するめを食べながら覚え書き

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もう販売していないので参考になるか分かりませんが、iPazzPortの『KP-810-10A-B』(日本語配列版KP-810-10A)をレビューしてみたいと思います。

購入時期は2012年3月で、購入価格は2,980円でした。
主に動画試聴時のリモコンとして使っています。

接続は、USBレシーバーによる無線式で、タッチパッド、レーザーポインターが付いているモデルです。
この形のワイヤレスキーボードは色々な機能とBT・無線式それぞれの接続方法を持ったモデルが販売されています。
販売メーカーは、iPazzPortの他に、Riitekでも出している様です。(もしかすると、どちらもOEMかODM品かもしれません。)

■仕様


・通信方式:無線式    ・電波周波数:2.4GHz    ・電波到達距離:10m
・待受時間:600時間 
・電源:内蔵、容量不明、3.7V出力  ・充電電圧/消費電流:5V/300mA(※実測値:5V/430mA)
・外形寸法(本体、突起部含まず):幅58mm×奥行150mm×高さ12.5mm(※実測値、突起部各+0.5mm)   ・質量(本体): 約81g(※実測値)
・外形寸法(レシーバ):幅16mm×奥行45mm×高さ5.98mm(※実測値)     ・質量(レシーバ):約3.8g(※実測値)
・付属品:miniUSBケーブル ・製造国:中国

■良い所・悪い所


レビューの前に、良い所・悪い所、それと、どちらとも言えない所をまとめます。

◎良い所
・適度にコンパクトな本体。
・バックライト付き。
・タッチパッドと、マウスクリック機能付き。
・使い方次第で多機能リモコンなどに。
・BIOSでも使える。

×悪い所
・不具合箇所が、雑に隠してあった。(※修理済み。)
・レーザーポインター用のボタンを誤操作しやすい。(※レーザーは排除済み。)
・動作LEDの輝度が高い。(※低くなる様に調節済み)

?どちらとも言えない所
・USBレシーバーのサイズ。
・コンパクト故のキーピッチの狭さ。
・タッチパッドの感度。
・充電ポートの位置。
・レーザーポインターの必要性。

それではレビューに移ります。


◆レビュー


■パッケージ



パッケージの形態は、ブリスターパックでした。
調べた所、英語(US)配列版の中には紙箱に入っているものが有る様です。

中国語(簡体字)で「手持无线键盘」(ハンドヘルドワイヤレスキーボード)と書いてあります。裏の説明などは英語での説明となっていてUS配列版のままでした。
この紙はリバーシブルになっており、内側は中国語のパッケージと説明になっていました。


本体の他に、付属品として充電用のminiUSBケーブルが入っています。


■USBレシーバー、裏のシール


・USBレシーバーとサイズ


USBレシーバーは、キーボード横に収納されています。
上の写真の通り、USBレシーバーは大きくて旧世代の印象ですが、大きい分、USBポートから引き抜きやすくはあります。
尚、Bluetooth(BT)モデルではUSBレシーバーが小さいです。

USBレシーバー式なので、BIOS設定を弄る時も使えます。

・裏のシールと型番

裏のシールに型番が印刷されていますが、型番は『KP-810-10A』で、US配列版と同じ型番になっています。
『Keyboard:US』と表記している事から、US配列版のシールを使い回していると考えられます。使い回しの理由は少量生産された市場調査用の物だからかも?しれません。

尚、印刷が薄いのは、摩擦などによって摩耗した為です。
(※何故か型番より先にバーコードの所だけ消えていっています。)


■充電、電源スイッチ、電池持ち

・充電について
充電はキーボード横のminiUSBポートから行います。充電中を示す表示は左上の青色LEDの上から1番目で、充電完了を示す表示は上から2番目です。
また、上から3番目が通信状態を示す表示で、4番目が確か…、レーザーポインター用の表示です。
 
