ボナンザピーチ(ドワーフピーチ)の収穫と味の感想

昨日、鉢植えで育てている矮性の桃、ボナンザピーチ（ドワーフピーチ）の実を収穫しました。


上の写真は、『実が熟しきって自然落下すると、ネットの中に落ちる仕掛け』の中に実が落ちている状態です。これは、完熟マンゴーの収穫などに使われている方法で、ネットの中に実が落ちる為、実が痛まないという利点があります。
この仕掛けは、100円ショップで売っている三角コーナー用の生ゴミネットを使って作りました。


大きさは小ぶりです。左下の皮の部分に少し黒っぽい斑点がでていますが、特に問題はありません。

重さは181.2gでした。
お店で売られている一般的な品種の桃は約250～350gとの事なので、それらと比べると軽い事が判ります。

完熟した為、自然落下したと考えられるので、このまま1日冷蔵庫で冷やして食べることにしました。


果肉は黄色～オレンジで、所謂、黄桃の分類だと思います。種はスグに外れました。香りは普通に桃の香りで、良い匂いがします。また、完熟の証なのか、指で皮を簡単に剥くことができました。

期待していた味についてですが、口に入れた時は甘くて美味しいと感じたのですが、味わっているうちに甘みが足りないことに気付きました。特に種の周辺に甘みが無く、少しですが苦味を感じました。果肉の硬さは、適度な硬さを残しつつ柔らかいという感じで食べやすい食感でした。
点数をつけるなら、果肉は65点、種の周りに限っては10点といった感じでしょうか。不味くは無いが、特別美味しくも無い、という微妙な評価です。

結論としては、そのまま食べるよりも、シロップ漬けに加工したほうが良い品種かもしれないと思いました。
来年収穫することが出来たら、加工して食べてみようと思います。