東芝とパナのE12口金LED電球 3商品を比較レビュー

この前、間接照明用にパナソニックのLED電球『LDT1L-E12/C』を購入したのですが、気に入ったので、同じ商品をもう1つ購入し、他にE12口金の別なLED電球を2商品購入しました。
似た様なスペックの電球が3つになったので比較レビューしてみたいと思います。

購入したのは以下の商品です。
→ LED装飾電球 0.7W(電球色相当) LDT1LE12C 商品概要 | 電球／蛍光灯 | Panasonic
→ LED装飾電球 0.5W(電球色相当) LDC1LGE12 商品概要 | 電球／蛍光灯 | Panasonic
→ 商品データベース | 商品詳細 | 東芝ライテック（株） - LDT1L-H-E12

■仕様

共通点、口金：E12、光源色：電球色、製造国：中国

メーカー・型番	東芝 『LDT1L-H-E12』	パナソニック 『LDT1L-G-E12/C』	パナソニック 『LDT1L-E12/C』
発売日	2011年10月	2013年6月	2013年6月
Amazon価格(2013/9/17)	360円	453円	453円
寸法(外形×全長)	20×48mm	20×53mm	20×48mm
質量	10g	7.5g	7.5g
全光束	7 lm	10 lm	20 lm
消費電力	0.5W	0.5W	0.7W
発光効率	14 lm/W	20 lm/W	28.6 lm/W
定格寿命	40000h	40000h	40000h
平均演色評価数(Ra)	70	--	--
インバータ付器具 　リモコン付器具対応	○	△	△
調光器具対応	×	×	×
密閉型器具	不明	○(※2)	○(※2)
グローブ種別	乳白色樹脂	乳白色ガラス	透明ガラス

※1 一部インバータ器具でチラツキ有り。
※2 周辺温度0～40℃以内の時に使用可能。

▼レビュー

■大きさ・グローブ
ざっくりとした大きさ比較は以下。

左から、東芝『LDT1L-H-E12』、パナソニック『LDT1L-G-E12/C』、『LDT1L-E12/C』、一番右は比較用のフィラメント式のナツメ電球です。
幅はどれもフィラメント式のナツメ電球と大体変わりません。長さは『LDT1L-G-E12/C』だけグローブ形状が円錐状の形をしている分、少し縦に長い感じです。

■光色・配光特性
まずは、前回の記事で比較したフィラメント式ナツメ電球(5W型)とパナソニック『LDT1L-E12/C』の比較です。
→ パナソニックのLED電球 LEDT1L-E12(20lm・電球色)をレビュー

上記の写真の中で左がLED電球、右がフィラメント式のナツメ球です。
前回も書きましたが、LED電球はオレンジ色が薄い分、ナツメ電球と印象は異なって見えます。
また、先に書きますが、東芝のLED電球もオレンジ色は薄いです。
 
配光特性は、パナソニック『LDT1L-E12/C』が上向きに強い特性で、光の束にムラがあります。これは『LDT1L-E12/C』のグローブが透明で光が程々に乱反射されている為です。
肉眼で見るとキラキラしていて、キラメキ感がある様に見えます。

次にグローブが乳白色の2つの比較です。

左が東芝『LDT1L-H-E12』、右がパナソニック『LDT1L-G-E12/C』となります。
どちらもグローブが乳白色なので、漏れ出る光は眼に優しいです。

東芝の、このモデルは常夜灯用として売られている為、グローブ部分が上部しか開放されていません。しかしながら、光は下方向にもある程度広がるので、他の用途に使えない事も無いです。

パナソニックの方は、装飾電球として売られている物の為、全体的に光ります。
光束は、東芝が7lmで、パナソニックが10lmですが、見た感じでは同じ位の明るさで、違いは判りませんでした。

尚、東芝の『LDT1L-H-E12』は、2011年発売のモデルなので値段は安いですが、パナソニックから出ている常夜灯モデルよりも約-1.4倍程、発光効率は劣る様です。