オゾン発生器を発見、分解してみた

押し入れを整理していたら、懐かしい変なものが出てきました。


その名も、イオナイザーｗ

一時期、秋葉原などでちょいちょい見かけたオゾン発生器の一つです。これはScytheから出ていたものでした。
　→ そのほかのドライブベイ内蔵機器の新製品(2005年6月4日)
オンにすると写真のようにボタンが青く光ります。

空気清浄効果を狙って買ったものですが、すぐに使わなくなってしまったのを覚えています。
使わなくなった理由としては、まず、オゾンが生臭いというのが理由の一つです。この装置をオンにしてしばらく経つと、気になってしょうがない位のオゾン臭がします。
そして、オゾンに殺菌作用が少ないという事と、毒性があるということを知ったのが使わなくなった大きな理由でした。(※オゾン殺菌には諸説あります。)
日本の大手メーカーが空気清浄機にオゾンを使わない理由も、これら3つの理由からなのではないでしょうかね。
特に臭いがあるというのは空気清浄と反する事なので使えないのだと思います。

中身が気になったので分解してみました。

中にオゾン発生装置があるだけ、というのは容易に想像できたのですが、予想通りの簡素な作りでした。
4PINのペリフェラルコネクタで12Vの電源をPCから取り、真ん中のスイッチを入れると右のオゾン発生器でコロナ放電を起こしオゾンを発生させ、左の小型ファンでオゾンを外に飛ばすという極々簡単な装置です。
捨てるつもりでしたが、分解して中身を見てみると改造して何かに使えないかなと考えてしまいます・・・。(゜_゜)

オゾン発生器をアップで撮影しました。

中のラベルは中国語と英語です。中国語はイマイチ読めませんが、下のAnion generator（アニオン　ジェネレータ）という英語を見ると、Anion、つまり陰イオン発生器だと判ります。
ちなみに、陽イオンはcation(カチオン)です。
→ イオン - Wikipedia

作っているのはSUNYOU(サンユー？)、松野電器というメーカーでした。台湾の会社のようです。
→ 松野電器　sunyou - Google 検索
あちらでもオゾン発生器は空気清浄効果があると信じられているのでしょうかね。あちらの空気清浄機事情が知りたくなりました。

INPUT:12V  消費電力は1Wと書いてあります。消費電力は低いですね。

さて、このイオナイザーは、いい活用＆改造アイデアが浮かぶまで押入れに再封印することにしました。
もし、改造した際にはブログに載せたいと思います。