宇宙で撮影された『光るサイクロンの目』

国際宇宙ステーション『ISS』にて第42・43次長期ミッション中のイタリア人宇宙飛行士、サマンサ・クリストフォレッティ(Samantha Cristoforetti)さん。
彼女が2015年1月18日(JST)に投稿した『サイクロンの目』についてのツイートが気になりました。
→ 国際宇宙ステーション（ISS）のクルー:  - JAXA

#Bansi a few days ago, w/ lighting brightening up the eye of the cyclone. #Bansi con l'occhio del ciclone illuminato. pic.twitter.com/jzgUT4v6sc

— Sam Cristoforetti (@AstroSamantha) 2015, 1月 17

気になったのはこちら。
夜に怪しく光るサイクロンの目の写真です。
南極方面の上空には、薄っすらと緑色のオーロラらしきものも確認できます。

撮影されたサイクロンは、インド洋南部のマダガスカル周辺に発生した『Bansi』で、ハリケーン・スケール カテゴリー4クラスの巨大サイクロンです。

2014年12月25日に、大火球が流れたという話をメモ

2014年12月25日AM1時59分に『大火球』が流れた事をTwitterで知ったのでメモしておきます。

昨夜遅く1時59分に伊豆半島上空に大火球が流れたようです。 爆発音が聞こえたとの情報もあります。隕石として伊豆半島の東（海？）に落下した可能性も。 http://t.co/jBm1YIxbdT（写真など） http://t.co/i7aKKABcFm （藤井大地さんの動画）

— KAGAYA (@KAGAYA_11949) 2014, 12月 25

凄く光ってますね。解析もスグにされた様です。

個人的に大火球を見たのは、2001年のしし座流星群の時の1回だけなので、また大火球を見てみたいものですが、例え流星群の時を狙っても「見よう！」と思って見れるものでは無く、見れるかどうかは運次第なので難しい所です。

そういえば・・・流星群といえば、今年の『双子座流星群』は、1時間半ほど観測して31個見る事が出来ました。
次に沢山の流星群が見れるのは、2015年1月4日に極大を迎える『しぶんぎ座流星群』ですが、大火球では無くて火球なら見れる可能性が強まるので、寒さ対策を強化して観測してみようかなと思います。
→ HRO(流星電波観測) 観測結果
→ 2015年1月4日 しぶんぎ座流星群が極大

JAXAの『金星探査機「あかつき」が明らかにした太陽風加速』という記事をメモ

2011年6月に日本の金星探査機『あかつき』が、搭載されていた超高安定発振器による電波にて太陽を観測した結果、詳しいメカニズムが謎とされていた『太陽風加速』が明らかになったという2014年12月18日付けのJAXA記事が興味深かったのでメモしておきます。

→ JAXA | 太陽風はどう作られるのか？ ～金星探査機「あかつき」が明らかにした太陽風加速～
 
21世紀になって観測技術の高度化が進んでから、今まで謎とされていたメカニズムが次々と解明されていますが、このニュースは、数ある謎の1つが日本の探査機で解明されたという凄いニュースでもあります。

尚、観測には太陽観測衛星『ひので（SOLAR-B）』による同時観測も行われたそうです。
記事は、太陽風全体のメカニズムについて詳しく、分かりやすく書かれているので興味のある方は是非。

夕焼けに照らされたISSの光景

国際宇宙ステーション『ISS』で第42次長期ミッション中のアメリカ人宇宙飛行士、テリー・W・バーツ(Terry W. Virts)さんが2014年12月16日にした『ISSでの日没』ツイートをメモ。
→ 国際宇宙ステーション（ISS）のクルー:  - JAXA

#Sunset on #ISS pic.twitter.com/CI2iAF9ZFz

— Terry W. Virts (@AstroTerry) 2014, 12月 15

45分ごとにやってくるISSの昼と夜、その前の日没シーンを捉えた1枚です。
オレンジ色の夕焼けに照らされたISSと漆黒の宇宙のコントラスト、それに地球の輪郭が合わさって芸術的な光景を生み出しています。
真ん中と右にぶら下がっているロシアのソユーズ宇宙船も、良い味ですね。

OK- these never get old. Hard to beat a good #sunset picture! pic.twitter.com/bSLYncTEsL

— Terry W. Virts (@AstroTerry) 2014, 12月 16

こちらは翌日17日のツイートから、太陽と地球をメインに捉えた日没写真。
仕事上ずっと外だけを見る事は出来ないとは思いますが、この様な素晴らしい光景を1日に何度も見れる機会があるとは、宇宙飛行士の方が羨ましいなと思ったツイートでした。

ISS内、昼と夜の研究室の光景

ISSで第42次長期ミッション中のアメリカ人宇宙飛行士、テリー・W・バーツ(Terry W. Virts)さんが2014年12月9日にツイートした「ISS内、アメリカ研究室」の光景が気になったのでメモしておきます。
→ 国際宇宙ステーション（ISS）のクルー:  - JAXA

our living quarters in the day- Node 2 and the US Lab pic.twitter.com/OHCvHCXg0I

— Terry W. Virts (@AstroTerry) 2014, 12月 10

こちらは昼間に想定されている時の「明るい研究室」の写真です。
ニュースやネットなどでよく見る風景なので、今となっては凄いとは思えなくなってしまいましたが、続いてツイートされた画像にハッとしました。

...and at night... this is the US Lab pic.twitter.com/Mums7Xs5sI

— Terry W. Virts (@AstroTerry) 2014, 12月 10

夜に想定されている時の「暗い研究室」です。初めて見ました。
緑のLEDと、最小限の照明に照らされたメカメカしい研究室内がとてもカッコ良くて、メカ好きとしてはとてもソソられるものがあります。

上下左右、所狭しと機材が並んで居ますが、無重力により360°部屋が活用できて、利用できる空間が限られた「ISSだからこその配置」なので、ISSは特別な環境なのだなと改めて思ったのでした。