『おま国』で酷かった『The Humble Weekly Sale:SEGA』の話

今週のThe Humble Weekly Sale(THWS)を紹介する前に、日本のPCゲーマーが「ぐぬぬ」となった先週のTHWSの話です。

先週はセガのソフトが対象となっていたTHWSだったのですが、日本(＆アジア一部地域)からだけ購入が出来ない様にリージョン制限がされていた、差別的なバンドル販売でした。(※以下画像参照)

→ Humble Weekly Sale : SEGA (pay what you want and help charity)

通称『おま国』(お前の国には売ってやんねーよ)状態だった訳ですが、これがバンドル販売初の『おま国』例となり、バンドル販売の語り場にもなっている2chのSteamスレが、数スレに渡って荒れる程の歴史的な事案となりました。

Humbleはチャリティーがバンドル販売名目の1つになっている為、『おま寄付』という言葉まで生まれたのですが、そのチャリティー対象の団体にも問題がありました。
チャリティー対象の団体に反捕鯨団体が含まれていたのです。(※下の画像は反捕鯨団体の説明をGoogle Chromeで機械翻訳したもの)


もしかすると、セガの海外法人の独断で反捕鯨団体を入れた可能性もありますが、世界からしたらセガ＝日本企業と見られる訳で、これはどうなのかと思います。
また、今までのバンドルでチャリティー対象に反捕鯨団体があったのは見た事が無かったので、セガがワザワザ入れたのか？という疑問も残りました。




VPNを使って海外IPからバンドルを覗いてみましたが、最終的に約16万バンドルが販売され、約942,000ドル(約9,420万円)の売り上げがあった様です。
Humbleのチャリティーに占める額は大きいので、何割のお金が反捕鯨団体に入るか気になります。


今回の件でセガのイメージが悪くなったのは言うまでも無いのですが、それよりも、今後のメインバンドルにセガのゲームが含まれていた場合、日本で購入した人だけセガのゲームが省かれたり、バンドル自体が買えない可能性があるのでは？と危惧しています。