充電中もキーボードは使えますが、ケーブルが指に当たる位置なので少々邪魔です。
モデルによっては、位置が違うものもある様でした。

・電源スイッチ、レーザーポインター

電源スイッチはスライド式です。

・電池持ち
待受時間600時間とありますが、流石にそこまでは持たない感じです。
実測での連続動作時間は調べていませんが、「まだ電池が持つのか」と思える位には使えます。
尚、充電が必要になると、キーを押した時にオレンジ色のバックライトが点滅するので、充電の目安となります。

・レーザーポインター
赤色のレーザーポインターが付いていますが、必要性は人によりけりです。
私は家で使うので必要ありませんでした。

また、レーザーが日本国内の安全基準に合格していないであろう事(PSEマークが無い)と、レーザーポインターボタンが誤操作しやすい横の位置にあるのが気になります。
実際、何度も誤操作してしまうので、隣に人が居た場合、目に当ててしまいそうな危うさがあります。
その為、養生テープを貼って仮封印していましたが、後で内部配線を外して完全に封印しました。(※後記を参照)


■配置比較、キーフォント、構造


今回の【KP-810-10A-B】 JP配列版
  

▼比較用【KP-810-10A】 US配列版



旧版【KP-810-10】のキー配置

・キー配置の違い
JP配列版とUS配列版の大きな違いは、『半角/全角』・『無変換』・『変換』キーの有無です。その影響で、JP配列版では右下側の『Fn』キーが1つ無くなっています。
また、JP配列版では『Window』キーと『Menu(or アプリケーション)』キーが上に移動しているのも特徴です。
あと、右側に『』・『』キーを配置した影響で『Tab』キーと『Cap』キーが右側に移動され、『F1~F12』キーの配置が左へ1キー分ズレています。
なので、空色の『F1~F12』キー表記が間違っています。(恐らくは、US配列版の外枠を使い回した事によるミスです。)

・その他キー
』キーでバックライトをON/OFF出来ます。
RF』キーは、USBレシーバーとの再接続の為の物で、長押しするとペアリングモードになり、左上の上から3番目にある青色LEDが点滅します。
Fn』キー+『半角/全角』・『Window』・『PrtSc』キーで、音量調整とミュートが出来ます。
Fn』キー+『Ins』・『Menu』・『Del』キーで、動画送りと動画の一時停止も出来ます。

・日本語フォント
キーに印刷されている日本語フォントは、ひらがなのサイズが均一でなかったり、漢字の「変換」、「英数」に中国語が混ざっていて「」、「」になっていたりします。
少し気にはなりますが、実際のキー入力と間違っている文字は無いので、問題はありません。

・使用感
動作を確認したOSは、WindowsXP/7/8です。
USBレシーバーを挿すだけで使えました。

まず、キーピッチが狭い為、親指でポチポチと押していくスタイルで使いますが、文字入力用のキーボードとして使うのは、中々大変です。
しかしながら、補助キーボードやリモコン、ゲームのコントローラーとしての用途なら便利に使えます。

押し応えは硬めで、キーボードを掴んだり上に手を置いた位の荷重では、キーが押される事は無いです。

キー配置は『Tab』キー『Cap』キーの位置にクセがあるのが気になりましたが、慣れた後は問題ありませんでした。
Fn』キー+『1~^』キーで『F1~F12』キーが動作しますが、US配列版と違って、『Fn』キーが左側だけになっているので、片側はやや押しにくいです。

私は、動画プレイヤーの設定でキーを割り当てた後、冒頭の写真の様にキーボードを縦に持って、リモコンスタイルで使っています。
ただし、キー数が多いのがメリットであり、デメリットです。
キーに色々な機能を割り振れる為、キー数に困る事は無いですが、キーピッチが狭いので、たまにミスタイプしてしまいます。

タッチパッドの感度は、それなりです。
イライラする事は無いですが、時々、指の追従性が悪い時があります。


■キーとバックライト


・照明直下

キー表面はツルツルで盛り上がった構造なので、光を反射して見難い位置があります。

・照明直下でバックライトON

バックライトは照明が当たっていると隙間の光が見える位です。

・暗くしてバックライトON

暗い所ではバックライトが活躍します。色はオレンジ色で優しい色合いですが、バックライトの拡散状態にムラがあるのが気になります。

文字部分は、樹脂の2色整形になっている様で、文字の裏のバックライトが透過しています。
2色整形になっている為か、約2年間使っているものの、文字が削れて消える兆候は無いです。
また、分解して分かりましたが、キーの裏枠はメッキ加工されていて、バックライトが反射しやすい様になっていました。(その割にムラがありますが・・・)

