。






3・4、ボルト穴開け・壁掛けブランケット固定
その後、電動ドリルを用意し、5mmのドリルでガリガリと下穴を開け、ラチェットレンチでM8×80mmサイズのボルトを締めて、壁掛けブランケットを壁に固定しました。

上の注意書きにもありますが、ネジを締める際、水平になっているか再度確認します。ネジ穴が微妙にズレてしまってもネジを締める位置をズラす事で、ある程度は修正可能です。(数mm程度)
もしも大きくズレてしまった時は修正出来ないので、穴をパテなどで埋めて穴を開け直す必要があります。
または、パン・チルトの動作機構を調節してテレビを水平にしてから回転機能をロックすれば、傾かないようになる?かもしれません。(※未検証)

5、ボルトカバーを取り付け

壁掛けブランケットを壁に取り付けた状態です。
ボルト部分がむき出しですが、以下の様に付属のカバーで隠す事が出来ます。


6、テレビに背面アダプタを取り付けと、VESA仕様
テレビに取り付ける背面アダプタを組み立てます。
取り付けるテレビはSONYの32インチBRAVIA『KDL-32EX700』で、重量は10.7kg(脚なし)、VESA穴は200×200mm間隔です。
主な仕様 | KDL-32EX700 | 〈ブラビア〉 | ソニー

尚、200×200mmのVESA穴は、大体テレビ重量に合わせて40インチクラスまでのテレビで使われているものなので、それ以上の40インチクラスになると400×400mmのVESA穴になってしまい、この製品だけでは取り付ける事が出来ません。
最近のテレビは軽いので、42インチ以上のテレビを取り付けても問題ないと思われますが、取り付ける場合、別途、200×200mm→400×400mmに変換できるようなアダプタを取り付けるなどの工夫が必要です。

VESA対応について詳しくは以下。

75×75mm・100×100mmのVESA穴があるので、場合によってはPCモニタを取り付ける事も出来ます。

テレビの脚を外し、テレビのVESA穴に背面アダプタを取り付けます。

取り付け用のネジは製品に付属していますが、今回はテレビのVESA穴に取り付けてあったネジを流用して取り付けました。

7、ドッキング
後はテレビを両手でしっかりと持って、以下の様に壁掛けブランケットと背面アダプタをドッキングさせれば完了です。ネジ止めは要りません。

壁掛けブランケットと背面アダプタは一度取り付けたら外せない物では無く、上に引き抜けば簡単に分離出来ます。


■壁とテレビの隙間

壁とテレビの隙間は92mm(大人の握りこぶし1個分くらい)開きます。
左右にパン出来るので裏の配線はとてもやりやすく、掃除やメンテナンスも容易です。


◆完成・動作


■チルト・回転

上の写真の様に斜め下にチルトさせて、床に座った状態から見上げる時に観やすいようにしたり、横にパンして左右の人が観やすいようにしたり・・・


画面を回転させて縦にして、ブラウザやテキストを閲覧したり、シューティングゲームをプレイするのに特化した形にする事も出来ます。

・可動硬さの調節
パン・チルト動作をする為の関節の硬さは変える事が出来ます。
パン動作の硬さは付属のL型六角レンチで、チルト動作の硬さは横に付いた手回しネジで調節可能です。


また、回転機能を無くしたい場合は、上の箇所のネジを一本止めれば、固定されます。


◆まとめ


この商品は、類稀なる動作の自由度を持ちながら強固さや動作の滑らかさを兼ね備えており、流石エルゴトロンだなと思える商品です。
逆に自由度の高さから首がグラついてしまい地震には弱いかな?と不安でしたが、使用から9ヶ月間の間に何度かあった大きめの地震にも影響は特にはありませんでした。

また値段も、ソニーの純正壁掛けユニット『SU-WL500』は、固定しか出来ないながら市場価格18,000円前後もしますが、この商品は価格が7,000円前後で、パン・チルト・回転機能が使える事を考えれば安いなと思います。
一応、純正以外で固定式の安い中国製品はありますが、パン・チルト・回転機能は便利なので、予算範囲内ならばこの商品はオススメです。


※2015/12/10:最終更新


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