snow peak チタンダブルマグ300のフタ、MGC-052をレビュー

家で愛用しているアウトドア用品『snow peak チタンダブルマグ300 型番：MG-052』の、"フタ"『型番：MGC-052』を購入したので、レビューしてみたいと思います。

チタンダブルマグは空間を挟んで2重構造になっているマグカップですが、ホットな飲み物が(ある程度)冷めにくくなるものの、上部が空いているので対流が起こって案外早く冷めてしまいます。
今回購入したのは、その対流を"起こしにくく"して飲み物を冷めにくくする純正オプションのフタ(カップカバー)です。

素材は本体がABS樹脂で、パッキンはシリコン樹脂。日本製で、対応製品はMG-052(→ Amazon)、MG-052FH(→ Amazon)となります。

ではレビューに移ります。

▼レビュー
■商品パッケージ

パッケージです。
知らなかったのですが、snow peak(スノーピーク)は日本のブランドだったのですね。漠然と海外のブランドだと思っていました。
そういえば、アウトドア用品のブランドだと、mont-bell(モンベル)も昔、名前の先入観から来る思い込みから海外ブランドだと思っていた事がありました…。
何事も先入観を持つのは視野が狭くなるのでダメですね('へ`)

■フタの横面

フタの横面です。シリコンのパッキンが付けられていて、内圧でしっかりとカップに固定されます。
シリコンで出来たパッキンは、ゴムや石油臭っぽいニオイがするものもありますが、このパッキンは無臭でした。

また、日本製のお陰か、形成は綺麗で、樹脂のバリなどは無いです。

■フタの裏側

裏側は表側と違ってツルツルとした表面になっており、傾斜が付いているので、湯気で出来た水滴は自然とカップ内に落ちるようになっています。
また、表側もこの傾斜によって、飲み物がフタのくぼみに広がる事を防いでくれます。

■マグカップ本体

愛用のチタンダブルマグ MG-052です。購入してから5年以上使っているので、ロゴと名前が剥がれてきてしまっていますが、機能面に変化はありません。
容量は300mlで、私にとっては丁度良いサイズです。
良い所は、『軽い、チタンの満足感、落としても割れない、金属臭がしない、癖になるひんやり感、結露しにくい、熱がある程度冷めにくい』事で、悪い所は『持ち手がやや手に食い込む、ざらついた表面に汚れとニオイがたまりやすい、熱が外まで伝わる』事となります。

■フタを装着

フタをマグカップに装着するとこうなります。
マグカップの口径は約69mmなので、同じ口径なら他社製品にもフタが取り付けられるかと思われます。(※自己責任で)

尚、フタは完全密封型では無く、フタを付けたまま飲み物を飲む時に使う穴と、飲み物が出てこない事を防ぐ為の小さな吸気用の穴が開いています。なので、転倒させてしまった時には飲み物がこぼれます。
一応、試しに中に水を入れた状態で、転倒実験をしてみましたが、口から勢い良く水が飛び出しました。
なので、飲み物のこぼれ防止目的には使えませんが、穴が開いている事で、一々フタを取る・開ける事無く口に飲み物を運べる事が利点です。

あと、使い始めて気になったのは、穴の部分の樹脂が肉厚で口当たりに違和感があった事です。段々と慣れてきて違和感が無くなってきたのですが、最初は結構気になりました。

■温度テスト(簡易)
穴が開いていても温度を保てるのか、直ぐに試せる条件で少しテストしてみました。
お湯はポットに残っていた、温度の低くなったお湯を使っています。

63℃のお茶をフタ無しで15分後：51℃・・・30分後：42.5℃←ぬるい
63℃のお茶をフタ有りで15分後：53℃・・・30分後：48.0℃←温かい

結果、フタに穴が開いていても対流は起こりにくくなるようで、フタを取り付けない時よりも暖かさが長持ちするようになりました。
60℃ちょっとしかない熱さのお湯でも、30分間は温かいと感じる温度で飲み物が飲めるのは良いと思います。

後で時間がある時に、もうちょっと本格的なテストをしてみる予定です。

■重さ

カップカバーの重さはカタログスペックでは26gでしたが、実測では23.4gでした。
チタンマグカップ『MG-052』の重さは85.0gなので、合わせても108g程です。

■まとめ
穴が開いているので、その点がどうかな？と思ったのですが、使ってみればあまり問題は無く、飲み物の温度も長く保てるようになりました。
フタの口当たりも最初は気になったもの、慣れれば問題は無く、チタンマグカップと合わせて、これからの必需品になりそうです。


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スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300ml用フタ MGC052