エアリアのUSB変換アダプタ『奥沢ニ丁目』をレビュー

PC用の小物パーツをレビューしたいと思います。

レビューするのは、AREA(エアリア)の商品名がユニークなUSB変換アダプタ『奥沢ニ丁目』です。
Amazonで購入し、価格は454円でした。
→ AR-USPIPO-B 奥沢二丁目 - <AREA ―エアリア― |世田谷電器 >商品紹介ページ


 
■仕様
商品名：奥沢二丁目、製品型番：AR-UPIPO-B
ポート数：USB2.0×2 (マザーボード ピンヘッダ接続)
サイズ：約H50×W46mm
発売年：2009年10月

先に、良い所などをまとめます。

◎良い所
・USB機器・ケーブルをシンプルに繋ぐ事が出来る。
・別シリーズの選択肢がある。

×悪い所
・特になし

？どちらとも言えない所
・横幅がある分、隣接のピンヘッダに干渉する。
・コネクタ部に斜めの負荷がかると曲がる可能性がある。


それではレビューに移ります。

◆レビュー

■表面
 
基板に内部ピンヘッダコネクタとUSBメスコネクタを付けただけのシンプルな構造です。
発売から4年経っていますが、流石に改良の入れようが無いのか、初期リビジョンの「REV1」が印刷されていました。

■裏面

裏もシンプル。特にコレといった特徴はありません。

■厚み

基板の厚みは約1.7mm程あり、しっかりとした強度があります。

■ピンヘッダ配列

上の画像は公式からですが、ピンヘッダ配列はこの様になっており、一般的な配列となっています。
取り敢えず、手持ちのGIGABYTE、ASUSマザボでは問題ありませんでした。


■接続状態と注意点

私はこんな感じでB-CASカードリーダのUSBケーブルと、ケース上部USBポート用のケーブルを接続しています。
ただし、隣接のピンヘッダにアダプタが干渉するので、隣接のピンヘッダを使う場合はそちらをケーブル接続にする必要がありました。

・注意点
このアダプタを付けたままメンテをしていたら、気づかないうちにケーブルを引っ張ってしまい、アダプタのピンヘッダがグニャリと曲がってしまった事がありました。
その時は、ペンチを使ってなんとか元に戻りましたが、最悪の場合マザボ側のピンが折れてしまう可能性もあるので、扱いは気をつけた方が良さそうです。

以上の様な事もあるので、このアダプタの一番活きる使い方は、ケーブル接続では無くて以下の写真の様に厚みのあるUSBメモリ等を2つ接続する事かと思います。

USBメモリ等の接続用途なら、ピンヘッダへの負荷は少なさそうです。


■世田谷シリーズ
このユニークな名前の世田谷シリーズは、コネクタ配置・基板形状の違いで一～四丁目まで販売されています。

 
▼コンパクトながら、厚みのあるUSBメモリ等の接続は苦手な一丁目。
 → AREA ―エアリア― |世田谷電器 > AR-USPIPO-A 奥沢一丁目

▼横幅はあるものの、厚みのあるUSBメモリ等を2つ接続できる二丁目。
→ AREA ―エアリア― |世田谷電器 > AR-USPIPO-B 奥沢二丁目

▼ちぐはぐに配置されたポートで、厚みのあるUSBメモリを2つ接続できる三丁目。
→ AREA ―エアリア― |世田谷電器 > AR-USPIPO-C 奥沢三丁目

▼PCIブラケットを使い、内部と外部に2ポート増やせる四丁目。※PCI-Eは不可
→ AREA ―エアリア― |世田谷電器 > AR-USPIPO-D 奥沢4丁目

当初、厚みのあるUSBメモリを挿すつもりだったので二丁目を購入しましたが、USBケーブルを挿すだけならば、一丁目を選んだ方がコンパクトで良かったかもしれません。

◆まとめ

ちょっとした物ですが、あると便利な小物です。
用途によって形状の違う別なシリーズを選べるのが、とても良いなと思いました。



▼Amazonリンク


→ AREA 変換コネクタ 奥沢二丁目 USB9pin USB A変換コネクタ AR-UPIPO-B