・基板のチップLED配置
ちなみに、基板のチップLED配置は以下の通り。

チップLEDが無い部分が右側にあるので、その部分が暗く見える様です。


◆不具合と分解修理


使って半年が経過した頃、PCとの接続が不安定になり、動かなくなる症状が頻発しました。対処方法として、キーボードの角を叩くと接続が戻るので、騙し騙し使っていたものの、次第に症状が悪化。
初期不良の交換期間は既に終わっており、販売も終了していた為、自力で修理する事にしました。

・分解と基板
分解は、裏側の見える位置にある6個のネジを外すだけで出来ました。

左側にあるのがレーザー出力装置。オレンジ色の基板が無線モジュール、右の銀色のパックが充電池です。
レーザー出力装置と電池は雑な固定で、ブチルゴムっぽい粘着性のある黒いゴムで貼り付けられているだけでした。
(キーボードを振ったり落としたりし過ぎると、固定が外れるかもしれません。)

・原因の判明と修理

さて、何処が問題なのかと基板を眺めていた所、何故か矢印のパーツ(水晶振動子)だけ、ホットメルト(ホットボンド)で固定される事に違和感を覚えました。
ホットメルトを射出する道具、グルーガンの先端を基板で拭いた様な跡も見られます。
「何だ?」と思ってホットメルトを除去してみると、不具合の原因が分かりました。


ハンダ付けが片足だけ取れています。。(@_@;)

どうやら、足が折れているのではなく、最初からちゃんとハンダ付けされていなかった様子。
これが原因で、使っている内にホットメルトが剥がれてきて、接触不良を起こした様です。
この確認で、( ゚д゚)ハッ!と、しました。

ハンダが取れていたので、ホットメルトで見せかけだけ接続して出荷した

という状況が脳裏に浮かんだからです。
分かりやすい中華クオリティに呆れつつ、ハンダを付け直した所、あっさりと復活。
一応、手持ちのホットメルトでパーツを再固定して、修理は完了しました。

ここまで露骨な『保証後に起きる約束された故障(中華タイマー)』の証拠を見るのは初めてでしたが、軽い問題だったのは幸いで、良い勉強になりました。

・その他変更、改良
ついでに中身を何点か変更。
まず、使わないレーザー出力装置を取り外しました。
代わりに白色LEDを取り付けてLEDライトにしようかとも思いましたが、誤操作の問題があるので見送りました。

次に、動作確認用青色LEDが眩しかったので、チップLEDの上に紙を貼って光を拡散させる処置をしました。

こちらがキー接点面の様子です。
チップLEDに紙を貼って、光を拡散する事にしました。


紙を貼った写真と、処置後のLEDの状態ですが、これだけでかなり眩しく無くなりました。

分解修理後は問題は起きず、購入から2年たった現在も便利に使えています。


◆まとめ


文字入力に使うのは大変ですが、アイデア次第では色々と使えるキーボードです。簡単操作のPCゲームなら、コントローラーとしても有用でした。
まあ、中華タイマーが仕込まれていたという問題はありましたが、解決したので良しとします。

しかし、JP配列版の再販が無いという事は、思ったよりも売れなかったのでしょうね・・・。
そこを何とか、スマホ・タブレット用にJP配列のBT版も販売して欲しいなと思う所です。

追記:2015年頃から別メーカーが類似品を出した事を確認しました。
主にタブレットやRaspberry Piなどで需要が出てきた様です。


※2016/03/16:最終更新


▼Amazonリンク



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私が所有している物とはメーカーやキー形状などが違いますが、同じ形の日本語キーボードの販売を確認しました。
Amazon.co.jp での取り扱い開始日は、2015/4/25とあります。



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BT版も発見。
こちらのAmazon.co.jp での取り扱い開始日は、2015/2/2でした。
無線版・BT版どちらも高めの評価が付いている様です。

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