ソニー製VHSデッキを処分

ホコリを被っていたVHSデッキをついに処分することにしました。

PCでテレビを録画するようになって11年経ちますが、地デジチューナーボードのPT1を買うまでの数年前までは重複番組のチェック用などにVHSデッキは現役でした。

使っていたのはソニー製、1999年発売のSLV-R300です。
安価なVHSデッキだから仕方が無いのかもしれませんが、操作しやすいとは言えず、度々トラブルを起こすじゃじゃ馬でした。

じゃじゃ馬だった部分についてですが、テープの早送り、巻き戻しをしているうちにテープが中でグチャグチャになるというトラブルが時々おこったのが困ったものでした。
そのトラブルがおきた時は分解してテープを取り出す処置をしたのですが、それがとても大変でした・・・

他に、家族も同じデッキを使っていたのですが、テープが出てこなくなるという自体が発生した事がありました。
分解して点検してみると、脆そうなプラスチックパーツが切れてしまっていたのですが、その時は、保証が切れていて有償修理となるということで、結局修理に出さずにマイナーチェンジした新型モデルを買う事にしたという事があります。

操作面については、ジョグシャトルが欲しかった。これに尽きます。
このデッキを買うまで使っていたのがビクターのVHSデッキなのですが、1990年頃に発売されたものにも関わらず、トラブルも無く、操作がしやすく使い勝手の良いものでした。
そのビクターのVHSデッキの操作方法は、ボタン式では無くジョグシャトル式で、早送りや巻戻し、コマ送りなどがとても楽でした。
それと比べるとボタン式は、細かい早送りや巻き戻しが思った以上に不便でした。
※ジョグシャトルというのは以下のようなやつです。
→ VHS ジョグシャトル - Google 検索
プロが映像編集に使うようなものなので、安価な製品についていないのは仕方が無いのですけどね。


VHSデッキといえば他にも、長時間録画した時に指定の位置に早送りと巻き戻しするのが難しい、録画したテープの映像が乱れる、何を録画したのか書いておくのが面倒、間違って見てない番組を上書きしてしまう、などなど色々アナログならではの不便な点がありました。
そんなVHSデッキもついに処分です。
これで、私が所有している磁気テープと再生機器が全て消えました。

ありがとう。さようなら・・・VHSデッキ、磁気テープ。