ニコ生で、チンアナゴ60時間生放送を視聴した話

2013/11/01(金)の朝9時から2013/11/03(日)の夜9時までの間、ニコ生で生放送していた、チンアナゴ水槽中継を視聴した話です。

→ チンアナゴ水槽中継＠すみだ水族館 - 2013/11/01 09:00開始 - ニコニコ生放送
この放送は、人気を博したダイオウグソクムシ長時間中継の流れを汲む、水族館ウォッチ系の長時間放送で、東京スカイツリーの下にある『すみだ水族館』で展示している634匹のチンアナゴを60時間生中継するという、緩くてマニアックな放送でした。


細長くて黒い斑点があるのがメインのチンアナゴです。
ゆらゆら、うにょうにょと、不思議な動きを見せていました。
放送では、ムーミンのニョロニョロや、ポケモンのディグダ、蛇、ミミズ、サナダムシに見えるなど色々と言われていましたが、チンアナゴの分類は、『ウナギ目 アナゴ亜目 アナゴ科 チンアナゴ亜科 チンアナゴ属』で、れっきとした魚類だそうです。また、チンの部分で下ネタを連想する人も多数いましたが、名前の由来は犬の犬種：狆(チン)に似ている為との事でした。
→ チンアナゴ - Wikipedia

ちなみに、半透明の魚はスカシテンジクダイです。大体はペアでチンアナゴの側を回遊していました。

では、放送の内容をダイジェストで紹介します。(※放送開始から11時間後に座席だけ確保して別な作業や外出したりしていたので、見逃したシーンは多々あります。)

こちらは同水槽内のニシキアナゴ達です。黄色と白のシマシマ模様をしています。
チンアナゴの集団の中にも、はぐれニシキアナゴが混ざって居たのが良いアクセントになっていました。


上のスクショ右端の集団は同水槽内のヘコアユ達で、縦向きで泳ぐ不思議な習性をもった魚です。放送中、よくカメラの前を横切って、視聴者の興味を引いていました。


後に『昇り龍師匠』とも呼ばれるようになった、はぐれチンアナゴです。何を考えているのか穴に入らず、ずっと水槽の上部を漂っていました。


ずっと放送されているので、閉館後には水槽の掃除配信もありました。
掃除中のチンアナゴ達は穴に完全に隠れていた為、まるで何も入って居ない水槽の様でした。


また、閉館後には朝から夜中まで聞こえていた鳴き声の主、ペンギンとオットセイの紹介もありました。(※この2種は視聴者から『先輩』と呼称)
館内を歩くペンギンが可愛かったのですが、水槽内のペンギン達は夜なので眠そうでした。


夜のチンアナゴ達です。基本的に穴に引っ込んでいますが、たまに頭を出してゆらゆらしていました。


朝の餌タイムでテンションが上がるチンアナゴ達です。


皆、体を伸ばせるだけ伸ばして落ちてくる餌を食べていました。
この、体を伸ばしたチンアナゴ達を見て何かに似てるなと思ったのですが、思い出しました。"あの画像"です。
↓


これを横に並べれば・・・



そっくり！
特に猫背具合がチンアナゴにそっくりですｗ

ちなみに、食べそこねて落ちた餌は、下にいる貝達(名前は失念)が食べてくれるとの事でした。


1日目は、動きや沢山居るのが気持ち悪いという様なコメントも結構ありましたが、2日目になると放送に戻ってくるリピーターや、可愛いという人も増加。
グソクムシの時と違い固体判別が出来ないので、特定のチンアナゴに人気が集まるという事はありませんでしたが、他のチンアナゴと違う行動をするチンアナゴが出ると注目されていました。
特にチンアナゴのにらみ合いのケンカが可愛らしくて良かったです。

あと、丁度、外に出ていて見れなかったのですが、放送中にあった大きめの地震の際には、揺れの前に穴に隠れた様でした。動物の感で何か感じたのでしょうかね？後で放送をTSでチェックしてみたいと思います。

※追記：TSを確認した所、揺れの前では無く、揺れの最中に隠れていました。



→ 気象庁｜地震情報
すみだ水族館辺りの震度は3程度だった様です。


他にも、放送中は、すみだ水族館で販売されているチンアナゴグッズの紹介や、シュールなチンアナゴ紙芝居などの水族館・ニコ生運営スタッフの頑張り的な見所がありました。
それと、11月11日を『チンアナゴの日』として日本記念日協会に登録したそうで、新しい記念日が追加されました。

Wikipediaにも11月11日の記念日として追加された様です。
→ 11月11日 - Wikipedia


放送の最後は、館内を歩くペンギン達で締め括られました。
生き物特有のハプニングも有り、最後の最後でペンギンに美味しいところをもっていかれた感じがありますが、面白かったので良かったと思います。

今回も大好評でしたが、次はチンアナゴ111時間放送をやるのか、それともダイオウグソクムシの放送が戻ってくるのか、はたまた別な珍生物の長時間放送をやるのか、次の展開が楽しみな所です。